新ユニフォームの巨大レプリカが市内に登場
1ヶ月前に発表された2026-27シーズンの公式ユニフォームのプロモーションとして、メスタージャ・スタジアムのコーナーの1つと、観光名所である芸術科学都市に巨大なシャツのレプリカが掲げられた。新ユニフォームは伝統的な白を基調とし、Vネックとクラブの歴史的な意味を持つえんじ色のディテールが復活している。パンツとソックスは黒に戻るが、限定的に全身白の着用も可能となっている。(via ElDesmarque)
右サイドバックの補強が難航、緊急事態に
ティエリ・レンダルとレンソ・サラビアの退団に伴い、右サイドバックの補強がクラブの最優先事項となっているが、ラ・リーガ開幕まで3週間を切った現在も解決策が見つからず、カルロス・コルベラン監督のチーム編成に影響を与えている。リールとの契約が満了したトーマス・ムニエはメディカルチェックを残すのみとなっていたが、直前で方向転換しサンダーランドと2年契約を結んだ。経験豊富なベテランとして即戦力を期待していただけに痛手となっている。続いてアストン・ヴィラ保有のアンドレス・ガルシアの獲得に動いたものの、ヘタフェがシーズン終了までのレンタルで合意。バレンシアは引き留めようとしたが間に合わなかった。ディミトリ・フルキエは2月に左膝の関節鏡手術を受けており、競技力や回復具合に不安が残っている。多くの候補と接触しているものの、大半のクラブは移籍金を要求しており、クラブは現時点でその金額を支払う意思はない。現在、プレシーズンで右サイドバックとして起用可能なのはカンテラーノのルボ・イランソとロドリゴ・ガモンの2人のみという緊急事態に陥っている。(via SPORT)
新たなウイング候補にジローナのツィガンコフが浮上
右サイドバックの補強を優先しつつも、カルロス・コルベラン監督はウイングの補強も模索している。Ryunosuke Satoの加入は同ポジションの補強を閉ざすものではなく、ラルジー・ラマザニの獲得オプションも引き続き開かれている。そんな中、新たな市場の機会としてジローナのウクライナ代表ヴィクトル・ツィガンコフが浮上した。ツィガンコフはクラブが約束を守らなかったとして自由契約を求めており、ジローナ側は無料で放出する気はないものの、要求額を2000万ユーロから1000万ユーロに引き下げている。コルベラン監督は、1対1で違いを作れる経験豊富なウイングを求めており、主に右サイドから左足でのシュートを狙うツィガンコフはまさにそのプロフィールに合致する。ラ・リーガの複数のクラブが彼がフリーになれば獲得を検討すると伝えており、バレンシアもその状況を注視している。ただし、具体的な交渉は進んでおらず、彼とジローナの対立の進展次第となっている。(via ElDesmarque)
コルベラン監督の元教え子、FWジョシュ・マジャに関心
ウーゴ・ドゥロやウマル・サディクの特徴を補完する、機動力があり連携できるアタッカーを探しているバレンシアは、現在無所属となっているナイジェリア代表FWジョシュ・マジャ(27歳)に関心を示している。具体的な交渉には至っていないが、コルベラン監督はイングランドのウエスト・ブロムウィッチ・アルビオン時代に彼を指導しており、ピッチ内外で何をもたらすかを熟知していることが大きなプラス要素となっている。身体能力が高く、背を向けてのポストプレーだけでなく、スペースへの飛び出しやボール喪失後のプレスにも参加できる現代的なストライカーであり、チャンピオンシップで12ゴールを記録した決定力も備えている。純粋な9番タイプではないが、バレンシアが求めるプロフィールに完全に合致しており、ワトフォードやプレシーズンマッチで対戦するダービー・カウンティも関心を示している中、今後の動向が注目される。(via ElDesmarque)
ピーター・リム氏がバレンシア訪問、カニサレス氏が痛烈批判
スペインが2度目の優勝を果たしたワールドカップ後、クラブオーナーのピーター・リム氏が2019年末以来となるバレンシア訪問を行った。VCF財団ディレクターのインマ・イバニェス氏と面会し、ノウ・メスタージャの建設現場を視察した。この訪問にはゼネラルディレクターのハビエル・ソリス氏、運営・インフラディレクターのクリスティアン・シュナイダー氏、CEOのロン・ガーレイ氏も同行した。リム氏が長期間不在にしていた間、ファンからの抗議活動や退陣要求コールが日常化していた。この訪問を受け、クラブのレジェンドであるサンティ・カニサレス氏はラジオ番組内で『ピーター・リムが来てくれてワクワクしたよ。バレンシアでは彼の存在がとても期待されているからね。彼の行動には盲目的な信頼を寄せているよ』と皮肉交じりに語り、さらに『バレンシアは衰退しているチームだ。なぜなら経営陣が衰退しているからだ。経営陣が変わるか、プロフェッショナルに任せない限り、バレンシアはどこへ行っても哀れみを買うだけだろう。それが現実だ』と強烈に批判した。(via ElDesmarque)
メスタージャのピッチ全面張り替え作業が進行中
8月8日に開催されるニューカッスルとのプレシーズンマッチ、トロフェオ・ナランハに向けて、メスタージャ・スタジアムのピッチ張り替え作業が急ピッチで進んでいる。築104年を迎え、3000試合以上を開催してきた現スタジアムにとって今シーズンは最後の年となる。水はけの良さを誇る芝生だが、今夏はイベント、チャンピオンズ・バーガーの会場となったため、例年通り全面的な張り替えが必要となった。スペインのカセレスやポルトガルから良質なティフトン芝が搬入されており、運送責任者の一人は『今年はチャンピオンズリーグレベルの非常に良い芝生が届いた』と太鼓判を押している。遅くとも今週金曜日には敷設が完了する予定で、芝生が定着するまで15日間の猶予があり、ニューカッスル戦には完璧な状態に仕上がる見込みだ。リーグ開幕戦が延期されたため、次のホームゲームは8月22日のセルタ戦、その3日後の25日にはベティス戦が予定されている。(via ElDesmarque)
18歳のカンテラーノ、ロドリゴ・ガモンがトップチームデビューで躍動
パテルナで行われたプレシーズン初戦のCDエルデンセ戦(3-0で勝利)にて、18歳のカンテラーノ、ロドリゴ・ガモンが後半から右サイドバックとしてトップチームデビューを果たした。右サイドバックの補強が進まず人員不足に陥っている中、ガモンは右サイドを駆け上がり、ルイス・リオハとの連携も見せるなど、最も目立った選手の一人としてアピールに成功した。元々攻撃的なポジションの選手だったが右サイドバックにコンバートされ、スピードやフィジカル、サイドの走破力を発揮している。敵陣でのプレーやインテンシティを求めるコルベラン監督のシステムに合致するモダンなプロフィールを持っており、ガモン本人は試合後、『私のこの笑顔を見てください。ずっと望んでいたことですし、毎日の努力があればすべてが達成可能です。でもまだ何も成し遂げていませんし、前進し続けなければなりません』と喜びと覚悟を語り、『バレンシア・メスタージャでオスカル・サンチェス監督の元でプレーしようと、トップチームでカルロス・コルベラン監督の元でプレーしようと、良い結果が出るように全力で取り組んでいくつもりです。この流れを維持しなければなりません。前半も後半も素晴らしい試合をしました。これは始まりに過ぎないので、これからも続けなければなりません』と意気込みを見せた。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
右サイドバックの補強難航という緊急事態の中、18歳のガモンがプレシーズンで躍動し希望の光となっています。一方でウイングやFWの補強候補としてツィガンコフやマジャの名前が浮上し、クラブの動きが活発化しています。また、ピーター・リム氏の久々のバレンシア訪問はカニサレス氏から痛烈な批判を浴びており、ピッチ外でも話題の尽きない一日となりました。