エディン・テルジッチ新監督就任 エルネスト・バルベルデ退任後の新プロジェクトが始動
エルネスト・バルベルデ監督の退任に伴い、エディン・テルジッチがアスレティック・クラブの新監督としてビルバオのロイウ空港に降り立ちました。ボルシア・ドルトムントを率いてDFBポカール優勝、UEFAチャンピオンズリーグ決勝進出、バイエルン・ミュンヘンと競り合った末のブンデスリーガ準優勝といった輝かしい実績を持つドイツ人指揮官が、ジョン・ウリアルテ会長の第2期政権のスタートを担うことになります。
バルベルデ体制の終盤で燃料切れとなっていたチームに新たな活力を注入し、これまでの戦術を自身の新たなモデルへと適応させるという重要な任務が待ち受けています。アイデンティティやプレースタイルを失った平凡なシーズンを繰り返さないためにも、ファンとチームの絆を再び深めることが最優先事項となります。ファンには、新監督がクラブやバスクの人々にとっての深い意義を理解するための十分な時間を与えることが求められています。
(via ElDesmarque)
レルチュンディ元会長のシーズン総括 補強の失敗と新監督への大きな期待
第26代会長を務めたホセ・フリアン・レルチュンディが、今季の不振と来季の展望について詳細に語りました。今シーズンは開幕3連勝で常にライバル視するレアル・ソシエダに大きな勝ち点差をつけたものの、最終的には追い抜かれ、チャンピオンズリーグでは健闘したもののリーグ戦の展開は非常に悪く、大きな失望に終わったと総括しています。
しかし、その責任はエルネスト・バルベルデ監督や選手ではなく、誤った補強などチーム編成の問題にあったと指摘し、『バルベルデは選手としても監督としてもクラブに多大な貢献をしてくれた資産であり、彼の知恵やクラブへの愛を活かすために残るべきでした。彼にはまだサッカー界での長い道のりがありますが、彼には責任のない状況に圧倒されてしまったのだと思います。非常に残念です』と前監督を擁護しました。
新監督のエディン・テルジッチについては『ユップ・ハインケスから彼について最高の評判を聞いており、大絶賛していました。しがらみのないクリーンな心を持った監督が来るのは良いことだと大きな期待を寄せています』と歓迎。一方で『彼に偏った情報を提供する人物がいないか注視する必要があります。テルジッチには完全な自由を与えて行動させるべきです』と釘を刺しています。
また、OB監督の招聘について『アンドニ・イラオラはイングランドのプレミアリーグで大成功を収めており、彼が来たいと思うタイミングで来るでしょう。今はビルバオに戻る最適な時期ではありませんでした。ラージョ・バジェカーノで素晴らしい結果を残したイニゴ・ペレスもおり、クラブの現在や未来に貢献できる人材は揃っています』とコメント。最後にニコ・ウィリアムズについて『彼はクラックであり、大切に守ると同時にクラックとしての要求をしなければなりません。それがうまくいくことを願っています』と締めくくりました。
(via ElDesmarque)
ウナイ・シモンの孤軍奮闘と守備崩壊 コパ・デル・レイはパディーリャが全試合出場
2025-26シーズンは、5月23日の最終節サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦の敗北で幕を閉じました。リーグ戦での非常に厳しい戦いの中で、ウナイ・シモンは数少ない救いの一人となりました。エルネスト・バルベルデ監督が最終節でアレックス・パディーリャを起用したため、シモンはリーグ戦38試合中37試合に出場。さらにチャンピオンズリーグの8試合(ホームでのアーセナル、カラバフ、PSG、スポルティングCP戦。アウェイでのドルトムント、ニューカッスル、スラヴィア・プラハ、アタランタ戦)、サウジアラビアでのバルセロナとのスーペルコパ1試合にも出場しました。
しかし、これら3大会での合計失点数は73(リーグ戦54、CL14、スーペルコパ5)に上り、リーグ戦わずか29失点だった昨シーズンと比較すると、守備の崩壊が今季の大きな課題であったことが浮き彫りになりました。シモンと共に、ユーリ・ベルチチェ、ゴルカ・グルセタ、そして出場停止から復帰したジェライが、この苦しいシーズンで高いレベルを示した選手たちでした。
一方、コパ・デル・レイの舞台はパディーリャの独壇場となりました。バレンシアへレンタル移籍したジュレン・アギレサバラの代役としてプーマスから呼び戻された、メキシコにルーツを持つサラウツ出身のGKは、オウレンセ戦(0-1)、クルトゥラル・レオネサ戦(3-4)、バレンシア戦(1-2)、そしてレアル・ソシエダとの準決勝2試合(サン・マメスで0-1、アノエタで1-0)の全5試合に出場しました。なお、バレンシアのストール・ディミトリエフスキがシーズン後半戦でクリーンシート勝利を飾った5試合の相手の一つがアスレティック・クラブでした。
(via Mundo Deportivo)
(via SPORT)
スペイン代表とニコ・ウィリアムズの負傷状況 W杯初戦復帰へ向けて順調に回復中
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン代表は、ワールドカップ・北中米大会に向けた準備を進めています。ウナイ・シモンは代表の背番号23を背負い、ロドリ、フェラン・トーレス、ミケル・オヤルサバルと共に代表のキャプテン陣の一人に任命されています。
一方、ニコ・ウィリアムズは大腿二頭筋の筋肉系の負傷によりリーグ戦終盤を欠場し、代表合流後もバルセロナのラミン・ヤマルと共に別メニューで特別な回復プログラムを続けており、ア・コルーニャのリアソール・スタジアムで行われるイラクとの親善試合は欠場します。
デ・ラ・フエンテ監督は負傷者について『ラミン、ニコ・ウィリアムズ、ミケル・メリノは初戦に間に合うと思います。ニコの負傷はグレード1で軽いものでした。すべて非常に順調に進んでいますが、どこかで休ませる必要があるかもしれません。これまで通りにいけば、15日のカーボベルデとの初戦には間に合う可能性があります』とポジティブな見解を示しています。
(via SPORT)
(via MARCA)
(via Esport3)
(via Estadio Deportivo)
W杯参加選手情報 イニャキ・ウィリアムズがガーナ代表として歴史的参加
アスレティック・クラブからは、合計4名の選手がワールドカップ・北中米大会の舞台に立ちます。スペイン代表にはウナイ・シモン、ニコ・ウィリアムズ、アイメリク・ラポルテの3名が選出され、イニャキ・ウィリアムズはガーナ代表として出場します。イニャキ・ウィリアムズのワールドカップ出場は、クラブにおいて76年ぶりとなる歴史的な快挙となります。
(via Estadio Deportivo)
(via MARCA)
【本日の総括】
エルネスト・バルベルデ監督の退任とエディン・テルジッチ新監督の就任という大きな転換期を迎えたアスレティック・ビルバオ。守備崩壊に苦しんだシーズンを終え、新体制での再建とファンとの絆の修復が急務となります。一方で、ウナイ・シモンやニコ・ウィリアムズ、イニャキ・ウィリアムズらがワールドカップの舞台でどのような活躍を見せるのか、世界中から熱い視線が注がれています。