監督交代劇と新体制の始動

セグンダ(2部)降格という厳しい現実を受け、ジローナは今夏の最重要課題であったミチェル監督の後任人事を事実上決着させました。新たな指揮官としてキケ・アルバレスの就任が確実となっており、正式な発表を待つのみの状況です。今後は1部復帰を目指す新チームのスカッド編成に焦点が移ります。キケ・アルバレスはここ数シーズンにわたってジローナのBチームを率いてきた実績があり、内部事情を完璧に把握している強みがあります。まずは現在のスカッドの顔ぶれを評価し、自身のプレースタイルやプロジェクトに合致する選手を見極める作業に着手します。(via Mundo Deportivo)

アゼディン・ウナヒの去就とセルタの動向

ジローナの降格により、モロッコ代表MFアゼディン・ウナヒの契約解除金が魅力的な設定となっていることが他クラブの関心を集めています。特にセルタが強い関心を寄せており、現在ガラタサライから1500万ユーロのオファー(セルタ側は2000万ユーロ以上を要求して拒否)を受けているイライクス・モリバが退団した場合の代役として、ウナヒの獲得に動く準備を進めています。ただし、セルタのスポーツディレクターであるマルコ・ガルセスは、モリバの売却が完全に決着するまではウナヒへの正式なアプローチを行わない方針を固めています。(via ElDesmarque)

契約満了が迫る重鎮2選手の未来

クラブは今後8日間以内に、ロッカールームで最も経験豊富なクリスティアン・ストゥアーニとダビド・ロペスの2選手の去就について決断を下さなければなりません。両者ともに契約満了が迫っていますが、残留の可能性は開かれているものの、それぞれ事情が異なります。

間もなく40歳を迎えるストゥアーニのケースは特にデリケートです。昨季終盤でも証明された通り、最も困難な状況で結果を出す勝負強さや、ピッチ内外での絶大な影響力とリーダーシップは健在です。クラブは、すでに歴史の一部となっている彼との関係を延長するかどうかを慎重に判断します。

一方のダビド・ロペスは、セグンダという過酷な環境でも高く評価される経験と統率力をもたらすために加入した選手です。彼の将来はスポーツ部門と新コーチングスタッフの合同協議によって決定されますが、契約延長が実現する場合、大幅な年俸の減額を受け入れることが絶対条件となります。(via Mundo Deportivo)

来季構想外となった4選手の退団

降格に伴う新体制への移行において、数名の主力選手の別れが明確になっています。GKのフアン・カルロスとルベン・ブランコ、DFのデイレイ・ブリント、そしてアクセル・ヴィツェルの4選手は、来季のジローナではプレーしません。この4名の退団により、チームは様々なポジションの再構築を余儀なくされることになり、これからの新たなサイクルの始まりを象徴する動きとなっています。(via Mundo Deportivo)

新シーズンのスカッド編成とカンテラの抜擢

クラブの基本方針として、現在の主力選手のコアな部分は維持する意向を持っていますが、移籍市場の動向や選手の売却状況によっては、いかなる計画も変更される可能性があります。

これと並行して、カンテラ(下部組織)の選手たちにも特別な注目が集まっています。新監督のキケ・アルバレスは直近までBチームを指導していたため、若手選手たちの能力を熟知しています。ジローナBで傑出したパフォーマンスを見せた選手たちには、トップチームのプレシーズンに参加し、新指揮官に実力をアピールして定着を勝ち取る大きなチャンスが与えられることになります。(via Mundo Deportivo)

元アシスタントコーチの快挙

過去にエウセビオ・サクリスタン監督の右腕として、レアル・ソシエダやジローナでアシスタントコーチを務めた経験を持つフアン・カルロス・アンドレスが、大きな快挙を成し遂げました。彼は今季マラガのコーチングスタッフに加わり、フアンフラン・フネス監督のアシスタントとしてチームを支え、見事にプリメーラ(1部)昇格を勝ち取っています。(via SPORT)

【本日の総括】

セグンダ降格という試練の中、キケ・アルバレス新監督の就任が確実となり、1部復帰に向けた再建が本格化しています。ウナヒの引き抜き疑惑や重鎮ストゥアーニ、ダビド・ロペスの去就、そして4選手の退団決定など戦力の大幅な入れ替えが予想される一方、Bチームを知り尽くす新指揮官の下でカンテラの若手たちに大きな期待が寄せられる夏となりそうです。