プレシーズン初戦 イングランド3部レディングを相手に1-0の勝利でスタート
ホセ・ボルダラス監督率いるヘタフェの2026/2027シーズンが公式に幕を開けました。オリーボ・ノバ・ゴルフ・リゾートで開催されたイングランド3部リーグのリーグ1に所属するレディングとのプレシーズンマッチ初戦は、1-0での勝利という結果で終わりました。今季カンファレンスリーグに出場するチームにとって、実戦感覚を取り戻すための最初のテストマッチとなっています。
この試合でボルダラス監督が選んだスターティングメンバーには多くの新顔が名を連ねました。先発イレブンは、イジー・レタチェク、キコ・フェメニア、ジェネ、アブデル・アブカル、ザイド・ロメロ、アンドレス・ガルシア、マリオ・マルティン、ラモン・テラッツ、ジョージ・アンドリュース、マルティン・サトリアーノ、そしてボルハ・マヨラルの11人でした。昨季の終盤に重要な役割を果たしたラモン・テラッツもスタメンに名を連ねており、今季も指揮官の構想において特別な役割を担うことが期待されています。また、冬の移籍市場で加入し完全移籍を果たしたボセリや、1年ぶりにヘタフェでの再デビューを果たし今季クラブに残る可能性があるクリスタントゥス・ウチェなども途中出場でピッチに立ちました。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
負傷の連鎖 前半と後半で合計4選手が筋肉系のトラブルにより無念の途中交代
プレシーズン初戦を勝利で飾ったものの、チームには深刻なアクシデントが立て続けに襲いかかりました。長期間の実戦から離れていた影響からか、なんと4人もの選手が負傷によりピッチを退く事態となっています。
最初のトラブルは前半22分に発生しました。センターバックのアブカルが左脚大腿四頭筋の肉離れとみられる症状を訴え、プレー続行が不可能となりボセリとの交代を余儀なくされました。続く前半27分には、アストン・ヴィラから期限付き移籍で加入し、この日がヘタフェでのデビュー戦となった新戦力のアンドレス・ガルシアが筋肉の違和感を感じて自ら交代を要求しました。前半だけで2人の選手を失うという、非常に厳しい展開を強いられます。
後半に入っても負傷の連鎖は止まりません。57分には右サイドでキコ・フェメニアが苦痛の表情を浮かべ、アルベルト・リスコとの交代でベンチへ下がりました。さらに63分には、ジェネが筋肉の違和感でピッチに座り込み交代を要求し、クリスタントゥス・ウチェと代わっています。プレシーズンの準備が先行し、より激しくスピーディーなプレーを展開していたレディングのインテンシティにフィジカルが耐えきれなかった面もあり、クラブは今後の試合に向けてこの4選手の深刻なトラブルの評価と対策に追われることになります。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
サトリアーノの決定力と新守護神 枠内シュートゼロからの一撃とレタチェクの好セーブ
試合の内容に目を向けると、ヘタフェは枠内シュートが1本もない状態が続いていましたが、73分に待望の瞬間が訪れました。前線のマルティン・サトリアーノが左足で放ったグラウンダーのシュートが正確に枠を捉えてゴールネットを揺らし、相手GKペレイラはお手上げの状態でした。サトリアーノは昨季の冬の移籍市場で加入して以降、18試合で6ゴールを記録してチームのカンファレンスリーグ出場権獲得に大きく貢献した選手であり、この試合でもその決定力の高さと違いを生み出す力を見せつけました。
一方、守備陣では新加入のゴールキーパー、イジー・レタチェクが際立ったパフォーマンスを見せました。前半には相手選手マリオットが放った左足のクロスシュートに対して見事な飛びつきセーブを見せるなど、2度の決定的なシュートを防ぎました。後半にはゴルカが絶体絶命のピンチを救うプロビデンシャルなブロックを見せ、チームの無失点勝利に大きく貢献しています。試合終盤にはレディングがゴールネットを揺らしたものの、オフサイドの判定で取り消され、相手側が抗議する場面も見られました。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
今後のプレシーズン予定 カンファレンスリーグ出場とリーグ開幕に向けた道のり
プレシーズン初戦を終えたヘタフェですが、ボルダラス監督はピッチサイドで常に熱い指示を送り続けており、今後の連戦に向けてチームのフィジカルコンディションや試合勘をさらに引き上げていく必要があります。
チームはこの後、テネリフェ、レアル・バジャドリード、モナコ、トッテナム・ホットスパーという国内外の強豪とのプレシーズンマッチ4試合を控えています。これらの試合でさらに実戦経験を積み、最後の親善試合の1週間後に控えるアラベスとのラ・リーガ開幕戦へと向かいます。今季はカンファレンスリーグでの戦いも待っており、より多くの試合数を乗り切るための体力作りと戦術の浸透が急務となります。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
【本日の総括】
ヘタフェのプレシーズン初戦はレディングを相手にサトリアーノの決勝ゴールで勝利を収めましたが、アブカル、キコ・フェメニア、ジェネ、新加入のアンドレス・ガルシアの4名が筋肉のトラブルで負傷交代するという非常に代償の大きい試合となりました。新守護神レタチェクの好守など明るい材料もある中、開幕に向けてフィジカルコンディションの調整が大きな課題となります。