リアル・サラゴサ

マジョルカへの移籍が急速に近づいているアドリアン・リソの動向が周囲を騒がせています。彼は今週木曜日のプレシーズンマッチで今夏初めて実戦に復帰したばかりですが、マジョルカからの強いアプローチと巨額の提示により、チームを去る準備を進めています。移籍金は約250万ユーロ規模になる見込みで、サラゴサ側は2029年まで契約を残す彼の保有権の20%から30%を将来のために維持する条件を求めています。このエース流出に備え、クラブはテネリフェに所属する30歳のFWヘスス・デ・ミゲルの獲得に向けて15万ユーロの公式オファーを準備し、交渉を本格化させています。彼は恥骨結合炎のトラブルから回復し、すでにグループ練習に戻っています。また、イバイ・ゴメス監督は守備陣の整理にも着手しており、中央ディフェンダーのウーゴ・カリージョの放出を決定した一方で、ウーゴ・バラチーナの残留を確定させました。カリージョの代役としてはバレンシアのルベン・イランソやフリーエージェントのシャビ・シンテスの獲得を狙っています。(via SPORT / ElDesmarque)

レアル・オビエド

プレシーズンマッチのデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦でイリアス・シャイラが右肩を脱臼する重傷を負い、手術と全治2〜3ヶ月の長期離脱が確定しました。これにより今夏の市場での高額売却を含めた彼のクラブ計画は完全に頓挫しました。一方で、エジプト代表としてワールドカップにも出場したウインガーのハイス・ハッサンに対し、スコットランドのセルティックからの公式オファーが届き、売却合意へ向けて交渉が加速しています。ハッサン自身はサウジアラビアからの巨額のオファーを拒否し、ヨーロッパでのキャリア継続を選択しました。ジュリアン・カロ監督は『選手の希望やクラブの経済事情を噛み合わせる必要があり、ハッサンの放出は避けられない。これに伴い新たな補強を行う必要がある』と語っています。さらに、23歳のFWマルコス・フェルナンデスの獲得へ向けて契約解除金200万ユーロを支払う準備を進めていましたが、エスパニョール側が給与倍増と解除金800万ユーロへの引き上げ条項を発動させてブロックを試みており、交渉は膠着しています。また、アルベルト・レイナの契約延長や、カンテラーノのビクトル・ミンゴをクルトゥラル・レオネサへ期限付き移籍させる交渉、さらにジュレン・ロベテの獲得に向けた関心など、市場の終盤に向けて活発な動きを見せています。(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

スポルティング・ヒホン

プレシーズンで最大の朗報となったのは、左足かかとの深刻な怪我で半年間離脱していたナチョ・マルティンが、キャプテンマークを着用して実戦に45分間出場し、奇跡的な復帰を果たしたことです。ナチョは『昨季はメンタル的にも本当につらかった。数ヶ月間はほとんどまともに歩けないほど引きずっていたが、再びフットボール選手だと感じられる瞬間をずっと待っていた』と涙をにじませて語り、新指揮官ニコラス・ラルカモンのもとで再びポジションを争う意欲を示しました。また、アメリカ人DFコンラッド・デ・ラ・フエンテも左サイドで90分フル出場し実戦復帰。イオシフォフも右ウイングとしてプレーしました。一方で、ラルカモン監督の構想外となっていたフランス人DFヤン・ケンボのウエスカへの期限付き移籍交渉が合意目前まで進んでいます。また、チームが最優先で獲得を熱望しているコモのアンドレス・クエンカについては、コモでのプレシーズンの活躍から移籍の難易度が上がっており、他のバックアップターゲットとしてウーゴ・ギジャモンをリストアップしました。さらに、ビジャレアルのFWアレックス・フォレスの獲得に向けてクラブ間合意に達していましたが、最終的に選手がブルゴスへの完全移籍を決断したため、争奪戦に敗北しました。(via SPORT / Estadio Deportivo)

アンドラ

サラゴサ戦での勝利から一転し、ウエスカを迎えて行われたプレローレンティス杯で0-4という屈辱的な大敗を喫しました。前半14分に先制を許すと、後半に入っても立て直すことができず、最終的にヴィクトル・ガルシア、ルイスミ、ソロサバル(オウンゴール)、オサンの4得点を甘受して完敗となりました。カーレス・マンソ監督は試合後に『プレシーズンとはいえこの大敗は重く受け止めなければならない。リーグ開幕に向けてやるべき課題が多く残されている』と悔しさをにじませました。また、チームの至宝であった pollensín 出身のアタッカー、ジョセプ・セルダをマジョルカへ250万ユーロ(さらに変数と転売時のパーセンテージを含む)の条件で完全移籍させる手続きが完了しました。セルダは『幼い頃からの憧れであるマジョルカに帰ることができてこれ以上の喜びはない』と故郷への想いを語っています。(via MARCA / SPORT)

ブルゴスCF

ビジャレアルから移籍市場で最も注目されていた実力派FWアレックス・フォレスを2030年までの4年契約で獲得することに成功し、クラブ史上でも極めて大きな補強を完遂しました。クラブは公式に『セグンダを熟知し、テクニック、パワー、そして驚異的な得点感覚を兼ね備えた最高峰の9番を獲得した』と誇らしげに獲得をアピールしています。これはフェル・ニーニョのエルチェへの300万ユーロでの売却益を投じて実現したものです。しかし、チームの守備陣には相次ぐ深刻な負傷者が発生し、危機的状況に陥っています。主力DFのアレックス・リサンコスが左膝の内側半月板断裂により手術を受け、約2ヶ月の長期離脱が確定。さらに新加入のDFオイエル・ルエンゴも、先週のアスレティック・ビルバオ戦で右足の指を骨折し、長期離脱を余余儀なくされています。セルジオ・フランシスコ監督は開幕コルドバ戦を前にディフェンスラインの急ピッチな再建を迫られています。(via MARCA / SPORT)

コルドバCF

昨季37試合に出場して5ゴールを挙げ、大きなインパクトを残したテオ・ジダンが、今夏にクラブとの契約延長に合意しました。テオはインタビューに応じ、昨季は深刻な背中のヘルニアの痛みを抱えながら強行プレーを続けていた事実を明かしました。テオは『背中のヘルニアの痛みは凄まじく、普通の生活を送ることも困難な時期があった。クラブや仲間のために黙って注射を打ってプレーし続けた。手術を乗り越え、痛みから完全に解放された今は、最初のシーズン以上の最高のバージョンをピッチで見せる自信がある』と熱く決意を語っています。また、イヴァン・アニア監督の就任4年目を迎えるチームについては『監督は自分を完全に信頼しており、コルドバで毎年成長を遂げている。開幕戦の相手であるブルゴスは非常にタフな相手だが、我々の強力なサポーター(17,000人以上のソシオ)とともに全力を尽くして戦う準備はできている』と、昇格組としての誇りと期待感を示しています。(via MARCA)

カディスCF

マルベージャ出身の25歳の左サイドバック、クリスティアン・グティエレスをマジョルカなど複数クラブとの激しい争奪戦の末に、買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得することに大筋で合意しました。一方で、ビジャレアルのFWアレックス・フォレスの獲得を熱望して交渉を進めていたものの、選手本人がブルゴスからのアプローチを選択したため、今回の獲得は失敗に終わりました。クラブは前線のテコ入れとして引き続き代役となる実力派アタッカーの獲得を模索しています。(via MARCA / Estadio Deportivo)

アルメリア

中盤の主軸であったガーナ代表MFイドリス・ババが、セルビアのパルチザン・ベオグラードへ完全移籍することが発表されました。ババは3年間にわたるアルメリアでのキャリアに幕を閉じ、新たな挑戦を選択しました。さらに、ポルトガル人MFリカルド・オルタについても、サウジアラビアのアル・ウラへの期限付き移籍(1年間のローン)が合意に達し、電撃的な中盤の主力流出が相次いでいます。クラブは財政的なゆとりを活かし、市場閉幕までにこれら主力の代役となる新たな実力者の獲得に向けてリストアップを急いでいます。(via MARCA / AS)

ウエスカ

プレシーズンマッチでアンドラと対戦し、終始試合を支配して4-0という歴史的な大勝を収めました。前半14分にヴィクトル・ガルシアの目の覚めるようなミドルシュートで先制すると、後半に入ってもルイスミが2点目を追加。さらに相手ソロサバルのオウンゴール、最後はカンテラーノのオサンがPKを落ち着いて沈めて大勝劇を完成させました。ラウル・ハルディエル監督は『チーム全体の組織力が機能した素晴らしい勝利。この自信を開幕に繋げたい』と大きな手応えを示しました。さらに、スポルティング・ヒホンで構想外となっていたフランス人DFヤン・ケンボを、将来の買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得するため、クラブ間の交渉を本格化させており、合意は秒読み段階に達しています。(via SPORT / MARCA)

テネリフェ

夏のプレシーズンを締めくくるため、土曜日にレガネスとの「トロフェオ・ヴィラ・デ・レガネス(ペピノ・デ・オロ)」に臨みます。アルバロ・セルベラ監督は『非常に良い調整ができている。レガネスは今季の我々の実力を測る最高の相手だ』と期待を示しました。しかし、チームは筋肉系の軽微なトラブルによりマルク・マテウとアネス・クルジャリッチがここ数日の全体練習を欠席しており、レガネス戦での起用は微妙となっています。また、新加入のロコ・ユレシキンも適応段階にあり実戦デビューが待たれます。守備陣ではランドアスリがCBの軸として確定している中、左CBのポジションをレオン、ヴィエレック、ホルヘ・モレノが争っています。一方で、サラゴサとの間で進められているFWヘスス・デ・ミゲルの放出交渉については、サラゴサ側から提示されている15万ユーロの移籍金をテネリフェ側が受け入れる方向で最終調整を行っており、移籍は時間の問題と見られています。(via SPORT)

カステリョン

Rico Pérezスタジアムで行われたヘラクレスとの「トロフェオ・シウダ・デ・アリカンテ」で0-0から突入したPK戦サドンデスを5-4で制し、見事タイトルを勝ち取りました。GKマティスが相手のPKをストップし、最後はシエンラが決めた後、相手のパネンカがバーを叩いて勝負ありとなりました。パブロ・エルナンデス監督は開幕戦を想定したスタメン(GKマティス、DFメロット、アルカサール、アルベルト、シエンラ、MFバリ、アルバロ・マルティン、ラウル・サンチェス、イニゴ・コルドバ、FWヤコブセン、カマラ)を起用し、手応えを語りました。チームは休む間もなく土曜日にレバンテとのプレシーズン最終戦に臨む予定で、この試合はテレビ中継(À Punt等)されることが決定しています。なお、サイピやコスティスら13名の遠征外メンバーは、このレバンテ戦で起用される見込みです。(via SPORT / MARCA)

レバンテUD

プレシーズン最終戦として、土曜日にカステリョンをホームに迎えて対戦します。これまでのプレシーズンは3勝2敗とまずまずの成績を残しており、先日のビジャレアル戦でプレシーズン初出場したヤニス・ムスアイも再び起用される見込みです。クラブは、ヤン・ディオマンデがマドリーに1億2500万ユーロ+1500万ユーロで移籍したことに伴い、育成連帯貢献金として巨額の500万ユーロ(固定額の5%)が手に入ることになり、財政的に大きな余裕が生まれました。この資金を活かし、マドリーへ2500万ユーロで売却したカルロス・エスピの代役となる本格派ストライカーの獲得交渉を現在進めています。(via SPORT)

ジローナ

ライバルのサバデルを迎えて行われたプレシーズンマッチで2-2と引き分けました。試合は前半17分にハスティン・ガルシアがディエゴ・フオリの股下を抜く技ありのゴールで先制したものの、後半早々にヘナール・フォルネスに同点弾を許しました。その後、ミンスがPKを奪取し、バナトがこれを落ち着いて決めて勝ち越しましたが、後半36分に主力のダビド・ロペスが2枚目のイエローカードを受けて退場。10人となり守備が崩壊したアディショナルタイムに、ロドリゴ・エスクデロに痛烈な同点ヘディングシュートを叩き込まれてドローで終わりました。キケ・アルバレス監督は『リードを守りきれなかった守備の軽率さとダビドの退場は反省しなければならない。降格後の再建は甘くない』と厳しい表情で語りました。(via Esport3 / MARCA)

サバデル

格上のジローナとのプレシーズンマッチにおいて、アディショナルタイムの劇的な同点弾で2-2のドローに持ち込み、2部での戦いに向けた底力を証明しました。前半に先制を許し、一度はヘナール・フォルネスのゴールで追いついたものの、再び勝ち越されて10人の劣勢となりましたが、試合終了間際の後半93分、シャビ・モレノのピンポイントクロスにロドリゴ・エスクデロが完璧なヘディングで合わせてネットを揺らしました。エスクデロはプレシーズン3点目をマークし、チーム内得点王となっています。フェラン・コスタ監督は『最後まで諦めないスピリットを見せてくれた。降格組のジローナを相手にこれだけのゲームができたことは大きな自信になる』とチームの不屈の闘志を絶賛しました。(via Esport3 / MARCA)

マジョルカ

ベルギーの名門クラブ・ブルージュが、ヤン・ビルヒリの契約解除金である1200万ユーロ(固定額)を満額で支払うことを決定し、彼の電撃移籍が決定しました。マジョルカは権利の60%を保有していたため、720万ユーロがクラブの手元に残ることになりました。この巨額の移籍資金を元手に、チームはサラゴサの21歳ウインガー、アドリアン・リソの獲得交渉に全力を注いでいます。サラゴサ側には250万ユーロでの完全移籍(さらに将来の転売時20〜30%の権利譲渡)を提示しており、合意は目前です。さらに、アンドラから Josep Cerdà を250万ユーロの移籍金(5年契約、2030年まで)で買い戻すことにも成功し、前線の再編を一気に加速させています。土曜日にはドイツのSVエルフェアスベルクとの最後の親善試合を行います。(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

リアル・バリャドリード

アルゼンチンの名門リバープレートから、21歳の有望なGKルーカス・ラバグニーノを2028年までの完全移籍で獲得しました。ラバグニーノは代表ウィングや第1GK候補としての高いポテンシャルを誇っており、生え抜きの守護神であるアルバロ・アセベスと激しいポジション争いを繰り広げることが想定されています。クラブ側は『ラバグニーノの獲得により、GK陣のレベルが大幅に向上した。競争の中で高め合ってほしい』と新戦力への期待を示しました。チームは22日の開幕エスパニョール戦に向けて、実戦形式のトレーニングに注力しています。(via MARCA)

【本日の総括】

本日のLALIGA Hypermotion(2部)は、ビジャレアルからのフォレス獲得というブルゴスの大金星、マジョルカが1200万ユーロの巨額資金を得てリソとセルダの獲得へと動くドミノ補強、さらにテオ・ジダンのヘルニア克服など、開幕を直前に控えた各クラブの激しい戦力再編の様子が浮き彫りとなりました。1部から降格したジローナやマジョルカ、昇格を果たしたサバデルなどの実力が拮抗し、今季の2部リーグがかつてない大混戦になることを予感させる激動の一日となりました。