カルロス・マシアが2031年まで契約延長

🟡 ビジャレアルは、カンテラの至宝である17歳のミッドフィルダー、カルロス・マシアとの契約を2031年6月まで延長しました。2008年9月1日エルチェ生まれのマシアは、昨シーズンにダビド・アルベルダ監督率いるビジャレアルBでプリメーラRFEFにおいて25試合・2100分以上出場し、トップチームでもデビューを果たしています。今夏はイニゴ・ペレス監督のもとでプレシーズンをトップチームで過ごしており、世代交代の象徴として期待されています。

彼のプレースタイルは、戦術眼に優れ、プレッシャー下でも冷静にプレーでき、試合のテンポを解釈する能力に長けています。ディフェンスラインの前でピボットとしてプレーし、的確なビルドアップや守備のバランス修正、ポジショニングの賢さを活かしたボール奪取が可能です。身体能力にも恵まれており、クラブ内ではそのプレースタイルがロドリゴ・エルナンデス(ロドリ)に似ていると高く評価されています。

CEOのフェルナンド・ロッチ・ネグエロレスは、彼の才能について次のように絶賛しています。

『マシアはBチームでもAチームでも完璧にプレーできる非常に若い青年だ。彼がここで成長し、彼に合った競争の中にいることが分かる。今日のプリメーラRFEFとセグンダの差は、セグンダとプリメーラの差よりもかなり小さいと思う』

『カルロス・マシアは非常に若い選手で、来年もまだユース世代だ。しかし今年はBチームで絶対的なレギュラーであり、トップチームでも200分以上プレーした。彼がどのようなライセンスを持つかはこれからだが、若いからといってBチームに留めておく必要はない』

『カルロス・マシアはスペイン代表でプレーするだろう。もし彼がリーベル・プレートでプレーしていたら、今頃3000万ユーロの価値があるはずだ』

ダニ・パレホとトーマス・パルティの退団により中盤にスペースが生まれ、ダニ・レケナもレバンテへ再びレンタル移籍したため、トップチームの中盤の選択肢は減少しています。現在はパペ・ゲイェとサンティ・コメサーニャが経験をもたらす存在として在籍していますが、ゲイェには退団の可能性があります。そのような状況下で、マシアとアラサン・ディアッタが新たな中盤の世代交代の軸としてイニゴ・ペレス監督の構想に組み込まれる見込みです。スポーツディレクターはカンテラを重視しており、スポーツ面でも経済面でも完璧にフィットする機会がない限り、移籍市場では動かない方針です。(via Estadio Deportivo)

ペーテル・グラーチの獲得が目前に

🧤 ゴールキーパー陣の再編を進めるビジャレアルは、RBライプツィヒに所属する36歳のハンガリー代表GKペーテル・グラーチの獲得に非常に近づいています。すでに選手側とは年俸や契約期間などの個人条件でほぼ合意に達しており、現在はクラブ間での移籍金交渉を残すのみとなっています。

ディエゴ・コンデが600万ユーロの買取オプション付きでベティスへレンタル移籍し、アルナウ・テナスも退団が濃厚となっています。テナスはベンフィカとの親善試合でベンチ外となっており、出場機会を求めてエルチェ、レバンテ、マジョルカ、アルメリアなどがレンタルの可能性を探っています。これにより現在のトップチームのGKはルイス・ジュニオールのみとなっており、昨季ヨーロッパの大会で経験不足から勝ち点を落とすミスがあったことを踏まえ、イニゴ・ペレス監督は競争相手として経験豊富なベテランを必要としています。

グラーチはライプツィヒと2027年6月30日まで契約を残していますが、11シーズンにわたり362試合に出場し、ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグで活躍した功労者であるため、両者の良好な関係から少額の移籍金、あるいは契約解除によって退団が容認される見込みです。2月に左膝の内側側副靱帯を部分断裂して以降、実戦から遠ざかっている点には懸念もありますが、ヨーロッパの大会での79試合という豊富な国際経験をクラブは高く評価しています。

加入後は、ラ・リーガを若きルイス・ジュニオールが担当して成長を促し、チャンピオンズリーグをグラーチが担当する、あるいはグラーチがすべての大会で正GKの座を完全に奪うといった起用法が想定されています。(via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via SPORT)

ワールドカップの参加補償金で約140万ユーロを獲得

💰 アメリカ、カナダ、メキシコで開催されたワールドカップにより、ビジャレアルはFIFAのクラブ補償金プログラムから159万5000ドル(約140万105.34ユーロ)の収益を得ることが確定しました。これは、大会に参加した8人の所属選手の派遣によるものです。

補償の対象となったのは、トーマス・パルティ(ガーナ)、レナト・ベイガ(ポルトガル)、ローガン・コスタ(カーボベルデ)、タジョン・ブキャナン(カナダ)、タニ・オルワセイ(カナダ)、ニコラ・ペペ(コートジボワール)、パペ・ゲイェ(セネガル)、アレックス・フリーマン(アメリカ)の8選手です。

FIFAは選手1人につき1日あたり最低5000ドル(約4394.40ユーロ)を支給します。計算は各代表の合流日から敗退の翌日まで行われます。最も日数を稼いだのはローガン・コスタ、ブキャナン、オルワセイ、フリーマンの4人で、それぞれ42日間の計算となります。カナダ代表の2人だけで約36万8680ユーロをクラブにもたらしました。

なお、ガーナ代表のトーマス・パルティについては、6月30日でビジャレアルとの契約が満了したため、5月25日の代表合流から契約満了日までの37日間分(18万5000ドル、約16万2395ユーロ)が計算の対象となります。これらに加え、開催国を除く代表のワールドカップ予選への参加分として、別途12万5000ドル(10万9860ユーロ)もクラブに支払われる予定です。(via SPORT)

レアル・マドリードの若手マスタントゥオーノに関心

⚽ ビジャレアルは、レアル・マドリードに所属する18歳のアルゼンチン人ウインガー、フランコ・マスタントゥオーノの獲得に興味を示しています。マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督の構想から外れた同選手に対し、クラブはエンドリッキをリヨンへレンタルした時と同様に、コントロールを失わないよう買取オプションなしの単純なレンタル移籍での放出を許可しました。ビジャレアルの他にも、イタリアのフィオレンティーナや、アルバロ・アルベロア率いるプレミアリーグのフラムなどが彼の獲得を狙って争奪戦を繰り広げています。(via SPORT)

ロドリ・エルナンデスのカンテラ時代の秘話

🎓 現在世界最高のミッドフィルダーの一人として活躍し、バロンドールも受賞したロドリ・エルナンデスについての秘話も話題です。17歳でアトレティコ・マドリードの下部組織からビジャレアルに加入した際、彼は家族との約束で学業を続けることになっていました。そのため、彼はカステリョンのジャウメ1世大学で経営学(ADE)を学びながら、自転車と路面電車を乗り継いでトレーニングに通うという苦労を重ねていました。その後、父親に資金を借りて中古のオペル・コルサを購入し、『チームメイトにはからかわれたが、自分はとても気に入っていた』と語るなど、地に足の着いたエピソードが明かされています。(via SPORT)

【本日の総括】

本日のビジャレアルは、未来のスター候補であるカルロス・マシアとの長期契約延長と、即戦力となる経験豊富なベテランGKペーテル・グラーチの獲得間近という、長期・短期両面の明確なビジョンを持ったチーム作りが目立ちました。さらにW杯参加選手による多額の補償金もクラブの財政を潤すポジティブなニュースとなっています。