バレンシア戦0-3完勝と審判報告書の疑惑 トンネル大騒動の真実とジュード・ベリンガム&アントニオ・リュディガーの隠蔽疑惑
敵地メスタージャでのバレンシア戦に0-3で完勝を収めたレアル・マドリードだが、試合後にフランシスコ・ホセ・エルナンデス・マエソ主審が作成した公式審判報告書(アクタ)を巡り激しい波紋が広がっている。
ハーフタイムの控え室へと続くトンネル内では、DAZNのカメラや現地ジャーナリストのナチョ・サンチス氏らが目撃した通り、両チームの選手やスタッフが入り乱れる大騒動が発生した。
主審の公式報告書には、バレンシアのスポーツディレクターであるブラウリオ・バスケス氏のみが名指しで記載され、国家警察の捜査員が介入して同氏を識別・制圧し、現場から引き離さざるを得なかった状況が記されている。同氏は副審第1項および主審に対し『ファールじゃない、ファールじゃない!何てことだ!』と大声で執拗に抗議したと説明されている。
しかし、複数の現地目撃者が証言した真相は公式文書と大きく食い違っている。騒動の火種を作ったのはジュード・ベリンガムであり、同氏のスーツのジャケットを引っ張ったことで両控え室を巻き込む大争闘へと発展。乱闘の最中にはアントニオ・リュディガーが警備員に平手打ちを見舞い、ジュード・ベリンガムも警備員に暴行を加えたとされる。
現場の警備員らは主審に対し、レアル・マドリードの選手たちによる暴力行為や横暴な振る舞いを報告書に記録するよう求めた。しかし主審はマドリードの選手らに対する処分を回避するため、彼らの関与を一切報告書から抹消した。
ブラウリオ氏自身は『ファールではない、正当なコンタクトだ』と主張し続けた際、主審から『報告書に書くぞ』と脅されたのに対し『報告書に書かれても構わない』と反論していたが、結果として同氏のみが報告書に記載される形となった。
このトンネル騒動についてバレンシアの主将ギド・ロドリゲスは『到着が遅れたため詳しい状況は分からないが、いくつかの言葉の交わし合いがあった。ピッチ上の出来事はピッチに残るべきだ』と語り、バレンシアのハビエル・アギーレ監督は『最初に控え室に入ったため何が起きたか全く知らなかった。後から騒動があったと聞いた』とコメントした。マドリード主力勢の暴行・挑発行為が不自然に隠蔽された報告書に対し、地元メディアからは「恥ずべき報告書」との批判が噴出している。 (via ElDesmarque / Superdeporte / Mundo Deportivo)
