バレンシアCF
バレンシアCFに所属する日本人MF佐藤龍之介の置かれた状況が急激に厳しさを増している。カルロス・コルベラン前監督が退任してから50日間、佐藤龍之介は公式戦で1分もプレー機会を与えられていない。監督交代劇の中で、暫定指揮を執ったオスカル・サンチェスは他の下部組織出身選手を優先して起用。続いて就任したハビエル・アギーレ監督に対しても、佐藤龍之介は日本代表の集中合宿から早期復帰してアピールを試みたものの、いまだに出場機会を得られていない。
最新の日本代表メンバーからも落選し、出番のないクラブでの苦境が代表キャリアにも直結している。今週末のレアル・マドリード戦での起用は極めて絶望的と見られており、メスタリャで行われるコパ・デル・レイのUEタベルネス戦が生き残りをかけた数少ないアピールの場となる。しかし、スポーツディレクターのブラウリオ・バスケス率いる強化部は、評価額400万ユーロと見積もられる潜在的資産をベンチに置いたまま留める余裕はなく、来年1月の移籍市場での退団や期限付き移籍を本格的に検討し始めている。なお、同試合ではマケドニア代表に招集されたGKストーレ・ディミトリエフスキをはじめ、アリウ・ディエン、ムクタル・ディアカビも代表活動により欠場することが決定している。(via ElDesmarque)
バレンシアCF
ハビエル・アギーレ監督の就任以降、バレンシアの守備構造は劇的な改善を見せている。失点削減を最優先に掲げる指揮官の下、チームは直近の4試合でわずか4失点に抑え、ストレ・ディミトリエフスキが2試合でクリーンシートを達成。1試合平均の失点数を「1.0」まで大幅に減少させた。
これは、カルロス・コルベラン前監督時代の開幕5試合で10失点(1試合平均2.0失点)を喫し失点率が高騰していた時期と比較して半減となる数値である。攻撃陣の決定力不足という課題は依然として残るものの、アギーレ流の堅守速攻スタイルがチームに定着しつつあり、降格圏からの脱出に向けた強固な基盤が構築されつつある。(via MARCA)
