公式戦8連勝と「ジョゼ・モウリーニョの香り」 テバス会長への過密日程批判とラ・リーガ史上最高勝率記録

公式戦8連勝(24得点・3クリーンシート・1試合平均3得点)を達成し、破竹の勢いを見せるレアル・マドリードに対し、現地メディアは強度・勝負強さ・連帯感を兼ね備えたチーム状態を「Eau de ジョゼ・モウリーニョ(ジョゼ・モウリーニョの香り)」と称賛している。

試合後の記者会見に疲労と発熱を抱えて臨んだジョゼ・モウリーニョ監督は、熱狂を制するように冷静な言葉を紡いだ。『私の経験から言って、このチームは良い匂いがする。マドリードのようなクラブで勝利を重ねることは狂乱ではなく当たり前の日常でなければならない。ロッカールームではひどい爆音の音楽が流れて皆幸せそうだが、非常に落ち着いている』と手応えを語った。

また、試合後にバレンシアのハビエル・アギーレ監督と交わした会話の内容を明かし、『友人のアギーレに「君の選手たちより私の選手たちの方が遥かに優れているのだから、悲しむ必要はない」と伝えた。問題はアギーレではない。マドリードの選手が極めて優秀であり、彼らを擁する監督は勝利に近い』と自信を覗かせた。

メスタージャの異様な空気感については『メスタージャは情熱そのものだ。ベルナベウには観客が穏やかに試合を観に来るが、メスタージャやサンタンデールでは観客自身が試合を戦おうと熱狂する。マドリードの圧倒的な個と組織の優位性が相手の焦りを生むのだ』と分析した。

一方で、国際試合中断期間直前にアウェイ3連戦を強いたラ・リーガのハビエル・テバス会長の日程に対しては鋭い牽制を放った。『日曜から土曜までの移動と試合の連続は過酷すぎた。選手たちは極度の疲労状態にある。代表監督になったらクラブの都合を第一に考えるつもりなので代表には口出ししないが、選手たちが負傷しないことを祈るばかりだ』と過密日程への強い不満を表明した。

なお、モウリーニョ監督はラ・リーガ通算100試合以上を指揮した監督の中で、史上最高の勝率77%(126試合中97勝)を記録。ペップ・グアルディオラ(76.3%)、カルロ・アンチェロッティ(71.1%)、シャビ・エルナンデス(69.6%)、ジネディーヌ・ジダン(67.8%)、ルイス・エンリケ(66.4%)らを抑えて歴史の頂点に立った。 (via MARCA / Estadio Deportivo / Superdeporte / Mundo Deportivo)