アトレティコ・マドリード

レアル・マドリードから届いたフリアン・アルバレスに対する1億5000万ユーロのオファーを拒否し、違約金である5億ユーロを要求しました。さらにクラブ公式SNSで宿敵の公式声明を引用し、泣き笑いの絵文字で応酬。続けて『教皇がアトレティコファンだと言った映像が途切れていた』『マドリードには何も感謝していない』『バルセロナ以上に笑わせてくれる』と強烈な皮肉を込めた声明を投稿し、アカデミーの選手引き抜きに対しても牽制しました。なお、バルセロナからの1億ユーロのオファーも既に拒否されています (via Estadio Deportivo)。

一方で、アレクサンダー・ソルロトのユヴェントスへの売却交渉は、要求額4000万ユーロに対し提示額が2200万ユーロと大きな隔たりがあり難航しています。選手自身はW杯前に重大な発表があるとSNSで匂わせており、ミランも動向を注視しています (via ElDesmarque)。

また、左サイドバックの補強としてマッテオ・ルッジェーリへのオファーを聞く構えですが、チェルシーのマルク・ククレジャ(移籍金7000万ユーロ要求)の獲得は予算的に厳しく、レバークーゼンから1000万ユーロで獲得可能なアレハンドロ・グリマルドが代替案として浮上しています (via ElDesmarque)。

さらに、マテウ・アレマニーSDはベルナルド・シウバの獲得を諦めておらず、彼にチームのリーダーとしての役割とメトロポリターノでのCL決勝という舞台を提示し、バルセロナやレアル・マドリードとの争奪戦に挑んでいます (via MARCA)。

レアル・ベティス

ボタフォゴのマテウス・マルティンス(移籍金約800万ユーロ)に関心を示していますが、エズ・アブデが退団し外国人枠が空いた場合のみ動く方針です。そのアブデはモロッコ代表の親善試合で右膝内側側副靱帯を捻挫し3〜5週間の離脱が見込まれますが、W杯の代表合宿には留まり、グループステージ第2戦での復帰を目指しています (via Estadio Deportivo)。

また、ダニ・セバージョスがSNSで『自分の家に帰りたい』という歌詞を投稿し、ベティス復帰の噂が再燃。モウリーニョ新監督の就任でレアル・マドリードでの出番減少が予想され、アヤックスからのオファーは拒否している状況です (via Estadio Deportivo)。

ペジェグリーニ監督が熱望するソフィアン・アムラバトについては、フェネルバフチェの会長選でアジズ・ユルドゥルムが当選したことで交渉進展の兆しが見えます。ベティスは1200万ユーロを支払う意思はなく、給与負担増の再ローンなどを提案する予定です (via Estadio Deportivo)。

一方で、チミー・アビラはサラゴサとウエスカの乱闘騒動に言及し、ベティス時代にプリードのタックルで半月板を負傷した過去を挙げ、彼にパンチを見舞ったアンドラダを擁護しました (via ElDesmarque)。

移籍市場では、ネルソン・デオッサに対するリーベル・プレートのオファー撤回報道はベティスへのプレッシャー戦略と見られており、セルジ・アルティミラへのスポルティングCPからの高額オファー(1400万+300万ユーロ)は拒否されました (via Estadio Deportivo)。

その他、アンデルレヒトのアリ・マアマル(21歳)への関心や、セドリック・バカンブがコンゴ民主共和国代表としてチリとの無観客親善試合に出場したことも確認されています (via Estadio Deportivo)。

バレンシアCF

2020年以降に獲得した34選手のうち、21選手がわずか1年で退団しているという補強の失敗を示すデータが明らかになりました。今夏も多くの新加入選手が短期間でクラブを去る可能性が指摘されています (via SPORT)。

一方で、新スタジアム「ノウ・メスタージャ」の建設は順調に進んでおり、50本の鉄柱と大屋根を支える圧縮リングの設置が完了。キアット・リム会長はSNSでこの進捗を誇示し、2027年7月の完成に向けて計画通りに進んでいることを強調しました。新スタジアム初年度には5万人のシーズンチケットホルダー獲得を目標としています (via ElDesmarque)。

また、現メスタージャでの最後のシーズンとなる2026-27シーズンのチケットキャンペーンが開始。『Mestalla es eterno』というスローガンの下、価格は平均475ユーロに据え置かれ、出席率に応じた割引制度が導入されています (via ElDesmarque)。

代表関連では、エライ・キュメルトがスイス代表としてW杯に参加しており、現在バレンシアと契約を結んでいる唯一のW杯出場選手です (via SPORT)。また、グイド・ロドリゲスがアルゼンチン代表の追加招集候補に挙がっています (via ElDesmarque)。

さらに、ファマリカォンに所属するユスティン・デ・ハースがバレンシアへの移籍を認め、ポルトガルでのスペイン風のお別れパーティーを経て、7月1日から正式に加入することが決まっています (via ElDesmarque)。

セビージャFC

アントニオ・コルドンの後任として、44歳のホセ・イグナシオ・ナバロが新スポーツディレクター(SD)に正式に就任しました。ビジャレアルやベティスなどでの豊富な経験を持つ彼には、金曜日に就任プレゼンテーションが予定されています (via ElDesmarque)。

ナバロ新SDの最優先課題は、タンギ・ニアンズーとジョアン・ジョルダンの高額給与問題の解決です。両選手合わせて年間1700万ユーロ以上のコストがかかっており、契約解除やフリートランスファーでの放出が検討されています。また、ラファ・ミルやフェデ・ガットーニも放出候補に挙がっています (via ElDesmarque)。

プレシーズンは7月3日のメディカルチェックから始動し、ルイス・ガルシア・プラサ監督の下でオランダ合宿も視野に入れつつ、KSクラコヴィアやバイエル・レバークーゼンとの親善試合が決定しています (via Estadio Deportivo)。

補強面では、フアン・イグレシアスとアルナウ・サンガンテのフリートランスファーでの獲得が見込まれていますが、獲得合意済みのパトリック・メルカドは重傷により年末まで復帰できません。GKオディッセアス・ブラホディモスは残留を希望しているものの、ニューカッスルが1200万ユーロを要求しており完全移籍は困難な状況で、ビジャレアルのディエゴ・コンデへの関心も示しています (via Estadio Deportivo)。

ピッチ外では、クラブの現状に不満を抱くファンによる「セビージャを救うための大デモ」が6月18日にサンチェス・ピスフアン周辺で予定されており、現ボード陣の退陣と増資を求めています (via Estadio Deportivo)。

レアル・ソシエダ

ミケル・オヤルサバルがインタビューに応じ、『才能ある選手を集め、それを維持しているクラブの力は素晴らしい』と、近年急成長を遂げているレアル・ソシエダの組織力を高く評価しました (via Mundo Deportivo)。

ビジャレアルCF

イニゴ・ペレス新監督が、カルロス・マシアやダニ・ブデスカ、アラサン・ディアッタら若手選手の起用方針について言及。『カンテラ出身だからといって何もプレゼントするつもりはない』と語り、盲目的なカンテラ至上主義に警鐘を鳴らすとともに、激しいポジション争いを通じた成長を選手たちに求めました (via Estadio Deportivo)。

また、GKディエゴ・コンデに対してセビージャFCなどが強い関心を示していることが報じられています (via Estadio Deportivo)。

RCDエスパニョール

新たに就任したモンチSDがインタビューに応じ、『他クラブからの3〜4倍もの高額オファーを断ってエスパニョールを選んだ』と、クラブへの強いコミットメントを明かしました (via Mundo Deportivo)。

補強の目玉として、ジローナから降格したウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフの獲得を狙っていますが、アヤックスやトラブゾンスポルとの熾烈な争奪戦となっており、資金力の面からトラブゾンスポル移籍が濃厚と見られています (via ElDesmarque)。

また、守備陣の大幅な血入れ替えを計画しており、カルロス・ロメロやフェルナンド・カレロが退団するほか、ミゲル・ルビやホセ・サリナスらも放出候補となり、オマル・エル・ヒラリの売却すら検討されています (via Mundo Deportivo)。さらに、マルク・ロカの復帰に向けた打診を行っているとの噂も浮上しています (via ElDesmarque)。

セルタ・デ・ビーゴ

マルコ・ガルセスSDが、クラウディオ・ヒラルデス監督の戦術にフィットする即戦力として、スポルティングCPのジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリと、アヤックスのブラジル人DFルーカス・ロサの獲得を画策しています。すでにアレイシ・フェバスの獲得競争には勝利しており、積極的な市場の動きを見せています (via ElDesmarque)。

ジローナFC

来季に向けて、本拠地モンティリビ・スタジアムのハイブリッド芝の張り替え工事が開始され、7月中旬までに完了する予定です。しかし、ファンからは芝生だけでなく、トイレや飲食スペースなどスタジアム全体のインフラ改善を求める声が強く上がっています (via Mundo Deportivo)。

また、セグンダ降格に伴い、ビクトル・ツィガンコフをはじめとする主力選手の放出が避けられない状況となっています (via ElDesmarque)。

ヘタフェCF

ホセ・ボルダラス監督が、セビージャやエスパニョール、オサスナなど複数クラブからの関心を断り、ヘタフェとの契約延長に近づいています。アンヘル・トーレス会長との会談で残留の意思を固めており、来季のカンファレンスリーグ参戦が彼の大きなモチベーションとなっています (via ElDesmarque)。

RCDマジョルカ

マルティン・デミチェリス新監督が、地元メディアのホセ・サンチス氏とともにDAZNでのW杯アルゼンチン戦の実況・解説陣に加わることが決定しました。サンチス氏は『新戦力についていろいろと聞き出したい』と、放送中の裏話に期待を寄せています (via SPORT)。

CAオサスナ

アレシオ・リスチ監督を解任した後、ホセ・ボルダラス監督にオファーを出したものの、条件面で折り合わず拒否されました (via ElDesmarque)。

一方、レアル・マドリードから500万ユーロで獲得した新戦力ビクトル・ムニョスについて、データ分析の観点から相手の背後を突く動きや左サイドでのプレーの質が高く評価されており、大きな期待が集まっています (via MARCA)。

CDレガネス

エドゥアルド・コシン新会長がインタビューで、885 Capitalによるクラブ買収後も、アンドレス・パルドSDとそのチームを留任させることを明言しました。『降格の危機に瀕したシーズンだったが、経営陣の刷新で十分な変化があった』と判断しており、現在は新監督の選定作業に集中しています (via MARCA)。

ラージョ・バジェカーノ

イニゴ・ペレス監督の退任により空席となっているベンチに、ルベン・アルベスが有力な候補として急浮上しています。カタールのウム・サラルでは最下位に沈んだものの、若く戦術的なアプローチがイニゴ・ペレスに似ている点がクラブ内で高く評価されています。なお、ハゴバ・アラサテとの交渉は決裂に終わりました (via ElDesmarque)。

UDアルメリア

昇格プレーオフ準決勝第2戦でカステリョンと激突し、3-2の死闘を制して2戦合計で決勝進出を決めました。アドリアン・エンバルバとアレックス・ムニョスのゴールで食い下がり、94分にステファン・ジョディッチが劇的な決勝ゴールをマーク。ルビ監督の下、1部復帰を懸けてマラガまたはラス・パルマスと対戦します (via SPORT)。

CDカステリョン

昇格プレーオフ準決勝でアルメリアと対戦し、パブロ・エルナンデス監督の指揮下でアレックス・カラトラバとアグスティン・シエンラがゴールを奪い一時は逆転に成功しましたが、終盤に逆転を許し敗退。1991年以来となる悲願の1部昇格の夢はここで潰えました (via SPORT)。

マラガCF

昇格プレーオフ準決勝の第2戦(ラス・パルマス戦)に向けて、フアンフラン・フネス監督が記者会見を行いました。『第1戦は1-0で勝利したが、まだ何も決まっていない。彼らはボールを奪い攻撃させない』と、相手のポゼッションサッカーへの警戒を強め、気を引き締めています (via Mundo Deportivo)。

UDラス・パルマス

ルイス・エルゲラSDが記者会見を開き、ルイス・ガルシア監督との契約延長交渉が進行中であることを明言しました。また、プレーオフ第1戦で交代を命じられた際にボトルを蹴って怒りを露わにしたヘセ・ロドリゲスについて、『彼の行動は間違っていたが、すでに反省している』と苦言を呈しつつ事態の収拾を図りました (via SPORT)。

エルチェCF

エデル・サラビア監督のサバティカル(休養)取得に伴う後任として、フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ピミエンタの監督就任が間近に迫っています。クリスティアン・ブラガルニク・オーナーの主導で、ダビド・ラルビア、マッティア・フェリチ、サンティアゴ・モンティエル、アダマ・トラオレ、ルベン・サンチェスなどの獲得を狙っています。また、ダビド・アフェングルバーやブバ・サンガレらの価値高騰により、チームの市場価値が約1億ユーロに到達しました (via Estadio Deportivo)。

レバンテUD

ビッグデータ部門の責任者であるアレハンドロ・ロサが、サッカーとデータをテーマにした著書『El arte de lo imperceptible』を出版し、ホセ・ヒラとともにデータ分析の重要性をアピールしています。また、ピッチ上ではDFアドリアン・デラが契約延長のオプション条件を満たし、2027年まで契約を更新。チームのキャプテンとして不可欠な存在となっています (via SPORT)。

レアル・オビエド

ギジェルモ・アルマダ監督の後任として、フリアン・カレロが新監督に就任しました。パチューカ・グループのヘスス・マルティネス会長が熱望し、1年契約にオプションを加えた好条件で合意。2016-17シーズンにオビエドで共に仕事をしたミゲル・リナレスらが彼の戦術と手腕を絶賛しています (via SPORT)。

レアル・サラゴサ

ラロ・アランテギSDが記者会見で、ルベン・ディエス、ジャウメ・ハルディ、ピーター・アデモ、ラウル・ペレイラ、アルナルツ・ペーニャの5選手の獲得を正式に発表しました。さらに、イバイ・ゴメス監督の要望に応え、スタメン級のGK、両SB、ベテランCB2人、ゲームメイカー、ストライカー、左WGの計8〜9人の追加補強を明言し、大改革を予告しています (via ElDesmarque)。

デポルティボ・ラ・コルーニャ

1部復帰に向け、カンテラ出身選手を含む13選手(アルバロ・フェルージョ、ヘルマン・パレーニョ、アドリア・アルティミラ、ルーカス・ノウビ、ミゲル・ロウレイロ、ジャコモ・クアリアータ、リキ、ビジャレス、マリオ・ソリアーノ、ルイスミ、ジェレマイ、メジャ、ビル・ンソンゴ)をアンタッチャブルな中核と位置付けました。

若手では、U-17スペイン代表として欧州選手権で活躍したマヌ・バレイロ(17歳)のトップチーム昇格が期待されているほか、CBダミアン・カネドとの契約を2028年まで延長しました。チモ・ナバロとの契約延長交渉も進行中で、彼が残留すればフェルナンド・ソリアーノSDの守備陣の補強戦略(CB1人と両SB各1人)に影響を与える見込みです (via SPORT)。

スポルティング・ヒホン

メキシコのプエブラからペニャロールにレンタル中のウルグアイ人CBエマヌエル・グラルテ(28歳)の獲得を検討しており、レガネスのホルヘ・サエンスとのダブル獲得も視野に入れています。一方、オルレギ・スポーツは分析官のカコ・モランを解任し、ニコラス・ラルカモン新監督の就任に合わせてコーチ陣の大幅な入れ替えを実施しました (via SPORT)。

SDウエスカ

レアル・ムルシアから、エクアドル出身で経験豊富なGKジャンフランコ・ガッサニーガを獲得したことを発表しました。彼はラウル・ハルディエル監督の下でプレーすることになります (via SPORT)。

CDテネリフェ

ベテランFWエンリク・ガジェゴ(39歳)との契約を1年延長しました。昨季は19ゴールを挙げ、クラブの歴代得点ランキング10位(55ゴール)に名を連ねるなど、依然としてチームの得点源として期待されています (via SPORT)。

エルクレスCF

プリメーラRFEFでの3シーズン目となる2026-27シーズンのシーズンチケットキャンペーンを発表しました。価格は120ユーロから1000ユーロで据え置かれ、ベト・コンパニー新監督の下、1万人以上の会員維持を目標に掲げています (via SPORT)。

【本日の総括】

移籍市場の本格化と昇格プレーオフの白熱により、ラ・リーガ全体が熱気を帯びています。アトレティコ・マドリードがアルバレスに対するマドリードからの巨額オファーを痛烈な皮肉で一蹴した一方、ベティスやセビージャは主力の放出と新戦力の見極めに奔走し、財政と戦力のバランス調整に苦心しています。また、セグンダの昇格プレーオフではアルメリアが決勝へ駒を進め、各クラブが新監督の招聘やカンテラ出身者の引き上げなど、来季に向けた基盤作りに着手しています。データ活用からスタジアム改修まで、ピッチ外のインフラ整備も急ピッチで進んでおり、スペインサッカー界は変革の夏を迎えています。