右サイドバックの補強動向

🦇 バレンシアCFは数ヶ月間にわたり、現在のスカッドの大きな問題の一つを解決すべく右サイドバックの市場を綿密に調査し、複数選手に接触を図っている。現在、チームを率いるカルロス・コルベラン監督が起用できる右サイドバックはフルキエのみとなっているが、彼は契約最終年を迎えているうえに負傷中であり、チームは大きな不安を抱えている。そのため、経験の浅い選手よりも経験豊富なベテラン選手の獲得が優先されている。

🇧🇪 補強の第一候補は、6月30日でフリーエージェントとなるベルギー代表のトーマス・ムニエだ。現在ワールドカップに参戦中のため、移籍交渉は市場の終盤までもつれ込む可能性があるが、クラブと選手の間では以前から経済的な基本合意に達しており、少しずつ歩み寄りが続いている。現在交渉の焦点となっているのは契約年数であり、ベテランの彼に対してバレンシアは長期契約を結ぶつもりも経済的余裕もない状況だ。それでも、ムニエ自身はバレンシア加入を前向きに捉えており、ラ・リーガの他クラブからのオファーを一時的に除外し、バレンシアとの合意に集中している。

🗣 かつてムニエをアタッカーから右サイドバックへとコンバートした恩師であるフアン・カルロス・ガリード監督も、この移籍に太鼓判を押している。

『バレンシアにとって彼はトップレベルの選手であり、右サイドバックとして素晴らしい能力を持っている。彼が加入するのは大正解だと思う。あのポジションでチームのレベルを大きく引き上げてくれるだろう』

🇪🇸 一方で、クラブはスポルティングCPに所属する21歳のU-23スペイン代表、イバン・フレスネダのレンタル獲得も打診していた。バレンシアは2024年12月、ティエリが負傷離脱した際にも彼に出番を与える形でレンタルを試みた過去がある。フレスネダの年俸は総額120万ユーロ(手取り60万ユーロ)とバレンシアの基準内に収まるが、彼の契約は2028年まで残っており、契約解除金は8000万ユーロに設定されている。フレスネダ本人はスポルティングとの契約を延長し、来シーズンもチャンピオンズリーグでプレーすることでスペイン代表へのステップアップを狙っている。そのため、バレンシアのオファーにはなびかず、肯定的な返答は得られなかった。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 また、クラブの補強リストにはアストン・ヴィラのアンドレス・ガルシアの名前も赤字で記されている。選手本人とはすでに接触しているものの、所属クラブへの正式なオファーを提示する決定的な一歩はまだ踏み出していない状況だ。(via SPORT / ElDesmarque)