カスティージャ、昇格プレーオフで痛恨の逆転敗退
プリメーラRFEFからセグンダ(ラ・リーガ・ハイパーモーション)への昇格プレーオフ準決勝の第2戦が、11,000人以上が詰めかけたノバ・クレウ・アルタで行われました。フリアン・ロペス・デ・レルマ監督率いるレアル・マドリード・カスティージャは、ホームのアルフレッド・ディ・ステファノで行われた第1戦をポル・フォルトゥニとセサル・パラシオスのゴールにより2-0で勝利していましたが、第2戦でサバデルに0-3で敗れ、逆転での敗退が決まりました。
サバデルは開始から猛攻を仕掛け、最初の6分間でカスティージャを圧倒します。前半30分、カスティージャのDFラミニ・ファティのバックパスが短くなり、これを処理しようとしたGKフラン・ゴンサレスがペナルティエリア内で手を使ってキャッチしてしまい、間接フリーキックを献上。これをサバデルのジョエル・プリエゴが蹴り、マドリードの選手に当たって先制点を許しました。さらにその2分後の前半32分、チアゴ・ピタルチがボールを奪われたところから、ダビド・アスタルスにグラウンダーのクロスシュートを決められ、あっという間に2-0とタイスコアに持ち込まれます。
後半、カスティージャはボールを保持し、アレクシス・シリアのヘディングシュートがポストを叩くなどチャンスを作りましたが、サバデルのGKディエゴ・フオリの好セーブに阻まれてゴールを奪えません。そして延長戦突入が濃厚と思われた後半45分(90分)、ジョエル・プリエゴにクロスを合わせられてこの日2点目となる痛恨のゴールを奪われ、トータルスコア2-3で敗退しました。
この試合では判定を巡る大きな論争もありました。0-0の場面で、ジョアン・マルティネスがペナルティエリア内でサバデルのDFカイザーのクリアミスによる蹴りを受けて倒れましたが、主審のルベン・ルイペレスはVAR確認後もペナルティキックを与えませんでした。また、サバデルの2点目の際も、ミゲレテからチアゴ・ピタルチへのファウル(プッシング)があったとカスティージャ側がアピールしましたが認められず、結果としてこの2つの不可解な判定がカスティージャを不利な状況に追い込みました。後半にはサバデル側も、ラミニ・ファティがアグスティン・コシアの顔を殴ったとしてレッドカードを要求しましたが、主審はイエローカードにとどめています。
カスティージャのスタメンは、GKフラン・ゴンサレス、DFがダビド・ヒメネス、ジョアン・マルティネス、ラミニ・ファティ(91分にヤニェスと交代)、ディエゴ・アグアド。MFはセステロ、チアゴ・ピタルチ、セサル・パラシオス。FWはポル・フォルトゥニ、アレクシス・シリア(67分にアルバロ・レイバと交代)、ハコボ・オルテガ(79分にラチャド・フェタルと交代)でした。ベンチにはメストレ、マリオ・リバス、マヌ・セラーノ、クリスティアン・ダビド、復帰したマヌエル・アンヘル、ブルーノ、メソネロ、M. レソラ、メルビンが入り、ギジェ・スニコ、ヘスス・フォルテア、ビクトル・バルデペーニャス、ウーゴ・デ・ジャノス、ロレン・スニガが欠場しました。試合を通してカスティージャのシュートは10本(枠内2本)、コーナーキック6本、ポゼッションは47%でした。カスティージャの最優秀選手には再三のピンチを救ったGKフラン・ゴンサレスが選ばれています。なお、サバデルのアグスティン・コシアは後半アディショナルタイムに連続してイエローカードを受け、退場処分となっています。(via MARCA)
会長選挙:リケルメ候補がクロップ監督とラウールSDのコンビを公約
日曜日に行われるレアル・マドリードの会長選挙に向け、エンリケ・リケルメ候補が新たな公約としてユルゲン・クロップの監督就任を発表しました。リケルメ候補は、クラブのレジェンドであり最多出場記録を持つラウール・ゴンサレス・ブランコをスポーツディレクター(SD)に据え、クロップへのアプローチは彼が主導するとしています。
リケルメ陣営は公式声明の中で、『ラウールはすでに、カンテラを基盤とした今後10年のスポーツプロジェクトの構築に非常に強い熱意を持って取り組んでいる。彼がチームに加わった瞬間から、ベンチを任せる人物としてたった一人の名前を私たちに伝えてきた』と明かしました。
クロップについては『チャンピオンズリーグを制し、何十年もの間待ちわびていたリバプールを欧州とイングランドの頂点に戻し、ボルシア・ドルトムントを経済的巨人に立ち向かって王者にし、獲得したタイトル以上に重要な、アイデンティティ、キャラクター、リーダーシップ、そして集団の努力に基づく勝利の文化を残してきた。私たちの時代の最高の監督の一人だ。何よりも、レアル・マドリードの歴史の偉大な時代を常に特徴づけてきた、激しい競争力、日々の要求、プロ意識、実力主義、ロッカールームの団結、そして「良い仕事」への情熱を取り戻すことができるリーダーだ』と最大限の賛辞を送っています。
クロップは現在、ライプツィヒやザルツブルクなどを傘下に持つレッドブルグループのサッカーディレクターを務めており、短期的には監督業に戻るつもりはないと公言して多数のオファーを断っています。しかしリケルメ陣営は、『偉大なクラブは存在するが、レアル・マドリードは唯一無二であり、伝統と未来、価値観と野心、感情と卓越性を結びつけることができる唯一の機関だ』として、この挑戦なら彼を説得できると確信しています。選挙で勝利した場合、6月8日の月曜日にラウールが直接クロップに連絡を取り、プロジェクトを提示する予定です。
リケルメ陣営には、すでにカンテラディレクターとしてフェルナンド・イエロが名を連ねており、さらにイケル・カシージャスがクラブの組織構造においてトップレベルの役割を担うこと、そしてビセンテ・デル・ボスケが無報酬でプロジェクトに参加することも発表されました。
また、選手獲得に関してはマンチェスター・シティのアーリング・ハーランドとロドリを公約に掲げています。ハーランドの獲得については、マンチェスター・シティや選手の代理人がこれを強く否定し、法的措置も辞さない構えを見せていますが、リケルメ候補は『彼らは選手を守らなければならない。選挙には2人の候補者がおり、どちらが勝つか保証できないからだ。フィーゴの時も最初は否定された』と反論しています。さらに、直近の土曜日にマルベーリャでハーランド本人と直接話をしたと主張し、もしハーランドかロドリを獲得できなければ、来季の全ソシオの年会費(約1500万ユーロ)を自腹で支払うという公証人役場での誓約書まで公開しました。
さらにリケルメ候補はバスケットボール部門の改革案も提示しています。ソシオ・シティ内への独自のホームアリーナ建設、女子バスケットボールチームの創設、ユースの強化、「クリスマス・トーナメント」の復活、ユーロリーグへの継続参加とより強固なリーダーシップの発揮、そしてモビスター・アリーナへの来場を促すための同伴者用シーズンチケットの導入を約束し、この新しい組織モデルの制度的基準としてフェルナンド・イエロを配置するとしています。(via SPORT)
会長選挙:ペレス会長、1.5億ユーロの超大型補強を予告
現職のフロレンティーノ・ペレス会長も選挙戦の終盤で大きなカードを切りました。テレビ番組『Horizonte』に出演したペレス会長は、再選を果たした場合、選挙直後の火曜日に「クラブ史上最高額」となる1億5000万ユーロ(約150億円)以上のメガオファーをチャンピオンズリーグに出場するビッグクラブに提示すると予告しました。
この「ミステリアスな銀河系選手」について、ペレス会長は『プレミアリーグの選手ではなく、ハーランドやケイン、ジェレミー・ドクでもない。クリスティアーノ・ロナウド、ロナウド・ナザリオ、ベンゼマ、ジダンのような若くてトップクラスの選手だ』とヒントを出しました。番組内でマイケル・オリーズ(バイエルン・ミュンヘン)の名前が出た際には否定しましたが、イギリスの『The Telegraph』などは依然として彼が最有力候補だと報じています。オリーズは今季22ゴール31アシストを記録しており、右ウイングとして理想的な補強と見られていますが、バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長やカール=ハインツ・ルンメニゲらは、過去のフランク・リベリーのチェルシー移籍拒否の例を挙げ、『2億ユーロ積まれても絶対に売らない』と徹底抗戦の構えを見せています。
また、中盤の補強候補としてパリ・サンジェルマン(PSG)のヴィティーニャとジョアン・ネヴェスもリストの最上位に挙がっています。しかし、両選手とも2029年まで契約が残っており、ルイス・エンリケ監督とルイス・カンポスSDの構想の核であるため、カタール資本のPSGは放出を一切認めていません。さらに両選手はジョルジュ・メンデス(Gestifute)の顧客であり、ヴィティーニャ自身も『マドリードに行くのは馬鹿げている。PSGでとても快適だ』と移籍を否定しています。その他、デジレ・ドゥエやフヴィチャ・クヴァラツヘリアなどの名前も憶測を呼んでいます。
ペレス会長は他にも、ジョゼ・モウリーニョの監督復帰(ベンフィカに違約金1500万ユーロを支払う)、インテルからデンゼル・ドゥンフリースを2000万ユーロで獲得、そしてリバプールからイブラヒマ・コナテをフリーで獲得することを公約に掲げています。なお、モウリーニョが新監督に就任した場合は、ウェストハムから降格したマテウス・フェルナンデス(21歳)の獲得を要求しているとも報じられています。
ペレス会長は対立候補であるリケルメのハーランド獲得公約について、『関係者全員が否定しているのだから、ハッタリに違いない。あの陣営にはハッタリが多い』と一蹴しています。(via ElDesmarque)
選手市場価値の大幅下落、チーム全体で1.25億ユーロ減
移籍情報サイト『Transfermarkt』の最新の市場価値更新により、レアル・マドリードのトップチームに衝撃的なデータが突きつけられました。チーム全体の市場価値が合計で1億2500万ユーロ以上も下落するという大暴落を記録しました。これは、昨シーズンはクラブワールドカップのみのタイトルに終わり、今シーズンも低迷しているというスポーツ面での結果が、直接的に選手の経済的評価に悪影響を及ぼした形です。
最も大きな下落を記録したのはフェデ・バルベルデで、3000万ユーロ減の9000万ユーロとなりました。シーズン序盤の不調が大きく響いたと見られています。また、チームの顔であるメガスターたちも軒並み価値を下げています。キリアン・エムバペは2000万ユーロ減の1億8000万ユーロとなり、世界で最も価値のある2億ユーロのトップグループ(現在はハーランドとラミン・ヤマルのみ)から陥落しました。ヴィニシウス・ジュニオールとジュード・ベリンガムもそれぞれ1000万ユーロ減少し、ヴィニシウスは1億4000万ユーロ、ベリンガムは1億3000万ユーロとなっています。少し前まで2億ユーロや1億8000万ユーロに達していた彼らの急落は、クラブにとって非常に痛手です。
その他の選手の下落幅は以下の通りです。
アルバロ・カリージョ(-1000万ユーロ)、ロドリゴ(-500万ユーロ)、オーレリアン・チュアメニ(-500万ユーロ)、エデル・ミリトン(-500万ユーロ)、ディーン・フイセン(-500万ユーロ)、トレント・アレクサンダー=アーノルド(-500万ユーロ)、ティボー・クルトワ(-300万ユーロ)、アンドリー・ルニン(-300万ユーロ)、アントニオ・リュディガー(-300万ユーロ)、フラン・ガルシア(-200万ユーロ)、フェルラン・メンディ(-200万ユーロ)、ダニ・カルバハル(-200万ユーロ)、ダニ・セバージョス(-1000万ユーロ ※一部情報では-100万ユーロ)、ダビド・アラバ(-50万ユーロ)。
今回の更新で市場価値が上昇したトップチームの選手は一人もおらず、この結果、世界で最も市場価値の高いチームの座をPSGに明け渡すことになりました。過去2年間続くこの価値低下の傾向は、チームの再構築が急務であることを示しています。(via SPORT)
フェデ・バルベルデ、新キャプテン就任の喜びを語る
ダニ・カルバハルが公式に退団することが決定したため、レアル・マドリードの2026/2027シーズンの第一キャプテンに、ウルグアイ代表のフェデ・バルベルデが就任することが決定しました。クラブのキャプテンは在籍年数の長さで決まるという伝統的なルールに基づいており、2016年に加入したバルベルデは、ティボー・クルトワやヴィニシウス・ジュニオールらを抑えてチームの顔となります。昨シーズンもカルバハルの負傷やローテーションにより何度か腕章を巻いていました。
バルベルデはウルグアイサッカー協会(AUF)の公式チャンネルのインタビューに応じ、キャプテンマークを着けることの重みと喜びを語りました。
『誇りであり、名誉です。信じられないことで、自分がこうなるなんて想像もしていませんでした。夢のようです。キャプテンマークを着けるたびに楽しんでいます。もちろん多くのプレッシャーも伴います。持っていない時は欲しいと願い、持っている時は少しの平穏が欲しくなるものです(笑)』
また、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦でキャプテンとして出場し、右足、左足、ボレーでハットトリックを決めた魔法のような夜についても振り返りました。
『あの日経験したことは、長い間感じたことのないものでした。比較できるとすれば、代表デビューの日にゴールを決めた時くらいです。目を閉じて、頭の中を何千ものことが駆け巡るようなユニークな瞬間でした。ロッカールームで全選手が拍手してくれて、最高でした。あの日はキャプテンマークを着けていたことも大きかったです。特に写真写りがね(笑)』
さらに、チャンピオンズリーグなどの国際舞台で、キャプテンとして英語で審判とコミュニケーションを取らなければならない苦労についてもユーモアを交えて明かしました。
『チャンピオンズリーグで英語を話さなきゃいけない時は本当に大変で…(笑)。チームメイトから審判に話しに行けと言われるんですが、行ってもスペイン語で文句を言うだけです。僕は英語はほとんど話せないので』
力強いフィジカル、ボックス・トゥ・ボックスの推進力、そして戦術的献身性でクラブの絶対的な柱に成長したバルベルデが、新生レアル・マドリードを牽引します。(via SPORT)
若手選手の動向:マスタントゥオーノらがコモへ?ニコ・パスは復帰
レアル・マドリードの若手選手たちに、セリエAのコモ(セスク・ファブレガス監督)が熱視線を送っています。
まず、約4500万ユーロ(+ボーナス)という巨額の移籍金でリーベル・プレートから鳴り物入りで加入した18歳のアルゼンチン人MFフランコ・マスタントゥオーノですが、トップチームでの適応に苦しんでいます。シャビ・アロンソ監督が指揮を執っていた前半戦はウイングとして先発出場するなどある程度の出場機会と信頼を得ていましたが、アルベロア監督に交代してからは完全に出番を失い、ベンチを温める日々が続いています。クラブは彼の成長を妨げないために、来シーズンはラ・リーガ以外のヨーロッパのクラブへ、買い取りオプション無しの純粋なレンタル移籍に出すことを計画しており、コモがその最有力候補に挙がっています。
次に、今季ラ・リーガで950分に出場して6ゴールを挙げ、クラブW杯でも4ゴールを記録してブレイクした22歳のFWゴンサロ・ガルシアも、移籍の可能性が高まっています。エムバペの復帰やエンドリッキのレンタル復帰により前線の競争が激化し、出場機会が激減しているためです。コモは彼の獲得を熱望しており、「ニコ・パス方式」と呼ばれる、移籍金は抑えつつ将来の売却益のパーセンテージをマドリードに残し、さらに買い戻しオプションを付ける形での完全移籍、もしくは買い取りオプション付きのレンタル移籍を打診しています。移籍情報サイトでの価値は3000万ユーロとされていますが、この方式により金額を引き下げる狙いがあります。
一方、そのコモで素晴らしい活躍を見せ、チームのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献したニコ・パスについては、レアル・マドリードが約1000万ユーロの買い戻しオプションを行使して復帰させることが決定しています。
また、コモはカンテラの若手であるセサル・パラシオスや、退団が決定しているベテランのダニ・カルバハルにも興味を示しています。ただし、現在マドリードは会長選挙の真っ只中であり、すべての移籍交渉は新会長と新監督が決定するまで保留されています。(via Mundo Deportivo)
ラ・リーガ FC Futures (U-12)、苦戦しつつも16強進出
ビジャレアルのシウダード・デポルティーバ・パメサ・セラミカで開催されている、ラ・リーガの20チームの下部組織が集うU-12の権威ある全国大会「第33回 LaLiga FC Futures」で、レアル・マドリードのU-12チームが苦戦を強いられています。
優勝候補の一角としてグループAに組み込まれたマドリードですが、初日は波乱の連続となりました。初戦はレバンテと対戦し、マルクにゴールを許して0-1で敗北。さらにヘタフェにも敗れるという予想外の展開となり、グループステージ敗退という大会史上稀に見る危機に直面しました。しかし、最終戦のレアル・ソシエダ戦で苦しみながらもなんとか勝利を収め、マジョルカ戦なども経て、最終的に2勝2敗の成績でグループを突破し、決勝トーナメント(ベスト16)への切符を辛くも手にしました。
チームのパフォーマンスは不安定で、時折良いプレーは見せるものの一貫性に欠けていると評価されています。ベスト16では、堅守を誇るマジョルカと激突することが決まっており、タイトルを狙うにはチームとして大きな改善が必要です。
この大会でマドリードの注目を集めているのが、2人の選手です。1人はGKとして出場しているマルティン・カシージャス・カルボネロ。クラブのレジェンドであり元スペイン代表のイケル・カシージャスの息子であり、着実な進化を見せています。もう1人はストライカーのダニエル・オサヤメン。非常に長身でフィジカルに優れており、チームの攻撃の要として今後のゴール量産が期待されています。(via ElDesmarque)
ロベルト・カルロス、メッシとの逸話とペレス会長への支持を語る
レアル・マドリードのレジェンドであるロベルト・カルロスが、テレビ番組『La Revuelta』に出演し、現役時代の激しいバトルや、目前に迫ったクラブの会長選挙について赤裸々に語りました。
現役時代にマッチアップした偉大な選手たちの話題になり、若き日のリオネル・メッシとの対戦について聞かれると、笑いを交えながらこう振り返りました。
『メッシは信じられない選手でした。彼をシャツで掴んで止めようとしたら、見事なフェイントをかけられて、「パキッ」と指が後ろに曲がって折れてしまったんです。彼はとても上手で速く、外に行くふりをして中に入ってくるんです。今でも私の指は少し曲がっていて、彼との思い出の品になっていますよ(笑)。当時はロナウジーニョとも一緒にプレーしていて、本当に美しく特別な試合でした』
また、自身の強烈なタックルやプレースタイルについて聞かれると、『おそらく何人かの選手は、私が蹴ったことを今でも覚えているでしょうね』と冗談を飛ばし、ヘスス・ナバス、フィニディ・ジョージ、そしてホアキンの名前を挙げ、『ホアキンはかわいそうに、本当によく私に苦しめられていましたよ(笑)』と懐かしみました。
日曜日に迫った会長選挙については、現職のフロレンティーノ・ペレス会長を強く支持することを明言しました。
『またしても非常に重要な選挙になりますが、私はフロレンティーノに投票します。私たちは立派に勝てると信じています。彼がモウリーニョを監督だと言ったなら、そういうことです。彼がやっていることで非常に重要なのは、ソシオ(会員)をとても大切にしていることです。彼は常に「ソシオがクラブのオーナーだ」と言い、その言葉を守っています。レアル・マドリードはソシオのものです。私は彼を「パパ」と呼んでいて、いつも怒られるんですけどね(笑)。私をトルコまで迎えに来てアンバサダーにしてくれましたし、史上最高の会長です。アトレティコやバルサの友人たちは、彼が常に最高の選手を獲得してタイトルを獲るから、彼に辞めてほしいと思っていますよ。これからも確実に面白いことが起きるでしょう』
クラブの移籍市場での振る舞いについても、敬意を強調しました。
『私たちはとても敬意を持っており、他クラブと契約している選手を不当に攻撃することはありません。選手の契約を尊重します。もし選手自身がレアル・マドリードでプレーしたいと望むなら話は別で交渉できますが、私たちは常に敬意を払っています』
なお、将来自身が会長に立候補する可能性については、『まず私にはその価値観がないし、第二にまだ世話をしなければならない子供たちがたくさんいます。11人の子供がいることはとても幸せなことです。最後には彼らが私の世話をしてくれるでしょうからね(笑)』と完全に否定しました。(via SPORT)
フェルナンド・モリエンテス、ハーランド加入時の適応について見解
元レアル・マドリードのストライカーであるフェルナンド・モリエンテスが、宣伝イベントの場でメディアの取材に応じ、白熱する会長選挙や、エンリケ・リケルメ候補が公約に掲げているアーリング・ハーランドの獲得について、自身の見解を述べました。
まず、20年ぶりに対立候補が現れた会長選挙について、一人のマドリディスタとして高い関心を持っていることを明かしました。
『非常に期待して見ています。日曜日(7日)に何が起こるか見守りたいです。このような動きは健全だと思います。議論は民主的ですし、両候補ともレアル・マドリードにとって最善を尽くそうとしています。私はソシオになる幸運に恵まれておらず、投票権はありません(ソシオになるのは非常に難しいのです)。ただ、もし投票権があったとしても、現時点ではどちらにするか明確には決まっていないので、土曜日の夜まで悩むでしょうね』
リケルメ候補の陣営には、かつてのチームメイトであるラウール・ゴンサレス、イケル・カシージャス、フェルナンド・イエロといったレジェンドたちが名を連ねていますが、自身にオファーがあったかについては『いいえ、私は今の仕事(コメンテーター)に満足して落ち着いています』と否定しました。
ストライカーの視点から、もしリケルメ候補が勝利してハーランドが加入した場合、キリアン・エムバペやヴィニシウス・ジュニオールとピッチ上でどのように共存するのかという点について、次のように分析しています。
『偉大な選手たちは常にうまく連携するものですが、それぞれに役割を明確に区切る必要があります。それが昔からのレアル・マドリードのやり方です。もしハーランドが来るのであれば、彼がマドリードのスタイルに適応しなければならないのであって、マドリードがハーランドに適応するわけではありません。彼が来て、候補者が勝った場合、彼がどのようにチームにフィットするのか、今いる選手たちが全員残るのか、監督の決定はどうなるのか…だからこそ、この議論は非常に興味深いのです』(via MARCA)
【本日の総括】
カスティージャが痛恨の逆転負けで昇格の夢を絶たれる中、トップチームは市場価値が1.25億ユーロも暴落するという厳しい現実を突きつけられました。一方、目前に迫った会長選挙では、リケルメ候補がクロップ監督招聘をブチ上げれば、ペレス会長も1.5億ユーロの超大物獲得を予告するなど、場外でのメガトン級の応酬がピークに達しています。新キャプテンに就任するバルベルデが語った誇りと共に、クラブは新たな歴史の分岐点を迎えようとしています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
カスティージャの敗退は、単なる結果以上に、育成組織における戦術的成熟度の課題を露呈させました。リードを守り切るためのゲームコントロールや、相手の猛攻に対する守備の強度、そして不可解な判定に動揺せず試合を閉じる精神的なタフネスが不足していました。トップチームの市場価値下落も、個々の能力依存から組織的な連動性への転換が停滞している証左と言えます。バルベルデという戦術的支柱がキャプテンに就任したことは、ピッチ上の規律を再構築する上で重要な一歩となるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
会長選挙がクラブの未来を左右する重要な局面を迎えています。リケルメ候補が掲げるクロップ招聘やレジェンドたちの登用は、停滞するクラブに新しい風を吹き込もうとする強い意志を感じさせます。一方で、ペレス会長が示す「銀河系」路線の継続は、伝統的なブランド価値を維持しようとする保守的な姿勢の表れです。どちらが選ばれるにせよ、ソシオが求めるのは単なるスター獲得ではなく、クラブのアイデンティティを再定義し、再び勝利の文化を根付かせるための明確なビジョンです。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
市場価値の1.25億ユーロ減は、編成上の歪みが限界に達していることを示唆しています。特に若手選手の伸び悩みと、高額な移籍金で獲得した選手の適応不足は、補強戦略の再考を迫るものです。コモへのレンタルや買い戻しオプションの活用は、リスクを抑えつつ成長を促す現実的な手段ですが、トップチームの即戦力補強には、より厳格なコスト管理とポジションバランスの最適化が不可欠です。新会長の下で、まずは過剰なサラリー負担の整理と、チームの年齢構成の適正化が最優先事項となるでしょう。