【今回のラインナップ】

 

✅ バルサ若手陣のSNS煽りとエスパニョール側の怒り

✅ バルサ選手とファンによる過激な反エスパニョールチャント

✅ ガビがピケを彷彿とさせる4本指ジェスチャーでスタンドを煽る

✅ フェラン・トーレスの批判者に対する痛烈なメッセージ

✅ バルサの試合前ウェアにあった「逆さのR」の正体

✅ ナイキの不手際?バルサがレトロユニフォームを着られなかった裏事情

✅ エスパニョールのアラン・ペイス会長がVIP席から一般席へ移動

✅ アトレティコの若手ハビ・ボニャールが涙のデビュー

✅ エムバペが女優のエステル・エスポシトと深夜のデート

✅ マティアス・プラッツがエムバペの判定を巡りネグレイラ発言で大炎上

✅ ジェラール・ピケが半年ぶりにXを更新しバルサの無敗記録を祝う

✅ レヴァンドフスキがポーランド代表第2監督の急死に悲痛なメッセージ

✅ ビジャレアルのダニ・パレホが引退秒読み、監督業の実習を開始

✅ セビージャ会長がファンからの暴言被害を告白、モンチも古巣を案じる

✅ ACミランのレオンと審判が拍手し合うシュールなイエローカード

 

■【バルサ若手陣のSNS煽りとエスパニョール側の怒り】

 

バルセロナがエスパニョールを4-1で下したダービーマッチの後、SNSやピッチ上で両チームの選手間に大きな緊張が走った。試合後、ラミネ・ヤマルは自身のInstagramにゴールを祝う複数の写真とともに『バルセロナはアスルグラナだ。いつものように、飲み込む(我慢する)しかないな』という挑発的なメッセージを投稿した。この投稿にはクラブ公式アカウントが『ダービーはブラウグラナだ』と反応したほか、ガビも『いつも通りだ兄弟』とコメントを寄せた。さらにフェルミン・ロペスも『バルセロナはブラウグラナだ、いつものように』とカタルーニャ語で投稿し、ガビは『今年もダービーはアスルグラナだ!さあ、火曜日の大逆転に向けてみんなで団結しよう、絶対に命を懸けて戦うよ!』と熱いメッセージを発信した。

 

一方、こうしたバルサの若手選手たちの振る舞いに対し、エスパニョール側は怒りを露わにした。試合直後のピッチ上でジョアン・カンセロと口論になったポル・ロサーノは、DAZNのインタビューで『彼らが他のプロの同僚に対してどれほどの敬意を持っているか、皆の前で明らかになっただろう。これ以上言うことはない』と怒りを滲ませた。その後ミックスゾーンでも『彼はいつもあんな感じだ、これ以上関わる価値もない』と切り捨てた。

 

エスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督もこの騒動に言及し、『勝っている時は誰もがガンマン(強気)になる、それだけのことだ。85分の時点ではカンプ・ノウというよりレス・コルツの墓場に近い雰囲気だったのに、87分になったら急に全員が超勇敢になるんだからな。負けて相手にからかわれた時は、それを飲み込まなければならない。我慢して、次のバジェカスでの試合で最大限の競争をするだけだ』と語った。

(via MARCA, Mundo Deportivo, SPORT, Esport3)

 

■【バルサ選手とファンによる過激な反エスパニョールチャント】

 

試合後、落ち着きを取り戻したかに見えたスタジアムだったが、フェルミン、マルク・カサド、ガビ、アレハンドロ・バルデ、ラミネ・ヤマルなどのスペイン人若手選手たちが、新しいカンプ・ノウの若者スタンドのファンと一緒に、エスパニョールに対する物議を醸すチャントを歌って踊る姿が確認された。『誓うよ、何年経とうとも、絶対に忘れない。サリア(エスパニョールの旧本拠地)をぶっ壊して、お前らを俺たちの街から追い出してやった。そしてチャンピオンになるために二部に降格したんだろ。お前らが消滅するように祈ってやるよ』という過激な内容だった。

 

このチャントは、以前のリーグ優勝パレードのバスの上でもほぼ同じ選手たちによって歌われていたものであり、フェルミンが過去に過激派グループ「Boixos Nois」の旗を掲げたことや、ガビが「反マドリー」の旗を持っていた過去の行動と相まって、再び大きな波紋を呼んでいる。

(via MARCA)

 

■【ガビがピケを彷彿とさせる4本指ジェスチャーでスタンドを煽る】

 

長期離脱から復帰し、今季初先発を果たしたガビは、特有の激しさをピッチの至る所で発揮した。オマル・エル・ヒラリと小競り合いになってイエローカードを受け、試合終了後にもペレ・ミジャと鼻と鼻を突き合わせるほどの口論になり、チームメイトのシャビ・エスパルトとルベン・サンチェスに引き離される場面もあった。

 

しかし、ガビの最も象徴的なシーンはマーカス・ラッシュフォードのボレーシュートで4点目が決まった時に起こった。後半に交代してベンチにいたガビは、チームメイトとの祝福の輪に駆け寄った後、カンプ・ノウのスタンドに向かって右手の4本の指を突き出して見せたのだ。これは2010年にレアル・マドリードを5-0で粉砕した際にジェラール・ピケが見せた有名な「マニータ(5本指)」のジェスチャーを彷彿とさせるもので、ファンを大いに煽り、スタジアムを熱狂させた。

(via SPORT, MARCA)

 

■【フェラン・トーレスの批判者に対する痛烈なメッセージ】

 

1月31日のエルチェ戦以来、公式戦13試合、約2ヶ月半にわたってゴールのなかったフェラン・トーレスが、ダービーという大舞台で2ゴールを挙げて完全復活を果たした。1点目を決めた直後、フェランは両手を開いて耳の横で指をつまむようなジェスチャー(口をパクパクさせるような動き)を見せ、スタンドの批判者たちに「もっと喋れ」と挑発するようなパフォーマンスを行った。

 

試合後のインタビューでフェランはこの意図について隠すことなく語った。『僕の周りには常に外部からのノイズがある。良いことよりも悪いことの方がはるかに多い。彼らはそれが悔しいんだろうね(Les jode)。でも、僕は常に自分自身に集中し、働き、改善することだけを考えている。思い通りにいかない時もあるけれど、それは努力が足りないからじゃない』と語り、さらに『ストライカーはゴールで判断されるのは明らかだし、確かにしばらくゴールがなかった。でも、僕は常にハードワークを信じている。忍耐強くやっていれば、必ず報われる時が来るんだ』と力強く付け加えた。

(via SPORT, Mundo Deportivo, Estadio Deportivo)

 

■【バルサの試合前ウェアにあった「逆さのR」の正体】

 

ダービーマッチのキックオフ前、ラフィーニャやペドリといったバルセロナの選手たちが、背中の名前の「R」の文字が意図的に逆さにプリントされた特製ウェアを着てピッチに登場し、ファンの間で好奇心を掻き立てた。これは、クラブと2029年までスポンサー契約を結んでいる自動車ブランドCUPRAの新しい都市型電気自動車「CUPRA Raval」の全世界向けローンチに合わせたプロモーション活動だった。

 

この新モデルはバルセロナのラバル地区から名付けられており、逆さの「R」はそのビジュアルアイデンティティを忠実に再現したものだった。このウェアは試合前のみの着用であり、キックオフ後は通常のユニフォームでプレーした。

(via SPORT)

 

■【ナイキの不手際?バルサがレトロユニフォームを着られなかった裏事情】

 

今節のラ・リーガは、各クラブが自チームの歴史的なデザインをオマージュした「レトロユニフォーム」を着用してプレーする特別な週末として企画されていた。レアル・マドリードを除くほぼすべてのクラブがこの企画に賛同し、実際にレトロなユニフォームを着用して試合に臨んだが、バルセロナは通常のユニフォームでプレーせざるを得なかった。

 

企画には賛同していたものの、キットサプライヤーであるNikeの生産が間に合わず、数週間前にクラブへ「歴史にインスパイアされたデザインのユニフォームを期限までに用意できない」と通達があったためだ。クラブの独自ブランドであるBLMが販売しているNikeのロゴが入っていないレトロユニフォームを着用する案も浮上したが、Nikeとの契約上、トップチームの選手は公式戦でNikeが供給するウェアを着る義務があるため、この代替案は却下された。

(via SPORT)

 

■【エスパニョールのアラン・ペイス会長がVIP席から一般席へ移動】

 

エスパニョールのアラン・ペイス会長にとって、カンプ・ノウは特別な場所だった。彼がIESEでMBAを学んでいた1992年9月、フリスト・ストイチコフのゴールで決着したクラシコをこのスタジアムで観戦し、サッカービジネスへの野心を抱いたという。それから約24年後、クラブのトップとして思い出の地に戻ってきた。

 

試合前、バルセロナのラポルタ会長やラファ・ユステ副会長からVIP席(パルコ)の最前列で歓迎を受けたペイス会長だったが、公式行事や挨拶を終えると最前列には残らず、RCDEスタジアムで普段からしているように、投資ファンドのパートナーたちと共に自腹で購入した20席の一般VIPシートへと移動して試合を観戦した。

(via Mundo Deportivo)

 

■【アトレティコの若手ハビ・ボニャールが涙のデビュー】

 

チャンピオンズリーグのバルセロナ戦と、コパ・デル・レイのレアル・ソシエダ戦という二つの大きな「決勝」を見据え、シメオネ監督はセビージャ戦で大幅なターンオーバーを敢行。リザーブチームから4人の若手をスタメンに抜擢した。その中の一人、右ラテラルのハビ・ボニャールは、トップチームデビュー戦でいきなりゴールを決めるという夢のような瞬間を味わった。

 

左サイドのフリオ・ディアスからのクロスにファーサイドで合わせてヘディングシュートを叩き込んだ後、ボニャールは感情を爆発させた。試合後のインタビューでは涙をこらえきれず、『ここで何年も努力してきた。このクラブで難しい時期も経験してきたし、自分にはその価値があると思っている。毎日僕を支えてくれる全ての人に感謝したい』と語った。ゴールシーンについては『僕の心の中にあるチームだし、常に勝ちたいと思っている。あのゴールはいつも練習でやっているプレーなんだ。パスをくれたフリオに感謝したい。勝てなかったのが悲しいよ。勝っていれば人生で最高の日になっていたのに』と振り返った。

(via MARCA)

 

■【エムバペが女優のエステル・エスポシトと深夜のデート】

 

レアル・マドリードがジローナと引き分け、リーグ戦での優勝が極めて厳しくなった夜、キリアン・エムバペはピッチ外で全く別の時間を過ごしていた。試合中、エムバペはゴールを決めることができず、ペナルティエリア内でファウルを受けたにもかかわらずPKが与えられず、さらにその接触で額から出血するなど、フラストレーションの溜まる夜を過ごしていた。

 

しかし試合が終わった午後11時過ぎ、エムバペはスタジアムを後にし、マドリード市内のレストランへ直行。そこにはスペインの人気女優、エステル・エスポシトが待っていた。数日前にもエムバペが彼女の自宅へ車で迎えに行き、抹茶ラテを飲みながらドライブを楽しむ姿が目撃されていたが、今回は彼女の友人たちも交えたカジュアルなディナーだった。報道によれば、エステルは終始エムバペに対して愛情深く接し、笑い声や親密なジェスチャー、情熱的なキスも交わされていたという。ピッチでの重圧から逃れるように、エムバペは彼女との時間でリラックスした表情を見せていた。

(via Mundo Deportivo)

 

■【マティアス・プラッツがエムバペの判定を巡りネグレイラ発言で大炎上】

 

レアル・マドリード対ジローナ戦でエムバペがエリア内で倒され、額から流血したにもかかわらずPKが与えられなかった判定について、ジャーナリストのマティアス・プラッツがテレビの論説で激しい怒りをぶちまけた。彼はこのプレーを「大聖堂のように巨大なペナルティ」と表現し、介入しなかったVARとレフェリーを痛烈に批判した。

 

しかし、SNSを最も沸かせたのは『昨日のあれは、かの有名なネグレイラへのオマージュだった』という強烈な皮肉だった。この「ネグレイラ事件」を引き合いに出した発言に対し、X(旧Twitter)では「判定を政治化している」「陰謀論を煽っている」と批判する声が殺到。その一方で「不可解な判定に対する率直な意見だ」と擁護するマドリディスタの声も多く、試合結果を吹き飛ばすほどの大激論が巻き起こった。プラッツはさらにレフェリーを「これ以上ないほど傲慢だ」と形容しており、彼の言葉は週末のサッカー界で最大の話題となった。

(via SPORT)

 

■【ジェラール・ピケが半年ぶりにXを更新しバルサの無敗記録を祝う】

 

エスパニョールとのダービーで4-1の勝利を収めたバルセロナは、ラ・リーガにおけるエスパニョール戦での連続無敗記録を「30」に伸ばした。これはクラブ史上、単一の対戦相手に対する最長無敗記録となる。

 

この偉大な記録を報じたジャーナリストのポストを引用する形で、元バルセロナのジェラール・ピケが自身のX(旧Twitter)アカウントを更新した。ピケがXに投稿するのは、2025年10月24日にラミネ・ヤマルのKings Leagueでのゴール動画をリポストして以来、およそ半年ぶりのこと。彼は引用リポストにハートの絵文字だけを添えて、かつての宿敵に対する歴史的な無敗記録を誇らしげに祝福し、SNS上のファンを大いに沸かせた。

(via Mundo Deportivo)

 

■【レヴァンドフスキがポーランド代表第2監督の急死に悲痛なメッセージ】

 

バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキは、エスパニョール戦で出番がなくベンチから試合を見守ったが、その前日には母国から届いた悲報に深く心を痛めていた。ポーランドサッカー協会が、同国代表の第2監督を務めていたヤツェク・マギエラ氏がランニング中に突然体調を崩し、急死したことを発表したのだ。49歳という若さだった。ヴロツワフの軍病院に搬送されたものの、蘇生措置は実らなかった。

 

レヴァンドフスキは自身のSNSに、マギエラ氏と並んで歩きながら言葉を交わしている白黒の写真を投稿し、『監督、こんなことになるなんて… ご家族と親しい方々に心からお悔やみを申し上げます』と悲痛なメッセージを綴った。

(via Mundo Deportivo)

 

■【ビジャレアルのダニ・パレホが引退秒読み、監督業の実習を開始】

 

ビジャレアルの司令塔であり、4月16日で37歳を迎えるダニ・パレホが、現役引退とその後のセカンドキャリアに向けた準備を本格化させている。ビジャレアルとの契約は2026年6月30日で満了を迎え、延長に向けた動きはないため、今シーズン限りでのスパイクを脱ぐ決断が濃厚となっている。

 

パレホはすでに指導者としての道を歩み始めており、現在はライセンス取得のための座学に加え、バレンシアのInter San Joséで義務付けられている実習を行っている。先日もカステリョンで開催された地域トーナメントを視察に訪れていた。ビジャレアルのマルセリーノ監督も彼の未来について『彼が監督になる姿が想像できる。しかも優秀な監督にね。彼は内側から誰よりもサッカーを理解しているし、外から見ればさらに良く見えるだろう。彼には個性と判断力がある。きっと素晴らしい監督になるよ』と太鼓判を押している。

(via Estadio Deportivo)

 

■【セビージャ会長がファンからの暴言被害を告白、モンチも古巣を案じる】

 

アトレティコ・マドリード戦を前に、セビージャのホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長が、チームの極度の不振に対するファンからの暴力的な反応について苦言を呈した。前節で最下位オビエドに敗れた後、空港に到着したチームはファンから激しい非難を浴びた。会長は『スポーツ面の結果に対してファンが疲れ果て、不満を持つのは理解できる。だが、選手やフロント、セビージャに関わる人間に対する言葉の暴力を日常茶飯事にしてはならない。空港での様子を見たと思うが、彼らは罵倒し、脅迫してくる。不満があっても、言葉の暴力を正当化してはならない』と訴えた。

 

一方、現在アストン・ヴィラでディレクターを務め、スペインのC.D.サン・フェルナンドのプロジェクトにも関わっている元セビージャのモンチ氏も、古巣について言及した。数え切れないほどのインタビューを受けてきたモンチは、セビージャ復帰の可能性について尋ねられると笑いながら『実はその質問は今まで一度もされたことがないんだ』と冗談を飛ばしつつ、『セビージャとの繋がりを持ち続けてもらえるのは嬉しい。私はサン・フェルナンドに住んでいるが、セビージャでの生活も長いからね。ただ、残念なことに今のクラブの状況を考えると…』と、低迷する古巣を深く案じる言葉を残した。

(via MARCA, Estadio Deportivo)

 

■【ACミランのレオンと審判が拍手し合うシュールなイエローカード】

 

イタリア・セリエAのミラン対ウディネーゼ戦で、ラファエル・レオンがシュールなイエローカードを受ける場面があった。あるプレーの判定を巡り、レオンが審判に向かって皮肉たっぷりに拍手を送ったところ、審判はすぐさま彼にイエローカードを提示。そしてなんと、審判自身もレオンの顔を見ながら拍手をし返すという、前代未聞の奇妙な光景が繰り広げられた。

(via MARCA)

 

【本日の総括】

 

本日のピッチ外ニュースは、バルセロナとエスパニョールのダービーマッチにおける激しい熱量がハイライトとなりました。ラミネ・ヤマルやガビらバルサの若手選手によるSNSでの挑発や、スタジアムでの反エスパニョールチャントがエスパニョール陣営の怒りを買い、マノロ・ゴンサレス監督が苦言を呈す事態に発展しました。フェラン・トーレスも自身への批判に対して強烈なメッセージを発信し、試合の裏側ではバルサのウェアにあった「逆さのR」の謎や、ナイキの不手際によるレトロユニフォーム未着用問題なども話題を集めました。

 

一方で、マドリードでは判定を巡りマティアス・プラッツがネグレイラを引き合いに出して大炎上し、その裏でエムバペが女優のエステル・エスポシトと親密な深夜デートを楽しんでいたことが報じられています。アトレティコの若手ハビ・ボニャールの涙のデビューや、引退を見据えるダニ・パレホの動向、そしてセビージャ会長のファンからの暴言被害の告白など、ピッチの枠を超えたドラマが多数繰り広げられた一日となりました。