右サイドバックの緊急事態とミケルブレンシスとの交渉再開

🏥 金曜日の朝の練習でルボ・イランソが強い打撲を受け、負傷退場するアクシデントが発生した。コンラド・バジェの情報によると、重傷ではなくイギリスのバーミンガムでのトレーニングキャンプには帯同できる見込みだが、目先のカステリョン戦は欠場が濃厚となっている。

🚑 バレンシアは現在、右サイドバックが深刻な人員不足に陥っている。ティエリ・レンダル(コレイア)の契約満了による退団、レンツォ・サラビアの退団に加え、ディミトリ・フルキエが5ヶ月前に受けた左膝の手術からの回復中で9月まで復帰できない状況にある。さらに、獲得で合意していたトーマス・ムニエが土壇場でサンダーランドへ移籍し、獲得を狙っていたアンドレス・ガルシアもヘタフェへ期限付き移籍してしまった。現在、カルロス・コルベラン監督が起用できるのは、Bチーム所属でまだ20歳未満のロドリゴ・ガモンとアロン・マヨルのみとなっている。ガモンはプレシーズンマッチで質の高いプレーの片鱗を見せているものの、経験不足は否めない。

📞 この危機的状況を受け、クラブはハンブルクを退団してフリーとなっている22歳のフランス人右サイドバック、ウィリアム・ミケルブレンシスの獲得交渉を再開した。ミケルブレンシスは若く、成長の余地があり、ヨーロッパでの経験を持ちながら移籍金がかからないという、クラブの補強条件に完全に合致している。現在は契約期間について交渉中で、選手側が4年契約を希望しているのに対し、クラブ側はムニエの代替案である彼との長期契約には慎重な姿勢を見せており、溝を埋める作業が続いている。(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo) (via SPORT)

サトウ・リュウノスケの衝撃デビューとピンクユニフォームの売上爆発

🐉 「リュウ」という名が意味するドラゴンの如く、19歳の日本人MFサトウ・リュウノスケ(佐藤龍之介)がバレンシアで初咆哮を上げた。パテルナのシウダ・デポルティーバで行われたCDエルデンセとのプレシーズンマッチ(3-0で勝利)で、サトウは左サイドからスタートしつつも自由に中央へ入り込み、ダニ・ラバやウマル・サディクと連携して攻撃を牽引した。オフサイドで取り消されたもののサディクへの素晴らしいスルーパスを見せ、22分にはラバの正確なクロスに右足のダイレクトボレーで合わせ、衝撃的なデビューゴールを記録した。

📈 このサトウの活躍により、「サトウマニア」とも呼べる現象が起きており、日本市場でのクラブへの関心が急増している。バレンシアの公式グッズ購入国の上位5カ国に日本が食い込む事態となっている。

👕 さらに、サトウがデビュー戦で着用し、パテルナでのプレシーズンでお披露目されたピンク色のサードユニフォームが大ブームを巻き起こしている。バレンシアの歴史上かつてない斬新な色合いで発表当初は議論を呼んだが、発売からわずか2週間でファーストユニフォームの売上に肉薄する異例の事態となっている。通常、ファーストユニフォームが売上を牽引するものだが(セニェラデザインのものを除いて)、このピンクユニフォームの初期の爆発的な売れ行きはクラブの予測を遥かに上回っており、関係者を大いに満足させている。(via ElDesmarque)

新ホームユニフォームの巨大プロモーション

🏟️ 2026-27シーズンの新しいホームユニフォームのプロモーションとして、バレンシアの街の象徴的な場所に巨大なユニフォームが掲げられた。一つは本拠地メスタージャの角に、もう一つは観光の中心地である芸術科学都市に設置されている。

🦇 1ヶ月前に発表されたこの新ユニフォームは、クラブの伝統的な白を基調としつつ、Vネックと、歴史的に深い意味を持つガーネット色のディテールが復活している。パンツとソックスは黒だが、試合によっては全身白のコーディネートになることも予定されている。すでに公式ストアやオンライン、主要な商業施設で販売が開始されている。(via ElDesmarque)

カステリョンとのプレシーズンマッチと負傷者情報

⚽ 土曜日の20:00からパテルナのシウダ・デポルティーバにて、プレシーズン第3戦となるCDカステリョンとの親善試合が行われる。ペトロ・デ・ルアンダ戦(1-3で敗北)、エルデンセ戦(3-0で勝利)に続く試合で、ソシオ(会員)の入場も許可されている。この試合は、A Punt(バレンシア自治体テレビ)やGol TV、クラブ公式のYouTubeやWebなどで生中継される。

🗣️ カステリョンを率いるパブロ・エルナンデス監督にとっては、特別な帰還となる。バレンシアの下部組織で育ち、トップチームで4シーズン(2008-2012)プレーして200試合に出場、30ゴール34アシストを記録した彼は、『パテルナは特別な場所です。バレンシアのアカデミーで長年過ごし、その後トップチームでもプレーしました。昨季はカステリョンのBチームを率いてプレシーズンに戻ってきましたが、今年はトップチームの監督として戻ってきます。特別な試合になります。トップチームの監督として経験する初めての試合で、多くの友人に会えるのが楽しみです』と語った。

🤝 また、カルロス・コルベラン監督とはリーズ・ユナイテッド時代にマルセロ・ビエルサ監督のアシスタントと選手という関係で旧知の仲であり、『彼のことはよく知っていて、今でも頻繁に連絡を取り合っています。リーズ・ユナイテッドで再会できたのも嬉しかったです。私たちは良いコネクションを築き、試合やサッカーについてたくさん語り合いました』と再会を喜んでいる。

📊 バレンシアとカステリョンはこれまでに親善試合や公式戦(1部、2部、コパ)で計35回対戦しており、バレンシアの19勝9分7敗。直近の対戦は昨季のプレシーズンマッチで、カステリョンが2-1で勝利(バレンシアの得点はセルジ・カノス)。公式戦での最後の対戦は2003/04シーズンのコパ・デル・レイで、バレンシアが3-1で勝利している(ルベン・バラハの2ゴールとファビアン・カノビオのゴール)。相手のカステリョンは、先日のCEサバデルとの親善試合に2-0で勝利しており(アルバロ・ガルシアとミゲロンが得点)、主力CBファブリツィオ・ブリニャーニが前十字靭帯損傷で手術となり欠場する。

🏃‍♂️ バレンシアは、ジャスティン・デ・ハース、ディエング、サトウ・リュウノスケといった新戦力の適応と、チームの戦術の浸透を目指す。一方で、前戦で負荷調整のため休養したリベロ、ディミトリエフスキ、アルナウト・ダンジュマの出場も見込まれる。

🤕 負傷者の状況としては、前述のフルキエとイランソに加え、ディエゴ・ロペス、ホセ・コペテ、アルベルト・マリ、セルジ・カノスが長期離脱中である。一方で、右ハムストリングの負傷で離脱していたムクタル・ディアカビが7ヶ月ぶりに復帰し、トレーニングに参加しているという明るいニュースもある。なお、開幕戦のレアル・ベティス戦が延期となったため、リーグ初戦は8月22日(土)19:30からメスタージャで行われるセルタ・デ・ビーゴ戦となる。(via ElDesmarque) (via SPORT) (via Estadio Deportivo)

エライ・キュメルトがトリノへ完全移籍

✈️ スイス人DFエライ・キュメルトの去就問題が遂に決着した。バレンシアとの契約満了から24日間、クラブからの契約延長オファーを待ち続けていたが、最終的にイタリア・セリエAのトリノと2年契約を結ぶことで合意した。

🛡️ バレンシアで55試合に出場し、ナントやレアル・バジャドリードへの期限付き移籍を経験したキュメルトは、昨シーズンの終盤にコルベラン監督の下で素晴らしいパフォーマンスを見せていた。クラブ側も彼の状況を監視し続け、彼自身もメスタージャ残留を希望していたため、他クラブからのオファーがあれば報告するという紳士協定を結んでいた。最終節のバルセロナ戦でピッチ上でペナントを持って別れを告げたものの、SNSでは退団の挨拶をしていなかったのはそのためだった。

💰 しかし、バレンシアがジャスティン・デ・ハースをフリーで獲得したことで状況が一変。クラブはキュメルトの要求する高い給与を支払うことができず、フリーエージェントとしての立場を活かしたい彼との間で金銭的な合意に至らなかった。これにより、バレンシアにおける最後のワールドカップ出場経験者の退団が決定した。(via ElDesmarque)

ルーカス・ヌニェスがエイバルへ期限付き移籍

🔄 放出の動きとして、20歳の若手MFルーカス・ヌニェスがラ・リーガ・ハイパーモーション(2部)のSDエイバルへ期限付き移籍することが基本合意に達した。彼はすでにチームメイトに別れを告げており、今週末にもイプルーアへ向かう予定だ。

📋 この移籍は買取オプション等のない単純なローン移籍と見られており、バレンシアは引き続き彼の将来のコントロール権を保ちながら成長を見守ることになる。アリカンテ出身のヌニェスは、昨シーズンのコパ・デル・レイ1回戦、UDマラセナ戦でトップチームデビューを果たし、20分間プレーしていた。1部昇格を目指すエイバルでの出場機会獲得が期待されている。(via SPORT)

ノウ・メスタージャ隣接のスポーツセンター最終計画を提出

🏗️ 新スタジアム、ノウ・メスタージャの将来の利用に関する協定が4月にバレンシア市議会で承認されていたが、それに伴い、クラブは隣接するベニカラプの市立スポーツセンター建設に向けた最終プロジェクトと修正案を提出した。建設自体は市議会が担当するが、費用はバレンシアCFが全額負担する。

💶 最終的な予算は消費税込みで11,270,045.06ユーロとなっており、クラブはすでにこの全額を市役所の金庫に預託済みだ。さらに、ノウ・メスタージャ建設のために保護・復元された古いマルケサ風車の考古学遺跡と煙突の再建にかかる費用(予算の5%)も預託している。市議会は今後、必要な技術レポートと入札仕様書の準備を進め、入札を行って建設を開始する予定で、完成までには1年以上の期間が見込まれる。

🏊‍♂️ このスポーツセンターは、ドクトル・ニカシオ・ベンジョック通りに隣接して建設される。内部には、176人収容と139人収容の2つのスポーツパビリオンが設けられ、体操競技やフットサルなどが実施可能となる。また、25×10メートルの競泳用レーンと、10×6メートルの小グループ・マタニティ水泳用の2つの温水プールも完備される。屋外にはスポーツコート、庭園、そして独立した入り口を持つ前述の考古学遺跡の展示公園が整備される予定だ。(via ElDesmarque)

元所属選手情報:イ・ガンインがアトレティコへ完全移籍

🌟 かつてバレンシアの下部組織で育った韓国代表MFイ・ガンイン(25歳)が、パリ・サンジェルマンからアトレティコ・マドリードへ完全移籍することが発表された。彼はわずか10歳でバレンシアのカンテラに加入し、2018年10月30日のコパ・デル・レイでトップチームデビューを果たした。そのシーズンのコパ優勝への道のりで6試合に出場し、バレンシアでは計62試合でプレーした後、2021年8月にマジョルカへ旅立っていた。メスタージャで育った才能が、再びスペインの舞台に戻ってくることになった。(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

サトウ・リュウノスケの衝撃デビューとピンクユニフォームの大ヒットという明るい話題がある一方で、右サイドバックの深刻な人員不足という早急な課題を抱えています。新スタジアム隣接施設の計画提出などクラブのインフラ面での進展も見られ、ピッチ内外で動きの激しい一日となりました。