【今日のラインナップ】
✅ アスレティック・ビルバオ [ホームで惜敗もバルベルデ監督はチームの戦う姿勢を評価]
✅ セビージャ [アルメイダ監督のもと復調の兆し、ラージョとの大一番へ]
✅ ラージョ・バジェカーノ [カンファレンスリーグを控え、セビージャ戦で勝ち点獲得を狙う]
✅ アトレティコ・マドリード [ニコ・ゴンサレスの2発でソシエダとの接戦を制す]
✅ レアル・ソシエダ [アトレティコに敗戦、オヤルサバルが得点も一歩及ばず]
✅ ベティス [欧州圏定着へ負けられないヘタフェとのアウェイ戦]
✅ ヘタフェ [勢いそのままにホームのコリセウムでベティスを迎え撃つ]
✅ バレンシア [新監督を迎えるアラベス相手にメスタージャで連勝を狙う]
✅ アラベス [キケ・サンチェス・フローレス新監督の初陣、不吉なジンクス打破へ]
✅ レアル・オビエド [アルマダ監督がエスパニョール戦での再起を誓う]
✅ ビジャレアル [エルチェとのバレンシア州ダービーでCL圏死守を誓う、エース復帰]
✅ エルチェ [ピッチ外の騒動と不振のなか、サラビア監督がビジャレアル戦に挑む]
✅ セルタ [ボルハ・イグレシアスの同点弾も、アディショナルタイムに劇的敗戦]
✅ マジョルカ [2点リードからオサスナに痛恨の逆転負け、デミチェリス新監督の初陣飾れず]
✅ オサスナ [マジョルカ相手に0-2から3-2の劇的逆転勝利]
✅ エスパニョール [カレロが自身の去就と、同僚のエル・ヒラリが受けた人種差別被害について語る]
■【アスレティック・ビルバオ】🦁
サン・マメスに首位を迎え撃った一戦は0-1で敗戦。エルネスト・バルベルデ監督は「結果にはひどく苛立っているが、良い試合だった。我々にもチャンスがあった」とコメントし、チームの決定力不足を嘆きつつも、前線からのプレッシャーや選手の決意といった競技力には満足感を示した。ダニ・ビビアンは「負けるに値しなかった」と悔しさを露わにし、後半に相手ディフェンダーがイニャキ・ウィリアムスを倒したシーンで退場にならなかった判定について「少し不利益を被った」と審判団への不満を述べている。この日、ムヌエラ・モンテロ主審にはスタジアムから大ブーイングが浴びせられた。怪我人も続出しており、試合開始直後の前半7分にウナイ・ゴメスが不自然な体勢で膝を痛めて途中交代した。アレハンドロ・レゴは相手へのファウルで今季5枚目のイエローカードを受け、次節のジローナ戦は出場停止となる。また、ニコ・ウィリアムスは恥骨炎の治療中で、復帰まで3週間の見込みだが予想より早く回復している。
■【セビージャ】⚪🔴
勝ち点30で14位につけるセビージャは、本拠地サンチェス・ピスフアンで勝ち点同数のラージョ・バジェカーノを迎え撃つ。マティアス・アルメイダ監督は累積警告による処分で3試合連続でベンチ外となる。前節のベティスとのダービーマッチでは0-2から2-2に追いつく驚異的な粘りを見せ、現在リーグ戦4試合無敗(1勝3分)と復調の兆しを見せている。イサック・ロメロやアレクシス・サンチェスが前節でゴールを挙げており、アコル・アダムスと共に前線を牽引する。欠場者としては、負傷のペケ、マルカオ、ニール・モペイ(右大腿二頭筋の浮腫)に加え、累積警告でスアソが出場停止。一方で、長期間の出場停止が明けたルーベン・バルガス、ニアンズ、ジョアン・ジョルダンがメンバーに復帰。スアソの代役には若手のオソが左サイドに入る予定だ。
■【ラージョ・バジェカーノ】⚡
勝ち点30で13位のラージョは、セビージャとの重要な一戦に臨む。イニゴ・ペレス監督率いるチームは、延期されていたオビエド戦で3-0の快勝を収め、ここ最近の公式戦で4試合無敗と好調を維持している。来週にはカンファレンスリーグのサムスンスポル(トルコ)戦が控えているため、指揮官はローテーションを採用する可能性がある。オビエド戦で違和感を訴えたパテ・シスとイリアス・アコマックの出場が危ぶまれている。今季10ゴールを挙げているデ・フルトスが攻撃のキーマンとなる。Mundo Deportivoなどのスポーツ紙も、両チームにとって残留争いを抜け出すための大一番だと報じている。
■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪
本拠地メトロポリターノでレアル・ソシエダと対戦し、3-2で勝利を収めた。この試合の主役は、昨年9月以来となる約半年ぶりのゴールを記録し、ドブレテ(2得点)の活躍を見せたニコ・ゴンサレスだった。1点目はグリーズマンのアシストから、2点目はルジェリのクロスをヘディングで沈めた。現在ユヴェントスからのレンタル中で、3200万ユーロの買い取りオプションが付随しているニコ・ゴンサレスは、試合後「とても幸せだ。アトレティコに留まりたい」と残留希望を明言している。また、過密日程に対してホセ・マリア・ヒメネスが「我々はサーカスのピエロだ」と激しく苦言を呈したことも話題となった。試合中にはピッチに迷い込んだハトをヒメネス自身が救出する珍事も発生している。
■【レアル・ソシエダ】🔵⚪
アトレティコ・マドリードとのアウェイ戦に臨んだが、2-3で競り負けた。スペイン人得点王(サラ賞)を争うミケル・オヤルサバルが今季リーグ11点目となるゴールを記録したが、チームを勝利に導くことはできなかった。
■【ベティス】🟢⚪
マヌエル・ペレグリーニ監督率いるベティスは、勝ち点獲得を目指してコリセウムでのヘタフェ戦に臨む。前節はセビージャとのダービーで2-0から追いつかれドローに終わったものの、直近5試合で勝ち点11を獲得するなど好調を維持している。アムラバト、イスコ、ロ・チェルソの欠場が続くが、バレンティン・ゴメスが出場停止から復帰する。欧州カップ戦出場権の確保、特に来季のチャンピオンズリーグ出場枠の拡大も見据え、5位定着に向けて負けられない一戦となる。
■【ヘタフェ】🔵
ホセ・ボルダラス監督率いるヘタフェは、ホームのコリセウムでベティスを迎え撃つ。前節の強豪撃破の勢いそのままに、直近5試合で勝ち点10を獲得し、チームの士気は最高潮に達している。アブ・カマラとダビンチが負傷で、リソが出場停止で欠場するが、ジェネが出場停止から復帰する。守護神ダビド・ソリアの好セーブも光り、降格圏から8ポイント差をつけており、さらなる上位進出を狙う。
■【バレンシア】🦇
カルロス・コルベラン監督率いるバレンシアは、勝ち点29の15位。本拠地メスタージャで16位アラベスとの直接対決に臨む。前節はオサスナに1-0で勝利し、降格圏から5ポイント差まで広がった。ムクタール・ディアカビ、ディミトリ・フルキエ、ホセ・コペテ、フレン・アギレサバラが手術や負傷で欠場。さらにルーカス・ベルトランも膝蓋腱の違和感で3試合連続の欠場が濃厚。右サイドバックにはレンソ・サラビアが復帰予定で、前線には前節オサスナ戦で決勝点となるPKを獲得したサディクや、今季自己最多の4ゴールと好調のラルジー・ラマザニが起用される見込み。
■【アラベス】🔵⚪
アラベスはキケ・サンチェス・フローレス新監督の初陣としてメスタージャに乗り込む。フローレス監督は過去、他クラブの監督としてメスタージャを7回訪れているが、2分5敗と未勝利の不吉なジンクスがある。チームは現在リーグ戦4試合未勝利と苦しい状況。ファクンド・ガルセスがFIFAの制裁により欠場、ビクトル・パラーダとパブロ・イバニェスが出場停止となる。一方、新加入のヴィレ・コスキがデビューの可能性があり、マリアーノ・ディアスが4ヶ月ぶりにメンバー入りを果たした。ルカス・ボジェとトニ・マルティネスの攻撃陣に期待がかかる。
■【レアル・オビエド】🔵
最下位に沈むオビエドは、前節ラージョ・バジェカーノに0-3で敗れた後、敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦に挑む。ギジェルモ・アルマダ監督は「自己批判をしてリベンジしたい」と語り、ラージョ戦でのボールロストの多さや連携不足を厳しく反省した。ダビド・コスタス、デンドンケル、ボルバスの状態は向上している。また、適応に苦しんでいたイリッチについても「練習でのレベルが上がっている。彼は非常に優れたサッカー選手だ」と指揮官は期待を寄せた。
■【ビジャレアル】🟡
勝ち点51で4位につけるビジャレアルは、ホームのラ・セラミカでエルチェとのバレンシア州ダービーに臨む。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督率いるチームは、前節1-4で大敗したものの、チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けてホームでの強さを見せたいところ。負傷離脱していたエースのジェラール・モレノがついに復帰する。一方で、フアン・フォイス、パウ・カバネス、ローガン・コスタ、ウィリー・カンブワラ、そして直近で好調だったアジョセ・ペレスが負傷欠場となる。攻撃陣はミカウターゼやニコラ・ペペらが牽引する。
■【エルチェ】🟢⚪
エデル・サラビア監督率いるエルチェは、勝ち点26と降格圏に肉薄する危機的状況にある。2026年に入ってからリーグ戦9試合勝利がなく、アウェイでの勝利もいまだにない。さらに、エースのラファ・ミルがエスパニョールのオマル・エル・ヒラリに対して人種差別的発言を行った疑惑や、過去の性的暴行事件で検察から10年半の懲役を求刑されるなど、ピッチ外の重大な問題に揺れている。サラビア監督はミルの起用について「日々のパフォーマンスで決める」と明言を避けた。エクトル・フォルト、ヤゴ・デ・サンティアゴ(出場停止)、ペドロ・ビガス、ジョン・チェタウヤの欠場が確定している。
■【セルタ】🩵
ホームのバライードスで1-2の劇的な敗戦を喫した。チュアメニの先制ゴールを許した後、スウェドベリの折り返しからボルハ・イグレシアスが同点ゴールを記録。イグレシアスはこれで今季リーグ11得点目となり、スペイン人得点王争いで存在感を示している。しかし、後半アディショナルタイムにフェデ・バルベルデに決勝点を奪われた。クラウディオ・ヒラルデス監督や解説陣は、バルベルデのゴールの直前にフェル・ロペスへの明らかなファウルがあったにも関わらず見逃されたと判定に強く抗議している。
■【マジョルカ】🔴⚫
敵地でオサスナと対戦し、2-3の逆転負けを喫した。デミチェリス新監督の初陣となったこの試合、ムリキのゴールなどで一時は0-2とリードを奪い、指揮官のプランは完璧に機能しているかに見えた。しかし、好プレーを見せていたパブロ・トーレが負傷交代し、代わって入ったセルジ・ダルデルがボールを失う場面が目立つようになると流れが一変。さらに途中出場のヤン・ヴィルジリが退場処分となり、数的不利に立たされると、ダビド・ロペスやマテウ・モレイら守備陣の連携ミスも重なり、痛恨の逆転負けとなった。SPORT紙などもこの守備の崩壊を厳しく指摘している。
■【オサスナ】🔴
ホームのエル・サダルでマジョルカと対戦。前半を0-2のビハインドで折り返す絶望的な展開から、後半に怒涛の反撃を見せて3-2の大逆転勝利を収めた。相手の退場者にも助けられたが、ビクトル・ムニョスのサイドからの崩しなど、最後まで諦めない姿勢が貴重な勝ち点3を呼び込んだ。
■【エスパニョール】🐦
現在7位につけるエスパニョールは、次節オビエドと対戦する。ディフェンダーのフェルナンド・カレロはメディアの取材に対し、「6月末で契約が切れるが、契約更新の知らせはまだない。今は冷静に楽しんでいる」と自身の去就について語った。また、チームメイトのオマル・エル・ヒラリがエルチェのラファ・ミルから人種差別的な侮辱を受けたとされる件について「彼を死ぬまで擁護する。彼は嘘をつくような人間ではない。相手選手の神経質な態度を見れば何があったかは明らかだ」と怒りを込めて語り、強い連帯を示した。
【本日の総括】
本日は上位から下位まで激しい順位争いが繰り広げられました。アトレティコがソシエダとの接戦を制し、ビジャレアルはチャンピオンズリーグ出場権を懸けてエルチェとのバレンシア州ダービーに臨みます。中位・下位の争いも熾烈で、ベティスとヘタフェの直接対決や、バレンシアとアラベスの生き残りを懸けた一戦、セビージャとラージョの勝ち点同数対決など、終盤戦に向けて各チームのサバイバルが激化しています。
なお、本日のラ・リーガのニュース内に、久保建英選手や浅野拓磨選手ら日本人選手に関する新しい情報は含まれていませんでした。
