ファン・ル・サンチェスがボーンマスへ完全移籍!1100万ユーロ超の大型取引でカンテラの至宝がプレミア挑戦
セビージャは、カンテラ育ちの右サイドの万能プレーヤー、ファン・ル・サンチェスがプレミアリーグのボーンマスへ完全移籍することを発表しました。契約は2030年6月30日までの4年間です。今回の取引は固定移籍金1100万ユーロに加え、ボーンマスの欧州カップ戦出場とファン・ル自身が今シーズンの公式戦の50%以上に出場するという条件を満たせば、さらに200万ユーロの変動ボーナスが支払われる形になっており、最大で1200万ユーロに達します。また、セビージャは将来ファン・ルが他クラブに売却された際の10%の売却益を受け取る権利を確保しました。彼がカンテラ出身であるため、この移籍金はそのまま全額クラブの純利益となり、財政改善に大きく貢献します。右サイドバックには、新加入のファン・イグレシアスがポリバレントな役割を担い、ホセ・アンヘル・カルモナも残留するため、セビージャのフロントは今回の放出を、控えスタートが予想された選手から多額の資金を得た大成功の取引と評価しています。
ファン・ルは自身のSNSを通じて、セビージャへの愛情に満ちた別れを次のように語りました。
『実現するずっと前から始まる夢があります。私の夢は子供の頃、セビージャを応援し、いつの日か誇りを持ってそのユニフォームを着ることを夢見ることから始まりました。数年後、プロとしてそれを守る特権を得るとは想像もしていませんでした。2015年に12歳でカンテラに入って以来、このクラブは私の家でした。ここで選手としても人間としても成長し、ファーストチームでデビューを果たし、一生忘れない夜を過ごし、子供の頃から憧れていた選手たちとロッカールームを共にしました。セビージャのおかげでスペイン代表の全カテゴリーでプレーする機会を得られ、もう一つの夢であるオリンピックでの金メダル獲得も果たすことができました。この瞬間が来るとは想像もしていませんでした。セビージャのファンとして誰もがずっと残り続けることを夢見ますが、サッカーは流動的であり、一緒に検討した結果、クラブも私も新しい章を始める時が来たと信じています。セビージャへのサヨナラではなく、一生記憶に残る一時代の終わりです。何年もの間、私を支えてくれたすべての監督、チームメイト、クラブのスタッフ、 tenderly そして何よりもファンに感謝しています。セビージャの選手であったことだけでなく、これからもずっとセビージャのファンであり続けることを誇りに思います。永遠に感謝しています。』
この感動的なメッセージに、かつてのカンテラの同僚でありレバンテに所属する Carlos Alvarez も『君は偉大だ』とエールを送り、カルモナなど多くのチームメイトから温かい反応が寄せられています。(via Estadio Deportivo)
ジブリル・ソウのジェノア移籍が正式決定!給与減額で下がっていた解除金400万ユーロでイタリアへ
セビージャはファン・ル・サンチェスの放出に続き、同じ日にスイス代表MFジブリル・ソウがイタリア・セリエAのジェノアへ完全移籍することを発表しました。2023年夏にアイントラハト・フランクフルトから加入したソウは、セビージャで3シーズンにわたり公式戦100試合に出場し、8ゴール13アシストを記録しました。中盤のバランスを整え、多様な役割をこなす労働者として貢献し、スイス代表としても2026年ワールドカップで準々決勝に進出するなど中心的な役割を果たしました。
今回の移籍においてジェノアがセビージャに支払うのは、ソウの契約解除金に設定されていた400万ユーロです。この解除金は、昨夏にクラブの壊滅的な財政難を救うため、ソウが自ら給与の減額と支払いの延期に合意したことへの報酬として半額に引き下げられていたものでした。結果としてジェノアは、市場価値750万ユーロのソウを割安で獲得することに成功しました。セビージャにとっては安値での売却となりましたが、今回の放出により、かつてチャンピオンズリーグに出場していた時期に設定されたチーム内最高クラスの高額な給料負担を削減することに成功。これによりサラリーキャップの大幅な削減が実現し、新加入選手の登録や今後の市場で動かせる資金が確保できるようになります。ソウの後釜として、クラブはジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュビリの獲得を画策しており、スポルティングCPが抵抗を見せる中で交渉を加速させています。(via Estadio Deportivo)
22歳のカンテラ守護神アルベルト・フローレスがグラナダに完全移籍!将来の売却権4割をセビージャが保持
セビージャの生え抜きGKアルベルト・フローレス(22歳)が、セグンダ(2部)のグラナダCFへ完全移籍することで基本合意に達しました。フローレスは12歳の時にセビージャのユースチームに入団してから14年間、クラブの各カテゴリーでプレーし、セビージャ・アトレティコ(Bチーム)でも主軸を担ってきました。トップチームではキケ・サンチェス・フローレス監督時代に23/24シーズンのコパ・デル・レイのヘタフェ戦で1試合出場し、1-3の勝利に貢献した経験を持っていますが、新シーズンに向けギリシャ代表GKオディッセアス・ヴラホディモスや若き有望株フラン・ゴンサレスの加入により、ファーストチームでの出場機会が閉ざされていました。
今回の移籍は、グラナダへの移籍金なし(フリー)で行われますが、グラナダの1部昇格など団体成績に応じたインセンティブ契約と、将来フローレスが別のクラブに移籍した際にセビージャがその売却益の40%を受け取るという非常に手厚い条件が含まれています。フローレスは『最初の日のような情熱を持って臨む』とコメントを残しており、新シーズンはパチェタ監督率いるグラナダで、ルカ・ジダンの退団に備えるラウル・リソアインと激しい正守護神争いを繰り広げることになります。4年契約でのサインが目前に迫っており、メディカルチェックを通過次第、速やかにチームに合流する予定です。(via Estadio Deportivo)
移籍担当ディレクターのナバロが進める約30件の歴史的スクラップ&ビルドと来週の重要局面
セビージャの補強担当に就任したホセ・イグナシオ・ナバロが率いる、初めての夏の移籍市場は、かつてのレジェンドであるモンチが伝説を作った13/14シーズンや19/20シーズンに匹敵する、歴史的な大刷新となっています。ナバロはこの夏、加入と放出を合わせて約30件ものオペレーションを完了させる見込みです。現時点で、オディッセアス、フラン・ゴンサレス、ファン・イグレシアス、アルナ・サンガンテ、フリオ・ディアス、ジョン・グリディの6名の加入を完了。一方でニラン、ファン・ル、タンギ・ニアズ、ネマニャ・グデリ、セサル・アスピリクエタ、ヤヌザイ、アレクシス・サンチェス、アコル・アダムス、ラファ・ミルなど9名の放出も完了させました。さらに今後、ピボーテ、ミッドフィールダー、ウイング、そしてフォワード2名を含む少なくとも5名の新戦力を迎え入れる計画で、ジョアン・ジョルダン、フェデ・ガットーニ、ファビオ・カルドーゾ、アドリア・ペドロサ、チデラ・エジュケらの放出を急いでいます。
特に、ニアズが最終年の給与の70%に相当する550万ユーロを放棄し、ラファ・ミルも200万ユーロ以上の高給をカットして退団するなど、サラリー削減による健全化は顕著です。来週は新シーズンに向けた極めて重要な1週間となり、ルイス・ガルシア・プラサ監督はラージョとの開幕戦に向けて新戦力を早く合流させるようフロントに強く求めています。計画通りに物事が進めば、開幕戦でガルシア・プラサ監督はほぼ完成された理想のスカッドを手に入れることができます。(via ElDesmarque)
新9番の最右翼ロビー・ウーア獲得へ最初の公式オファー!スウェーデンで大爆発中のカレドニアのハーランド
セビージャが今夏の移籍市場における最大かつ最優先のミッションとして位置付けるストライカー(9番)の補強。その最有力ターゲットとして、スウェーデンのシリウスに所属する22歳のスコットランド人FWロビー・ウーアの獲得に向けた具体的な交渉が進行中であり、すでに最初の公式オファーを提示しました。ウーアはスウェーデンリーグで15試合15ゴールという脅威的な得点力を誇っており、直近のミャルビー戦でも4ゴールを決めて自身の価値を証明したばかりです。シリウス側は900万〜1000万ユーロを求めていますが、セビージャはかつて Fede Vinas に提示した800万ユーロと同規模のオファーで交渉をまとめて引き抜く狙いを持っています。
ウーア本人は、5大リーグへのステップアップを強く切望しており、セビージャのプロジェクトに非常に前向きです。ウーアは取材に対し、次のように野心を語りました。
『私の野望の一つは、ヨーロッパの5大リーグでプレーすることです。若い時に良いリーグで良いプレーをしていれば、強豪クラブやリーグから関心を持たれるのはごく普通のことです。特に直近の試合で4ゴールを記録したことで、注目がより一層高まると思います。挑戦は本当に興味深く、自分にとって正しい選択だと思いますが、市場は長いため、状況が変わるまでは現在のクラブのために全力を尽くして貢献します。』
現地スウェーデンのジャーナリスト、フレドリック・デ・ロン氏も彼を大絶賛しており、
『まるで機関車のように突進し、相手のディフェンダーをあっさりと跳ね除ける姿は、まるでノルウェーの怪物ハーランドのようだ。ウーアは並外れた才能を持っており、すべてのクオリティを兼ね備えている。いつか間違いなく世界のトップに立つだろう。』
とコメントし、サポーターの期待を大きく煽っています。(via MARCA)
アレックス・コスタを巡る移籍の膠着状態!500万ユーロの買い取りオプション設定で2部クラブとの交渉破談
昨夏、ポンフェラディーナから移籍金を支払ってセビージャB(セビージャ・アトレティコ)の得点源として加入したストライカー、アレックス・コスタの進退が不透明となっています。Bチームが4部のセグンダRFEFへ降格したことを受け、コスタはカテゴリを下げてのプレーを望まず、移籍を強く希望。過去にはバルセロナBからの好条件のオファーを断ってセビージャに加入した経緯もあり、トップチームでは練習参加や4試合のベンチ入りを果たしたものの、出場機会は得られませんでした。
現在、Primera RFEF(3部)の複数のクラブから打診があるものの、経済面やプロジェクトの魅力に欠けるため保留となっています。コスタ本人はセグンダ(2部)へのステップアップを熱望しており、実際に2部クラブから具体的なレンタル移籍の正式オファーが届きましたが、セビージャ側が500万ユーロという非常に高額な買い取りオプションを条件として要求したため、相手クラブが交渉を断念し、移籍は破談となりました。セビージャ側は彼の契約が残っており、昇格のために引き留めたい意向もありますが、選手側は納得のいくオファーを待っています。現在はディエゴ・ガリアーノ監督のもと、プレシーズンのテストマッチに帯同して調整を続けています。(via Estadio Deportivo)
キケ・サラスが伝統の背番号16を引き継ぐ有力候補に!新シーズンのキャプテン就任も決定
ルイス・ガルシア・プラサ監督はインタビューで、新シーズンの主将グループとして、ガブリエル・スアソとキケ・サラスを新キャプテンに指名したことを明らかにしました。セビージャ復帰後にマルカンを加え、最終的なキャプテン陣が固まる見込みです。プレシーズンでは新加入のファン・イグレシアスやオディッセアス・ヴラホディモスらも腕章を巻きましたが、地元セビージャの魂を受け継ぐDFキケ・サラスが今季の重要なリーダーとなることは間違いありません。サラス自身、
『キャプテンマークを巻くことは本当に特別なこと。自分の番が回ってきたときは誇りを持ってこれを着け、いつものようにこのユニフォームのためにすべてを捧げる』
と語り、覚悟を示しています。
さらにファン・ル・サンチェスの移籍に伴い、クラブで最も神聖とされる背番号「16」が空き番号となり、カンテラ出身のキケ・サラスがその継承者に急浮上しています。この背番号「16」は、2007年に亡くなったアントニオ・プエルタの魂が宿る番号であり、ラ・リーガのルール上永久欠番にできないため、セビージャではカンテラ育ちの選手が伝統を繋ぐという鉄則があります。歴代でもディエゴ・カペルやホセ・カンパーニャ、アルベルト・モレノ、そしてヘスス・ナバスらが受け継いできた誇り高い番号であり、イサック・ロメロやホセ・アンヘル・カルモナといった他のカンテラ出身者と並び、キケ・サラスがこの栄誉ある番号を背負うことが最有力視されています。(via ElDesmarque)
クラブ売却交渉がプロフェッショナルな国際舞台へ!ゴールドマン・サックスに独占権を付与し、不誠実なRMGは排除
混迷を極めるセビージャのクラブ売却および財務立て直しプロセスに、劇的な変化が起きています。大株主たちは、株式の85%の売却に関する交渉の独占権を、クラブの筆頭債権者でもある米国の巨大投資銀行ゴールドマン・サックスに付与しました。これにより交渉の舞台はセビージャ現地からニューヨークへと完全に移り、地方の憶測やメディアの雑音から切り離されたプロの手による国際取引へと移行しました。
一方で、これまで買収相手として頻繁に報じられていた投資ファンド「リバーサイド・マネジメント・グループ(RMG)」は完全に交渉から排除されました。RMGは1年半にわたって大株主たちと3回の会合を持ちながらも具体的なオファーを一度も提示せず、ウルトラスの元幹部であり現在は閉鎖された商業エリアのレストランオーナーにすぎない人物を現地代理人に任命して、その店舗で交渉を行うなどの不誠実な行動により、クラブとLaLiga双方からの信用を完全に失いました。
また、以前セルヒオ・ラモスとFive Eleven Capitalのグループが交渉終盤に突然35%の減額要求を突きつけて失踪した事態を受け、大株主は交渉前に2000万ユーロの保証金を預け入れる新条件を提示。この保証金は、交渉中に不当な減額を求めた場合に没収されるルールとなっており、これを聞いたRMGは交渉の場から逃亡しました。ゴールドマン・サックスは2026年12月までの売却を完了させる方針で、売却後に名門復活のための最低8000万ユーロ以上の増資を義務付ける強固な買収者を欧米市場で模索しています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ファン・ル・サンチェスとジブリル・ソウという2人の実力者の売却により、多額の資金回収とサラリーキャップの削減に成功したセビージャ。歴史的な大刷新を進めるナバロGMのもと、スウェーデンで無双中の怪物ロビー・ウーアの獲得交渉や、ゴールドマン・サックス主導によるプロフェッショナルなクラブ売却計画など、チームが新たな未来へ向けて力強く舵を切るエキサイティングな1日となりました。