レアル・オビエド / カディスCF

レアル・オビエドは、セルビア人MF Luka Ilic(27歳)との契約解除を巡り、クラブ財政に甚大な打撃を与える結果となったことが判明した。オビエドは2025年7月にツルヴェナ・ズヴェズダ(ツルヴェナ・ズヴェズダ)から200万ユーロでIlicを獲得したものの、早期の監督交代等の煽りを受けてチームにフィットせず、戦力外通告を出した。しかし年俸が高額であったため引き取り手が見つからず、最終的に契約解除金として300万ユーロ以上を支払う破目となった。さらにIlicは契約解除後、古巣のツルヴェナ・ズヴェズダへフリー(移籍金ゼロ)で復帰することになり、オビエド側にとっては「300万ユーロ以上をドブに捨てて元のクラブへ送り返した」格好の大失態となった。(via SPORT)

一方、ピッチ上でもオビエドのフリアン・カレロ監督は激しい批判と解任の危機に晒されている。コパ・デル・レイでの早期敗退および前節ホームでのラス・パルマス戦黒星により、親会社Pachucaグループからの忍耐が限界に達しつつある。カレロ監督は『自分は守備的な監督ではなく、要求された目標を常に達成してきた』と弁明するが、今節のカディス戦は命運を賭けた一戦となる。(via SPORT)

対戦相手のカディスCFは、アルベルト・セレデス解任後に就任したBorja Jiménez新監督のもと、現在19位(勝点10)と降格圏に沈んでいる。アレックス・ヒメネス監督は前節勝利を収めて勢いに乗っており、『Nuevo Mirandillaでのホームゲームは全て勝利しなければならない。オビエドは1部昇格の筆頭候補だが、我々はホームの利を生かして勝点3を奪う』と強い決意を示した。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

第13節を控えるLALIGA Hypermotionは、悲劇的な事故で亡くなったCDテネリフェのFW ヘスス・デ・ミゲルを悼む全土的な連帯の動きが広がる中、各クラブが過酷な競技的現実に直面している。レアル・ソシエダBでは日本人DF北一真がU-21日本代表に初選出される快挙を成し遂げた一方、代表ウィーク中の離脱によりチームの守備再編という大きな難題を抱えることとなった。上位進出を狙うコルドバCFや過密日程と人手不足に苦しむセルタ・フォルトゥナが踏ん張りを見せる中、最下位のADセウタFCは会長の辞任騒動や主力離脱でクラブが揺れ動く窮地に立たされている。また、レアル・オビエドやカディスCFなど昨季まで1部にいた名門クラブも監督解任の危機や巨額の移籍損失トラブルを抱え、下位脱出と昇格戦線への生き残りをかけた激しい火花を散らしている。