セビージャFC
アイザック・ロメロは25/26シーズンに5ゴール4アシストを記録。ガルシア・プラサ監督の来季の構想に入っているものの、クラブは売却の必要性からオファーを聞く構え。現在市場価値は500万ユーロで、アコル・アダムス、キケ・サラス、ルベン・バルガスらとともに売却候補に挙がっている。アイザック本人は残留を希望しているが、魅力的なオファーなら協力する姿勢を示している (via Estadio Deportivo)。
センターバックの整理が急務となっており、フェデリコ・ガットーニ、ファビオ・カルドソ、タンギ・ニアンズ、マルコンの4人が構想外。ホセ・イグナシオ・ナバーロSDはすでにジョン・グリディ、フアン・イグレシアス、アルナ・サンガンテを獲得しているが、サラリーキャップの問題で登録できていない。ガットーニは1月にリバープレートからレンタル復帰後わずか9分の出場だが、2027年までの契約を盾に残留を主張。クラブは契約解除も辞さない構えだが、現在オファーはゼロの状態 (via Estadio Deportivo)。
ニール・モペイはレンタル終了でマルセイユへ復帰。アレクシス・サンチェスには1年延長をオファーしているが、経済状況と役割を受け入れるか不透明。アコル・アダムスはフラムやニューカッスルなどから関心があり、ペケもラシンが復帰を望むが400万ユーロを投資したため無償では出さない方針 (via ElDesmarque)。
キケ・サラスに対し、スパルタク・モスクワが移籍金1000万ユーロ、給与4倍のオファーを提示。しかしセビージャは売却の最低ラインを2000万ユーロに設定しており、拒否する方針 (via Estadio Deportivo)。
ルベン・バルガスはワールドカップのスイス代表として活躍中で、クラブは1500万ユーロ以下では売却しない方針。プレミアリーグから関心が寄せられている (via Estadio Deportivo)。
レアル・ベティス
ネルソン・デオッサのバスコ・ダ・ガマへの移籍が決定的に。移籍金は1000万ユーロ以上で、ベティスは昨夏モンテレイから獲得した際の投資額を回収する。リーベル・プレートは条件に届かず。デオッサはSNSで『楽しんでいて、幸せだ』と投稿している (via Estadio Deportivo)。
ミランデスやグラナダへレンタルされていたFWゴンサロ・ペティットに対し、スポルティング、バジャドリード、アルバセテがレンタルのオファーを提示。完全移籍で売却する場合はナシオナルに支払った450万ユーロ以上の利益が出る場合のみとなる (via Estadio Deportivo)。
アブデ・エザルズリに対し、ニューカッスルが再関心。ベティスは違約金の6000万ユーロを要求。アブデは現在、右膝内側側副靱帯の捻挫でフランスでリハビリ中であり、7月中旬のドイツでのプレシーズン合宿参加を目指している (via Estadio Deportivo)。
ジオヴァニ・ロ・チェルソに対しリーベル・プレートが関心を示しているが、ベティスは1500万ユーロを要求。ロ・チェルソ自身もアルゼンチン復帰には消極的で、ヨーロッパ滞在を希望している (via Estadio Deportivo)。
セルジ・アルティミラの去就について、ライプツィヒやスポルティングCP、ミランなどが関心。ベティスは2000万〜2500万ユーロを要求している (via Estadio Deportivo)。
ハロ&カタラン体制の移籍金投資に関して、25/26シーズンは6250万ユーロを投じ、同体制下で歴代2位の投資額を記録した (via Estadio Deportivo)。
ビジャレアルCF
アレイシ・ガルシアに対し、アトレティコ・マドリードとともに関心を示している (via Estadio Deportivo)。
過去の売却選手の将来の移籍による収入の可能性に注目。イバン・マルティン(30%保有)、ハビ・ゲラ(30%保有)、ティエルノ・バリー(10%保有)、カール・エッタ=エヨン(売却額に応じて20〜80%保有)らが移籍すれば、ビジャレアルに大きな利益がもたらされる (via SPORT)。
アトレティコ・マドリード
スポルティングCPのモルテン・ヒュルマンドを狙っているが、移籍金が4500万〜5000万ユーロと高額。ACミランのルベン・アモリム新監督も彼を欲しがっている。アトレティコはレバークーゼンのアレハンドロ・グリマルドの獲得交渉も進めており、ヒュルマンドが無理な場合の安価な代替案としてアレイシ・ガルシアをリストアップしている (via Estadio Deportivo)。
レアル・ソシエダ
シカゴ・ファイアーのベルギー人FWウーゴ・カイパースに関心。今季12試合13ゴールを記録。契約は2026年末までだが延長オプションがある。現在、オヤルサバルとオスカルソンがおり、Bチームからゴルカ・カレーラも昇格するため、純粋なセンターフォワードよりもサイドもできるFWを探している (via Estadio Deportivo)。
バレンシアCF
ハビ・ゲラへのバルセロナの関心に対し、バレンシアは売却を想定せず違約金を要求している。もし売却すればビジャレアルに30%の権利金が渡る (via SPORT)。
フィオレンティーナからレンタル中だったルーカス・ベルトランは、完全移籍の買取金額をバレンシアが払えず退団。膝の負傷の影響もあり、リーベル・プレートへのレンタル移籍で合意した (via ElDesmarque)。
ジャウメ・ドメネクは引退から1年後、バレンシアCFのレジェンドチームの試合に出場。現在はFIFAエージェントを務めている。ストール・ディミトリエフスキの契約延長を称賛し、ギド・ロドリゲスについては『チームにヒエラルキーと即戦力をもたらした良い選手だが、クラブの財政枠内で留めるべきだ』と語った (via ElDesmarque)。
アスレティック・クラブ
ベニャト・ゲレナバレナがカステリョンへのレンタルから復帰し、エディン・テルジッチ新監督の下でプレシーズンに参加。テルジッチ監督とも既に会話し『すべてを出し切れ』と激励された (via Estadio Deportivo)。
ウナイ・シモンとニコ・ウィリアムズが、スペイン代表としてワールドカップでプレーすれば、テルモ・サラの持つアスレティック・クラブの選手としてのW杯最多出場記録に並ぶ (via Mundo Deportivo)。
デポルティボ・ラ・コルーニャ
デ・フラーフスハップから21歳のオランダ人MFテウン・ハイセルハルトを獲得し、2030年までの契約を締結。『スペインのサッカーはデュエル勝利やボール奪取といった自分の特徴に合っている』と意気込みを語った (via Mundo Deportivo)。
ネルソン・デオッサ(ベティス)に一時関心を示していた (via Estadio Deportivo)。
Bチームであるデポルティボ・ファブリルの補強に向け、フェルナンド・ソリアーノSDがセンターバック2人とピボーテ1人の補強、およびジュスティーノ・バルボサのアタッカー陣への合流を計画している (via SPORT)。
RCDエスパニョール
モンチSDのもと、ビジャレアルへ移籍したカルロス・ロメロの穴埋めとなる左サイドバックの補強を模索。クィリンシー・ハートマン(バーンリー)が有力候補であり、他にディエゴ・リコ、アンヘリーニョ、アレックス・モレノ、アルナウ・マルティネス、ラファ・オブラドールなどがリストアップされている (via Mundo Deportivo)。
マラガCF
UDアルメリアとのプレーオフ決勝第2戦で1-2(合計1-2)で勝利し、8年ぶりに1部(LALIGA EA SPORTS)昇格を達成。チュペとダビド・ラルビアが得点。フアン・フランシスコ・フネス監督の元、14人のカンテラ出身選手が躍動した (via SPORT)。
UDアルメリア
マラガとのプレーオフ決勝に敗れ、1部昇格を逃す。ルビ監督は『キャリアで最も辛い日』と落胆のコメントを残した。試合終了後の乱闘でタリョスが退場となり、来季開幕から4〜12試合の出場停止処分を受ける可能性がある (via Mundo Deportivo)。
セルタ・デ・ビーゴ
Bチームのセルタ・フォルトゥナがポンフェラディーナを4-1で下し、クラブ史上初のセグンダ(2部)昇格を達成。フレディ・アルバレス監督の元、ウーゴ・ゴンサレスの2得点、ソムア、カプデビラのゴールで勝利を飾った (via Estadio Deportivo)。
CDレガネス
エンリク・フランケサが2028年まで契約を延長。インタビューで『レガネスは自分の家であり、安定を見つけた』と語っている (via SPORT)。
スポルティング・ヒホン
26/27シーズンに向けたスカッドは現在21名。アラナ、ホルヘ・サエンス、グラルテを獲得済みだが、サイドバック2名、左利きのセンターバック、ピボーテ、ウイング、ストライカーの計6名の補強を急務に設定。ラルカモン新監督の元で昇格を目指す (via SPORT)。
CDカステリョン
2部昇格により、26/27シーズンのアウェイ移動距離が約28,940kmとなり、前年より大幅に増加。ラス・パルマス、テネリフェ、マジョルカ、セウタなど海を越える長距離移動が多く、過酷な日程が待ち受ける (via SPORT)。
ラシン・サンタンデール
19歳のDFホルヘ・サリナスのバルセロナ移籍が濃厚。センターバックから左サイドバックにコンバートされ活躍しており、デュエルに強い近代的なディフェンダーとして期待されている (via SPORT)。
レアル・サラゴサ
プリメーラRFEF(3部)への降格が確定。サバデルとセルタ・フォルトゥナが2部に昇格したため、来季は3部で戦う。サバデルの2部昇格に伴い、獲得を狙っていたGKディエゴ・フオリの違約金が80万ユーロに上がり、契約も2028年まで延長されたため獲得は困難になった (via SPORT)。
CEサバデル
サモラに4-0で大勝し、セグンダ昇格を達成。GKディエゴ・フオリが市庁舎のバルコニーで喜びを爆発させ、ペドロ・サンチェス首相への暴言を吐いたことが大きな話題となっている (via SPORT)。
UDラス・パルマス
1170万ユーロというリーグ5位のサラリーキャップを持ち、冬に大型補強を敢行するも昇格を逃した。今季のカンテラからのデビューはイバン・メディナのみであり、今後はアカデミーモデルの模索へ舵を切る (via SPORT)。
【本日の総括】
移籍市場の本格化と並行して、各カテゴリーで来季に向けた激しい動きが目立つ1日となりました。1部ではベティスの中盤の刷新や、セビージャの構想外選手の整理など、スカッドの大幅な血の入れ替えが進行中です。また、プレーオフではマラガが劇的な勝利で8年ぶりの1部復帰を果たし、セルタBチームやサバデルが2部昇格を決めるなど、歓喜と悲哀が交錯。一方でサラゴサの3部降格が確定するなど、スペインフットボール界全体で新シーズンに向けた勢力図が大きく塗り替えられようとしています。各クラブの財政状況を背景とした、連帯貢献金や違約金を巡るシビアな駆け引きからも目が離せません。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
セビージャのCB整理やアスレティック・クラブのゲレナバレナ復帰など、各クラブが来季の戦術的基盤を固めるべく動いています。特に注目すべきは、マラガの昇格に見られるカンテラ出身者の活用と、戦術的柔軟性を求めるソシエダのFW補強の動きです。単なる選手入れ替えではなく、監督の構想に合致したピースをどう配置し、プレシーズンでいかにチームの距離感を最適化できるか。この夏の準備期間における配置の最適化が、シーズン序盤の噛み合わせを左右することになるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
マラガの8年ぶり昇格という歓喜の裏で、アルメリアやラス・パルマスが抱える昇格失敗の重圧は、クラブ経営の難しさを浮き彫りにしています。特にラス・パルマスがアカデミーモデルへの回帰を模索する動きは、投資と成果のバランスに苦悩するクラブの現在地を象徴しています。フロントには、目先の補強だけでなく、クラブのアイデンティティをどう再構築し、サポーターの期待と現実的な財政状況をどう調和させるかという、長期的な視点での舵取りが求められています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
移籍市場では、違約金や連帯貢献金を巡るシビアな駆け引きが目立ちます。セビージャのサラリーキャップ問題や、ベティスの投資回収戦略に見られるように、各クラブは編成の柔軟性を確保するために放出と契約延長を並行して進めています。特に若手選手の売却益を再投資に回すモデルは定着しており、契約年数や保有権の割合を精査することが、クラブの編成バランスを理解する鍵となります。噂に惑わされず、契約の整合性から現実的な補強の可能性を見極める必要があります。