コパ・デル・レイ大波乱がもたらしたソシエダへの「朗報」とズビエタ出身3人衆の躍動
今週火曜日に開幕したコパ・デル・レイ(国王杯)1回戦で、今大会最初の大金星が生まれました。4部相当(2部RFEF)のセスタオ・リバーが、1部のエスパニョールを破る大番狂わせを演じたのです。そしてこの他クラブの波乱が、レアル・ソシエダのクラブ史にとって意外な「朗報」をもたらしています。👑
エスパニョールはこの敗退により、コパ・デル・レイの歴史において「格下のカテゴリーのクラブに敗退させられた回数」が通算24回となり、不名誉な最多記録の単独首位に躍り出ました。これにより、長年この不吉な記録のトップ争いをしてきた2位レアル・ソシエダ(通算22回)との差が2回に広がり、ソシエダがワースト記録を更新するリスクが大きく和らぐ形となっています。
かつてのソシエダはコパでの格下相手の歴史的大失態を繰り返す「ジャイアント・キリングの常連」でしたが、イマノル・アルグアシル前監督の就任以降はその悪癖を完全に克服。昨シーズンも優勝を果たすなどカップ戦での勝負強さを確立しています。さらに、1部リーグの通算順位表においても、ソシエダはすでにエスパニョールに並んでおり、今週末のバスク・ダービーの結果次第ではエスパニョールを抜いて単独7位へ浮上することが確実視されています。✨
また、エスパニョールを撃破したセスタオ・リバーの歓喜の裏には、ソシエダの下部組織「ズビエタ」で育った3人のカンテラーノたちの躍動がありました。
1人目は見事なヘディングゴールを決めた31歳のベテランDFアンドン・ウガルテです。彼は1995年生まれの世代で、アルバロ・オドリオソラやジョン・バウティスタ、ルカ・サンガリらとともにUEFAユースリーグを戦った生粋のズビエタ育ちです。2人目は今夏にソシエダCチームからセスタオへ移籍した21歳の右サイドバック、マルケル・ペラル。3人目はサンセ出身で地元イントシャウロンド出身のFWアンドン・アルサクです。アルサクは先発出場して攻撃を牽引し、試合後には地元の友人たちをスタンドに招いて熱狂的な祝福を受けるなど話題をさらいました。ズビエタのDNAを受け継ぐ選手たちが、時を経てクラブの歴史的記録を助けるというドラマチックな巡り合わせとなっています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
バスク・ダービーに向けてマタラッツォ体制の全戦力が完備され、レバンテ戦を完全休養で温存された久保建英をはじめとする主力陣の万全なコンディションと高い士気が確認されました。また、若手CBジョン・マルティンの頼もしい決意表明や、MVPを獲得しながら向上心を燃やすオスカルソンの存在、さらにコパの大波乱によるクラブ記録への追風など、敵地サン・マメスでの勝利とキャリア初の5連勝達成に向けた最高の環境が整っています!