ジローナFC

1部から降格したジローナは、Ajaxへ移籍したMíchel前監督の後を継ぎ、新たにQuique Álvarez監督を招聘しました。1年での1部復帰という明確な目標を掲げ、大きな変化の夏を過ごしています。Daley Blind、Joel Roca、Axel Witselらがチームを去り、レンタルで加入していたEcheverri、Lemar、Vitor Reis、Ter Stegenらもそれぞれの所有元クラブに帰還しました。

一方で、Oleksandr Pyshchur、Izan González、Iván Moranteなどの新戦力を獲得したほか、ベテランの大黒柱であるStuaniやDavid Lópezとの契約更新に成功しました。

さらに、下部組織出身で一昨年にバルサのジュベニールへと去り、その後サウジアラビアのアル・イテハドへ移籍していた21歳の至宝MFウナイ・エルナンデスを、買い取りオプション付きの1年間の期限付き移籍で獲得したと公式発表しました。

サポーターの熱量も最高潮に達しており、年間シートの更新率は驚異の96.6%を記録し、クラブ史上最高となる1万人の登録を達成しました。 (via Esport3 / SPORT)

RCDマジョルカ

2部降格からのロケット復帰を目指すマジョルカは、プレシーズンにおいてPSGを3-0、アル・イテハドを4-2で撃破するなど圧倒的な仕上がりを見せており、開幕のバリャドリード戦に向けて自信を深めています。

移籍市場では、アンドラから25歳の有望なジョセップ・セルダ(Josep Cerdà)を250万ユーロ(2.5M€)というクラブ史上最高額で引き抜き、攻撃陣を大幅に強化。さらに、ロッカールームの象徴である42歳の絶対的守護神ピチュ・クエジャールとの契約を1年間延長することに成功しました。 (via Esport3 / MARCA)

レアル・オビエド

1部から降格したオビエドは、宿敵 Granada を本拠地 Carlos Tartiere に迎える開幕戦を前に、大きな決断を下しました。エジプト代表の快速ウインガー、ハッサンのセルティックへの売却(売却額はクラブ史上最高額の固定700万ポンド+変動3.5百万ポンド規模)に成功。

この巨額の売却益により、これまで選手登録制限(サラリーキャップ)によりブロックされていた今夏の新戦力14名全員の登録手続きを一挙に完了しました。Julián Calero監督にとっては、開幕前日にしてこの上ない大きな追い風となります。

新戦力の Carlos Domínguez のお披露目も行われ、Calero監督は『かつてこれほど多くの新戦力が開幕戦までに揃うことは経験がなかった。クラブの素晴らしい仕事に本当に感謝している』と、フロントを絶賛しています。 (via ElDesmarque / SPORT)

CEサバデル

プレーオフ決勝でザモラを破り、5年ぶりの2部復帰を果たしたサバデルは、月曜日のアウェイでのスポルティング・ヒホン戦に向けて不退転の決意を固めています。

今シーズン、カテゴリー最年少となる31歳でチームの指揮を執る Ferran Costa 監督は、リーグで最も低い給与予算制限と経験の浅い若いチームを抱えているという冷酷な現実に直面しながらも、以下のように力強く語りました。

『私たちには非常に厳しい予算制限があり、登録メンバーも他チームに比べて2部での経験が圧倒的に不足している。しかし、私たちは自分たちの実力でこの切符を勝ち取り、ここにいる。ピッチの上において、私たちは誰一人として恐れることはない。これはおとぎ話ではないし、非常に過酷で苦しい「jodido」瞬間が何度も訪れるだろう。しかし、私たちの最大の武器は、バスの中でアンセム(クラブ賛歌)を全員で絶叫して歌うほどの圧倒的な帰属意識と一体感、そしてサバデルという歴史あるクラブの誇りだ。魂を込めてぶつかるだけだ』

チームは Pere Pons、Edgar González、Yanis Rahmani などの実力者を獲得したものの、依然として補強は発展途上であり、デッドラインまでに全ポジションでさらなる獲得を試みています。 (via Esport3 / MARCA)

セルタ・フォルトゥーナ

昨シーズンに史上初の2部昇格を果たしたBチーム(セルタ・フォルトゥーナ)は、フレディ・アルバレス監督率いる若きエリート集団です。

開幕のカディス戦(Nuevo Mirandilla)を前に、1部チームの試合(オサスナ戦)がバライードスのピッチ真菌被害によって延期となったため、ウゴ・ブルシオ、アンドレス・アンタニョン、アンショ・ロドリゲス、ジョエル・ロペス、コケ・カリージョといった、普段はトップチームの練習に帯同しているカンテラーノ全員がフォルトゥーナに合流可能となり、最強のブライト(輝かしい)布陣で開幕戦に挑むことが可能となりました。

一方で、昨季大活躍したウイングのウゴ・ゴンサレスはトップチームへの完全昇格が決定しており、アルバレス監督は『ウゴの圧倒的な得点力をカバーするため、オスカル・マルコスやアンヘル・アルコスといった若いタレントたちにさらなる飛躍とゴールを期待したい』と、新世代の台頭に強い期待を寄せています。 (via SPORT)

カディスCF

今週末のセルタ・フォルトゥーナとの開幕戦を前に、イマノル・イディアケス監督を電撃解雇し、新たにアルバロ・セラデス監督を招聘しました。

セラデス新監督は合流してわずか3日ですが、規律を乱していた問題児ハビ・オンティベロスに対し、会見の場で極めて厳しい最後通牒を突きつけました。

『オンティベロスの才能は疑いようがないが、プロとしての規律ある生活と規則正しい生活をピッチ内外で徹底できなければ、私のチームでプレーする資格はない』

チームはDriblabのビッグデータ予測において、降格確率61パーセントという極めて不名誉な評価を受けており、セラデス新監督のもとでこの下馬評を覆すための戦いが始まります。 (via MARCA)

FCアンドラ

ジェラール・ピケオーナー率いるプロジェクトは、カルレス・マンソ新監督のもとで2部の舞台に挑みます。守護神パウ・ロペス(ジローナから獲得)、そして昨季3部で25ゴールを挙げた爆発的ストライカー、ジョディ・カノを獲得。

一方で、ジョセップ・セルダをクラブ史上最高額の250万ユーロ(2.5M€)でマジョルカへ売却し、ダニ・ビジャエルモーサ(昨季7G8A)が退団するなど、主力の入れ替えを敢行しました。チームはエスタディ・デ・ラ・FAF(エンカンプ)を要塞化し、セウタとの開幕戦に臨みます。 (via Esport3)

レアル・ソシエダB

Jon Ansotegi監督率いるソシエダB(サンセ)は、開幕戦においてカステリョンに0-1で惜敗しました。

サンセは、トップチームがロンドンでチェルシーとの親善試合(スタフォード・ブリッジ)を行うにあたり、エースのオチエン、ベイティア、レバルビエ、マルシャルといった主力を大量に欠いており、ヨン・アンソテギ監督にとっては非常に厳しい人員選考を強いられました。

試合ではGorka Carreraがネットを2回揺らしたものの、いずれも極めて微細な fuori di juego(オフサイド)の判定により取り消される不運に見舞われ、1点が遠い船出となりました。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

CDカステリョン

パブロ・エルナンデス監督率いるカステリョンは、開幕戦においてサンセを敵地Zubietaで0-1と下し、見事な白星スタートを切りました。

前半6分、ラウル・サンチェスが右サイドから放ったグラウンダーの折り返しに、新エースの Camara が Kita よりも一瞬早く反応して右足で押し込み、これが今シーズンのLALIGA Hypermotionの記念すべきオープニングゴールとなりました。

その後は相手のマークを外す素早い desmarque(デスマルケ)に晒されましたが、GKマティスが驚異的な反射神経で Carrera の決定的なシュートを阻止し続け、完封勝利を飾りました。

Driblabのデータ予測では昇格可能性27%で2部のダークホースとされており、最高のロケットスタートとなりました。 (via SPORT / MARCA)

レアル・サラゴサ

Ibai Gómez新監督が就任したサラゴサは、プレシーズンマッチにおいてUD Logroñésと対戦し、1-2で勝利を収めてコンディションを高めています。

前半19分、他のクラブからも大きな注目を集めている10代の快速アタッカー、イケール・バディージョ(Iker Vadillo)がロングパスを神がかり的なトラップで受けると、そのままスピードで相手CBカベタスを振り切り、冷静に左足で Fermín の股を抜くシュートを突き刺して先制。

その後一度は同点に追いつかれ、さらに前半42分にガーナ代表MF Saidu が脛(チビア)の筋肉の過負荷により念のため大事を取って負傷交代(代わって Jaime Tobajas が投入)するアクシデントに見舞われました。

しかし、後半75分にその Tobajas がペナルティエリア手前から放ったシュートが相手ディフェンダーに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らして勝ち越し。

最後は Ander Herrera と Francho Serrano という、今季の選手間投票で新キャプテンに選ばれた二大リーダーの不在(この日は Rubén Díez がキャプテンマークを着用)を感じさせない粘り強い守備ブロックで逃げ切りました。 (via SPORT)

スポルティング・デ・ヒホン

新たにアルゼンチン人の Nicolás Larcamón 監督を迎えたチームは、プレシーズンを6回の激しい練習セッションで締めくくり、月曜日のサバデルとの開幕戦に向けて素晴らしい一体感を見せています。

今シーズン、クラブはアストゥリアスの誇りである伝統の旗に、アグレッシブな新フォントによるスローガン『 Puxa (がんばれ)』を精巧にあしらった、全く新しいデザインのキャプテンマーク(ブラサレテ)を公式発表しました。これを身につけるRubén Yáñez、Juan Otero、Gaspar Campos、Guille Rosasの4名のキャプテンがチームを牽引します。

戦術的にはLarcamón監督が志向するインテンシティの高い『5-2-3』フォーメーションをベースに戦いますが、開幕戦はルーニー、フェラーリ、サエンスらが怪我の影響で欠場がほぼ確実。それでも監督は『42試合もある長丁場のシーズンであり、ここで無理をさせて将来を棒に振るような決断は絶対にしない』と冷静さを保っています。

さらに、コモから若いDF Andrés Cuenca をレンタルで獲得する交渉が進行しており、書類送付の遅れを週明けにもクリアし、ディフェンスラインの厚みを増す予定です。 (via SPORT)

アルバセテ・バロンピエ

クラブは、レアル・ベティスの生え抜きであり、世代別スペイン代表(U-16からU-21まで招集)としての輝かしいキャリアを持つ25歳の攻撃的MFロベル・ゴンサレス(Rober González)を、移籍金ゼロ(フリートランスファー、将来の売却時にベティスへ一部パーセンテージを支払う条件)での完全移籍で獲得したと公式発表しました。契約期間は2028年までの2年間。

スポーツディレクターを務めるToché氏は、『彼はピッチ上で確実に違いを作り出せる圧倒的なタレントであり、今夏の私たちの補強戦略において最も必要不可欠な絶対的ピースだった』と語り、大きな自信を見せています。 (via Estadio Deportivo)

UDラス・パルマス

ルベン・デ・ラ・バレーラ監督率いるチームは、日曜日のアルバセテとの開幕戦に向け、非常にエキサイティングなニュースに沸いています。

前線のスターティングメンバーの編成において、今夏に日本から加入した日本の宮代大聖(Taisei Miyashiro)を先発の右ウイングとして送り出すことが極めて濃厚となりました。

宮代大聖は抜群の戦術理解度とプレッシングの質、そしてエリア内への飛び込みのキレを見せており、逆サイドのジェセ・ロドリゲス、およびワントップのジェフテ・ベタンコールとともに、機動力に満ちた前線スリートップを形成する見込みです。日本のファンにとっても、この大舞台での宮代大聖の活躍は最大の注目ポイントとなります。

さらに、カンテラから急浮上した16歳8ヶ月の超新星ウインガー、ラファ・クルス(Rafa Cruz)がベンチ入りし、かつてのペリ(ペドリ)が16歳でHuesca戦において衝撃のデビューを飾った歴史的な夜と同じように、この開幕戦で華々しいデビューを飾るのではないかと現地メディアが大注目しています。 (via SPORT)

CDテネリフェ

昨シーズン、過酷な3部リーグ(Primera RFEF)という「1年間の地獄」を戦い抜き、ようやくこのプロの舞台である2部へと這い上がってきた代表的クラブは、かつてチームを率いた Álvaro Cervera 監督を再び招聘しました。さらに、かつて選手として長年クラブを支え、現在はCervera監督の忠実なアシスタントコーチに就任したレジェンド、 Aitor Sanz 氏の存在も大きな支えとなっています。

開幕戦となるアウェイでの Eibar 戦(Ipurua)においては、大黒柱であるCBの Anthony Landázuri がサスペンション(出場停止)のため出場が不可能となっており、Cervera監督は Jorge Moreno や José León などの実力派をどのように配置するか頭を悩ませています。

一方で、ベティスをフリーとなった32歳のアルゼンチン人FW Chimy Ávila の強奪に向けて、クラブの厳しいサラリー上限プロトコル(予算制限ルール)を無視して、総予算の最大15%を一挙に投入するウルトラオファーを水面下で準備しており、獲得への強い意欲を示しています。 (via SPORT / ElDesmarque)

グラナダCF

プレシーズン中、最もスカウト陣の背筋を凍らせたのが、5部リーグ(リーガ・プレフェレンテ)のUPプラセンシアからカンテラへ加入したばかりの20歳のナイジェリア人FWチナザ・マーヴェラス(Chinaza Marvellous)の驚異的な大爆発です。

プレシーズンマッチにおいて怒涛のゴールラッシュを披露したチナザに対し、パチェタ監督は『彼はこのリーガの勢力図を完全に書き換える、とてつもない本物の怪物だ』と手放しで絶賛。

クラブはただちにチナザとの契約を2030年まで延長し、かつてサム・オモロディオンをアトレティコに600万ユーロの解除金で強奪された苦い歴史の教訓から、チナザの解除金を法外なレベルに引き上げ、高額な給与を保証する完全プロフェッショナル契約を締結させました。

パチェタ監督はオビエドとの開幕戦に向けて、『オビエドはあらゆるポジションに素晴らしいタレントを揃えたタフな強豪だ。しかし、私たちはここで勝利を収めるために Tartiere へ向かう。自分のチームの選手たちには全幅の信頼を置いている』と、並々ならぬ闘志を燃やしています。 (via MARCA / SPORT)

【本日の総括】

待ちに待った2026/2027シーズンのLALIGA Hypermotionがついに開幕を迎えました。今季は1部から降格したジローナ、マジョルカ、オビエドの3大クラブが圧倒的な予算と戦力で昇格レースを引っ張る構図が予想される中、敵地 Zubieta でサンセを下してお ore-llut (カステリョン)としての勝負強さを見せたカステリョンや、若きタレントが躍動したサラゴサ、さらに5年ぶりの復帰に魂を注ぐサバデルなど、22チーム、42試合という過酷な航海にふさわしい、熱狂的で緊迫した勢力図が早くも構築され始めています。

ピッチ外でもテネリフェによるアビラ獲得に向けたサラリーキャップ超過の挑戦や、カディスの監督交代劇、さらにはジローナの年間シート1万枚突破など、プロの舞台にふさわしい大きな地殻変動が交錯しており、ここから始まる長い戦いにおいて、どのクラブが最初に主導権を握るか目が離せません。