フロレンティーノ・ペレス会長の再選と内部の粛清

フロレンティーノ・ペレス会長が選挙で得票率65%対35%で勝利し、7期目の再選を果たした。対立候補のエンリケ・リケルメに予想以上の票(一時は45%の予測もあった)が集まり、ペレス会長にとっては完全に満足のいく結果ではなかった。無冠のシーズン、スーパーリーグ構想、ネグレイラ事件に関する説明不足などに対するソシオの不満が「処罰票」として表れた形だ。祝賀会はNHコレクション・ユーロビルディングで行われ、アナス・ラグラリやジュニ・カラファトら側近が同席した。クラブは、当初噂されていた新たなスポーツディレクターの追加を否定し、同じチームで仕事を進めていくことを短い声明で発表した。新しいコミュニケーションスタイルを取り入れ、ソシオとの和解を目指す方針だ。ペレス会長はスピーチで『私に投票しなかったソシオの皆様にも申し上げたいと思います。私は皆様の懸念やご意見に耳を傾けるために全力を尽くします。私たちを信頼してください。私たちはすべてのソシオとこれまで以上に親密になるつもりです。なぜなら、私たちは皆、レアル・マドリードの家族だからです』と宣言し、ソシオとの和解を誓った。

一方で、クラブ内部では粛清の動きも始まっている。選挙戦において、対立候補のリケルメがクラブの非スポーツ部門の従業員の過剰な給与を暴露した。リケルメは『年収100万ユーロ以上を稼ぐ非スポーツ部門の従業員が何十人もいる』と指摘し、ホセ・アンヘル・サンチェスCEOの年俸が約500万ユーロであるという極秘データまで明かした。この機密情報が外部に漏れたことで、クラブはペレス会長を陥れる目的でリケルメ側にデータを流した「密告者」の特定と捜索に躍起になっている。(via SPORT)

(via Mundo Deportivo)

アルバロ・アルベロア監督の解任劇

レアル・マドリードは、アルバロ・アルベロア監督の解任を公式に発表した。シャビ・アロンソ前監督がスーペルコパでバルセロナに敗れた2日後に解任されたのを受け、急遽カンテラから昇格してトップチームの指揮を執ったが、その期間は5ヶ月にも満たなかった。アルベロア体制での成績は28試合で18勝2分8敗(勝率64.3%)と近年で最低の数字を記録し、コパ・デル・レイ、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ(バイエルンに敗退)の3つのタイトルをすべて逃す「無冠」に終わった。

さらに、ドレッシングルームの崩壊を制御できなかったことも致命傷となった。オーレリアン・チュアメニとフェデリコ・バルベルデの衝突や、フロレンティーノ・ペレスの選挙を招いた記者会見、そしてキリアン・ムバッペからの公然の批判など、ピッチ外の問題が絶えなかった。ムバッペはオビエド戦後に「自分は4番目のフォワード扱いされた」とメディアの前でアルベロアを非難しており、指揮官は記者会見でこれを何とかやり過ごそうとしたが、結局これが解任の決定打となった。

クラブの公式声明には『レアル・マドリードは、アルバロ・アルベロアが当クラブのカンテラに到着して以来、常に忠誠心、献身、プロフェッショナリズムを示してきた全キャリアに深く感謝しています。彼の存在は当クラブの価値観の模範です。レアル・マドリードは常に彼の家であり、アルバロ・アルベロアと彼のご家族の人生の新たな段階での幸運を祈っています』と綴られた。アルベロアは今後、モウリーニョ新体制のコーチングスタッフには入らず、クラブを完全に離れて自身が主役となるトップレベルのプロジェクトを一から立ち上げる意向だ。新天地としてはセリエA、ブンデスリーガ(レヴァークーゼンとの接触は失敗に終わった)、あるいはラージョ・バジェカーノやエルチェなどが候補に挙がっている。(via ElDesmarque)

(via SPORT)