中盤の逸材マヌエル・アンヘルがフルハムへ完全移籍

移籍市場の最終日に、レアル・マドリードはミッドフィルダーのマヌエル・アンヘル(22歳)がプレミアリーグのフルハムへ完全移籍することを発表しました。移籍金は約400万ユーロで、レアル・マドリードは将来の売却時に備えて50%の権利を保持します。契約期間は2029年6月までの3シーズンで、さらに1年間の延長オプションが付帯しています。交渉の初期段階や一部メディアでは、移籍金600万ユーロや権利の70%売却といった条件も取り沙汰されていましたが、最終的には400万ユーロおよび50%の権利保有で決着しました。

マヌエル・アンヘルは、今夏フルハムの監督に就任したアルバロ・アルベロアのプロジェクトに加わることになります。フルハムにはすでに今夏、レアル・マドリードからゴンサロ・ガルシア(移籍金4000万ユーロ)とセサル・パラシオス(移籍金1000万ユーロ)が移籍しており、マヌエル・アンヘルは今夏にレアル・マドリードからフルハムに渡った3人目のカンテラーノとなりました。

移籍決定に際し、マヌエル・アンヘルは喜びをこのように熱く語っています。

『ロンドン最古のクラブであり、これほど伝説的なフルハムというクラブに加入できたことは、本当に信じられないほどの気持ちです。そして、すべてのサッカー選手がキャリアの中で一度はプレーを夢見るプレミアリーグという舞台で戦えることを楽しみにしています』

マヌエル・アンヘルは2018年にセビージャの下部組織から14歳でレアル・マドリードの「ラ・ファブリカ」に加入しました。その後、順調にステップアップを遂げ、ユース時代にはキャプテンとしてチームを牽引し、アルベロア監督から絶大な信頼を寄せられるリーダーとなりました。昨シーズンはコパ・デル・レイのアルバセテ戦(この試合でチームはコパ敗退)でトップチームデビューを果たし、ラ・リーガの数試合や、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のマンチェスター・シティ戦など、トップチームで通算7試合に出場しました。

今夏のプレシーズンではジョゼ・モウリーニョ監督のもとで出場機会がなく、カスティージャ(Bチーム)の構想からも外されるなど非常に厳しい時期を過ごしていましたが、最終日にプレミアリーグへの移籍という形で苦境を乗り越えました。

なお、アルベロア監督は当初、レアル・マドリードの若手有望株であるティアゴ・ピタルチの獲得を望んでいました。しかし、モウリーニョ監督がピタルチのポテンシャルを高く評価し、レアル・マドリードに残留して今季のチームで役割を担うべきだとアドバイスしたため、クラブが放出交渉を拒否。これによりフルハムはピタルチの獲得を断念し、かつてアルベロア監督が信頼を置いていたマヌエル・アンヘルの獲得へと舵を切った経緯があります。

ちなみにフルハムは、移籍市場の最終盤にアイントラハト・フランクフルトからスウェーデン代表MFウーゴ・ラーションを、特定の条件達成で義務となる買取オプション付きのレンタル移籍で獲得したことも併せて発表しています。(via Mundo Deportivo, Estadio Deportivo, MARCA, SPORT)

ロドリゴが右膝の重傷からついにピッチ復帰へ!バルデベバスでランニングを再開

レアル・マドリードのブラジル代表アタッカー、ロドリゴ・ゴエスに非常に喜ばしい進展がありました。膝の大怪我から回復に向けて大きな一歩を踏み出し、リハビリの一環として初めて練習場「シウダ・デポルティバ・バルデベバス」の芝生の上に立ち、軽いジョギング(トロット)を開始しました。

ロドリゴは自身のSNSで、回復担当スタッフらとともにピッチを走る写真や動画を公開し、次のようにコメントしています。

『またグラウンドを走れるなんて本当に素晴らしい感覚です!ここからも全力で進み続けます!』

ロドリゴは2026年3月3日に行われたラ・リーガ第27節のヘタフェ戦(サンティアゴ・ベルナベウ)で、途中出場からピッチに入ってわずか数分後に右膝の前十字靭帯および外側半月板を断裂するという大怪我を負いました。その激しい痛みにもかかわらず、試合終了のホイッスルまでプレーを続けたものの、試合後の精密検査で最悪の診断結果が確認されました。その後、3月10日に高名なマヌエル・レイエス医師の執刀のもとで手術を受け、それ以来、長く過酷なリハビリを続けてきました。

負傷から6ヶ月が経過し、これまではジムでの地道な筋力トレーニングを繰り返してきましたが、ついにピッチでのランニングメニューに移行することができました。復帰までにはまだ数ヶ月が必要となる見込みですが、現在の目標は2026/2027シーズンの終盤戦に向けて、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームの戦力としてピッチに完全復帰することです。(via Mundo Deportivo)