恐怖を捨てて王者PSGに挑め!イニゴ・ペレス監督の覚悟とルイス・エンリケ監督の相思相愛リスペクト

🔥 欧州王者PSGとのチャンピオンズリーグ大一番を目前に控え、ビジャレアルのイニゴ・ペレス監督とPSGのルイス・エンリケ監督が前日記者会見に臨みました。

直前のラ・リーガでのエスパニョール戦敗戦(0-1)からの切り替えについて、イニゴ・ペレス監督は前を向いて決意を語っています。

『前回の試合は全員にとって大きな落胆であり、それまで積み上げてきた流れの減速だった。しかし、明日の試合は相手の格から言っても極めて重要であり、ファンにとっても我々にとっても胸が躍るような一戦だ。悲しみに暮れている時間などない。すでに立ち直り、希望を旗印にして準備を整えている』

さらに「ホームでの不振」や「最強の敵の到来」といった周囲の雑音やプレッシャーについて、以下のように強調しました。

『個人的には「ホームで苦戦している」「最高のチームがやってくる」といった脳内の雑音や思考の反芻は全く役に立たないと考えている。厳しい現実は理解しているが、だからこそそれを覆し、変えたい。ここ2年のチャンピオンズリーグ王者という最高の相手を前に、自分たちが取り組んできたフットボールへの信念を再確認する以上の舞台はない』

相手となるPSGの印象と戦い方については、強い警戒を示しつつもノーステップで立ち向かう覚悟を語っています。

『ファンとして見てきた姿だけでなく、分析を重ねた結果として言えるのは、彼らが相手やピッチ、時期に関わらず常に相手を粉砕する圧勝マシーンになろうとしてくる点だ。審判の笛が鳴った瞬間から同じ姿勢で襲いかかってくるだろう。相手の強みを知り尽くす必要があるが、このようなチームに対してこそ恐怖やコンプレックスを捨て、自分たちにも高いレベルがあることを示さなければならない。さもなければ、彼らは我々の恐怖の匂いを嗅ぎつけ、容赦なく打ちのめしてくるだろう』

戦術面やチームのアイデンティティに関してはブレない姿勢を明確にしました。

『相手によって戦術的な細かい調整はある。例えばナポリは5バック、PSGは中盤3枚で組んでくる。そうした細部は判断に影響を与えるが、感情や情熱は変えられない。自分のアイデアやアイデンティティを変えてしまえば、自分自身を見失うことになり逆効果だ』

一方、敵将であるPSGのルイス・エンリケ監督も、ビジャレアルとイニゴ・ペレス監督に対して絶大なリスペクトを表明しています。

『ビジャレアルは素晴らしいチームで、非常に優秀な監督が率いている。明日100パーセントのレベルに達していなければ勝つことはできない』と警告を発しました。

さらにイニゴ・ペレス監督の指揮官としての資質について大絶賛しています。

『彼は若く準備の整った指揮官で、彼の持つフットボールのアイデアが大好きだ。チームからポジティブなものが伝わってくるとき、そこには素晴らしい監督の存在がある。若い監督を起用すればプロセスの中に敗戦はつきものだが、そこから学び成長していく。彼がビジャレアルで何年も素晴らしい結果を残し続けることに何の疑問も抱いていない』

ルイス・エンリケ監督はビジャレアルのこれまでの戦いぶりにも触れ、『リヴァプールやドルトムントを相手に、本来ならもっと良い結果を得るに値するプレーを見せていた。言い訳を探さず、良いフットボールを追求する姿勢に感銘を受ける』と評価しました。

戦術的な見通しとして、ビジャレアル側はDFサリバの復帰に伴い中盤を強固にするトリボーテ(3ボランチ)の採用を検討しています。アウェイの大舞台(リヴァプール戦やドルトムント戦、ベルナベウやメトロポリターノなど)で見せてきたコンパクトで攻撃的な切り替えの早さを生かし、前傾姿勢になるPSGの裏のスペースを狙う展開が予想されています。 (via MARCA)