CDテネリフェ&FCアンドラ

エスタディオ・エリオドロ・ロドリゲス・ロペスで行われたCDテネリフェ対FCアンドラの試合は、2-2で迎えた96分に発生した衝撃的な事故により中断・中止を余儀なくされました。(via Estadio Deportivo)

テネリフェが2-0とリードしていた展開からアンドラが終盤に追いつく大荒れの試合展開となり、後半アディショナルタイムにテネリフェのFWヘスス・デ・ミゲルが相手ゴールへ突進。これに対しアンドラのGKヘスス・オウォノが飛び出し、膝をデ・ミゲルの胸部に強烈に叩きつける危険なタックルを見舞いました。オウォノには即座にレッドカードが出されました。(via SPORT)

ピッチに倒れ込んだデ・ミゲルは心肺停止(parada cardiorrespiratoria)を起こし、両チームの選手が悲鳴を上げて医療陣を要請。AEDと心臓マッサージにより蘇生したものの、救救車で緊急搬送されました。現在は重体(estable dentro de la gravedad)の状態で集中治療室(UCI)に入院中であり、レアル・マドリードやブライアン・サラゴサのイバイ・ゴメス監督をはじめ、スペインサッカー界全体から無事を祈るメッセージが寄せられています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

本日のラ・リーガおよびスペインサッカー界は、ピッチ上での劇的な逆転劇とピッチ外での重大な公式発表、そして悲喜交々のドラマが交錯する一日となりました。1部ではデポルティーボがアウバメヤンの電撃復帰とともに久々の勝利を掴み取り、バレンシアではアギーレ監督による守備再構築が早くも実を結び始めています。チャンピオンズリーグを控えるアトレティコやビジャレアルの思惑、そして10年前の因縁と闘病中の恩師への温かい絆を見せるベティス陣営など、各クラブがそれぞれの目標に向かって突き進んでいます。

また、バスクダービーにおけるVARテクノロジーの同期不整合をRFEFとCTAが正式に認めるという歴史的な事態や、2部での命に関わる衝撃的な事故とそれに対するサッカー界の団結など、ピッチの枠を超えた強いメッセージが発信された一日となりました。