補強動向:コナテとダンフリースの獲得が決定的に
レアル・マドリードは選挙の行方を待たずして、来シーズンに向けた守備陣の大型補強を2件確定させた。ペレスが再選した場合、即座に正式発表される見込みである。
1人目はリヴァプールとの契約が満了し、フリートランスファーで加入するフランス代表センターバックのイブラヒマ・コナテ(27歳)である。契約内容は2030年までの4年契約に1年の延長オプションが付き、年俸は手取り1200万ユーロ(税込み約2400万ユーロ)となる。さらに、フリー加入に伴う契約金(サインオンボーナス)として2000万ユーロが支払われる。コナテはサウジアラビアからの巨額オファーを断り、マドリードを選択した。今季はプレミアリーグ、チャンピオンズリーグなど公式戦51試合に出場(2ゴール)し、強靭なフィジカルとスピードを兼ね備えており、怪我に悩まされてきたマドリードの守備陣に安定をもたらす存在として期待されている。
2人目はインテルに所属するオランダ代表の右サイドバック、デンゼル・ダンフリース(30歳)である。マドリードは彼の契約に設定されていた2000万ユーロの契約解除金を支払うことでインテルと合意し、選手本人も4年契約のオファーを受け入れた。今季は足首の負傷で離脱する時期もあったが、インテルでの5シーズンで207試合に出場し、27ゴール28アシストを記録している。アレクサンダー=アーノルドのパフォーマンスが期待を下回ったことや、カルバハルの退団に伴う右サイドの補強である。
注目すべきは、マドリードが30歳の選手に移籍金(解除金)を支払って獲得したことである。ホセルなどの少額な例外を除けば、2010年のリカルド・カルヴァーリョ獲得以来の出来事であり、近年の「移籍金を払うのは若手のみ、ベテランはフリーで獲得」というクラブの方針を破る異例の取引となった。これは新監督就任が濃厚なジョゼ・モウリーニョの強い要望によるものとされている。メディアでは『ダンフリースは典型的な4バックのサイドバックではなく、ウイングバックの選手だ。マドリードは彼のためにシステムを変えるのか、あるいはモウリーニョが3バックを採用するつもりなのか』という戦術的な議論が巻き起こっている。 (via SPORT / ElDesmarque / Estadio Deportivo / MARCA / Mundo Deportivo)