ラシン・サンタンデール

最終節を残し、見事にプリメーラ(1部)への自動昇格となる2枠のうちの1つを確定させました。この大躍進の立役者の一人が、アスレティック・クラブからレンタル加入中のペジョ・カナレスです。今季セグンダで34試合に出場し、5ゴール8アシストという素晴らしいスタッツを記録。チームメイトのイニゴ・ビセンテは『セグンダで最高の選手だ。僕が一緒にプレーした中で最高の選手で、素晴らしい未来が待っている。アスレティックはとてつもないダイヤモンドを持っている』と絶賛しており、『残ってほしい。毎日彼を説得している。彼はまだ若く、アスレティックでの未来は保証されている。ワールドクラスの選手になるだろう』と、来季もチームに留まるよう熱烈なラブコールを送っています。カナレス本人はアスレティックのプレシーズンに参加する予定ですが、ラシン側は全力で引き留め工作を行っています。(via Estadio Deportivo)

また、攻撃陣を牽引したのがアンドレス・マルティンです。昨季は3354分の出場で16ゴール17アシストを記録し、今季開幕前にラージョ・バジェカーノから約300万ユーロの完全移籍で加入しました。その期待に違わず、今季はここまで23ゴール9アシストと大爆発し、実に32ゴールに直接関与。現在の市場価値は倍以上の700万ユーロに高騰しています。セグンダ得点王争いではアルメリアのセルヒオ・アリーバス(24ゴール)に次ぐ2位につけており、最終節での逆転得点王を狙っています。(via SPORT)

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

アウェイのホセ・ソリージャ(バジャドリードの本拠地)での歓喜により、8年ぶりとなる悲願の1部自動昇格を確定させました。アントニオ・イダルゴ監督率いるチームの快挙に対し、クラブの黄金期を知る元会長のアウグスト・セサル・レンドイロは『限りなく幸せだ。最も感動した昇格だった。昇格を祝うことはタイトルを祝うようなもので、世界が変わるようだ。デポルティーボにとって1部は不可欠だ』と喜びを爆発させています。現会長のフアン・カルロス・エスコテットが掲げる欧州カップ戦進出という壮大な目標についても、『その言葉はとても気に入っている。私はただ競争することにはもう飽きている。勝たなければならない』と同調し、1部での最初のシーズンがクラブの立ち位置を決める重要な1年になると強調しました。(via ElDesmarque)

来季の1部での戦いを見据え、スポーツディレクターのフェルナンド・ソリアーノは早くも7〜8人の新戦力獲得を予告しています。同時に、現有戦力の整理も急ピッチで進められています。契約満了を迎えるシモ・ナバーロは残留を希望しているものの、クラブの決断はシーズン終了後まで持ち越されています。一方、ビル・ンソンゴ(2027年契約満了)、ディエゴ・ビジャレス、そしてマリオ・ソリアーノ(2028年契約満了)の3選手については、クラブが条件を大幅に改善した上での契約延長を確信しています。また、昇格により1年の自動契約延長を勝ち取ったGKヘルマン・パレニョとも、さらに長期の契約を結ぶ方向で動いています。最終節はホームのリアソールで、プレーオフ進出を懸けるUDラス・パルマスを迎え撃ちます。(via ElDesmarque)

UDアルメリア

勝ち点71を獲得し、現在暫定3位につけています。プレーオフ進出圏内にはいるものの、直近のリーグ戦で痛恨の2連敗を喫しており、進出を数学的に確定させるには至っていません。最終節はホームでのレアル・バジャドリード戦となり、勝って自力で切符を掴み取る必要があります。チームの希望は、今季ここまで24ゴールを叩き出し、セグンダ得点王ランキングのトップを走るセルヒオ・アリーバスです。最終節でゴールネットを揺らし、チームのプレーオフ進出と自身の得点王タイトルの両方を確定させることが求められています。(via SPORT)

マラガCF

勝ち点70で暫定4位。最終節はアウェイで、すでに3部降格が決まっており再建モードに入っているレアル・サラゴサと対戦します。フネス監督率いるチームは、消化試合となる相手との圧倒的な「モチベーションの差」をピッチ上で表現し、イベルカハ・エスタディオ(ラ・ロマレーダ)から確実に勝ち点3を持ち帰らなければなりません。攻撃陣では、地元コルドバ出身のチュペが今季22ゴールを挙げており、得点王ランキングで3位につけています。彼の爆発がプレーオフ進出への鍵を握ります。(via SPORT)

UDラス・パルマス

勝ち点70で暫定5位。最終節はアウェイで、すでに自動昇格を決めているデポルティーボ・ラ・コルーニャとの大一番です。勝てば無条件でプレーオフ進出(確率100%)となりますが、引き分けでも96.3%、負けた場合でも他会場の結果次第で62.7%の確率で進出できるというモンテカルロ・シミュレーションのデータが出ています。特に、ラス・パルマスが敗れ、エイバルがカステリョンに勝利した場合でも、エイバルの得失点差(現在+51)がラス・パルマス(現在+55)を上回らなければ逃げ切れるという非常に複雑な計算が絡みます。(via SPORT)

チーム状況は厳しく、ヘレ・レコバ、サンドロ、バルシア、ビティ、アレ・ガルシア、エンツォ・ロヨディチェの欠場が確定しています。さらに、エンリケ・クレメンテとミカ・マルモルは累積警告にリーチがかかっており、この試合でイエローカードを受けるとプレーオフ準決勝の第1戦に出場できなくなるというジレンマも抱えています。ピッチ外では明るい話題もあり、クラブの運営担当(デレゲート)であるルベン・フォンテスが、審判団の投票により今季のLALIGA Hypermotion最優秀デレゲートに選出されました。1部時代を含め、彼にとって3度目の名誉ある受賞となります。(via MARCA)

CDカステリョン

勝ち点69で暫定6位。最終節はホームに8位のSDエイバル(勝ち点67)を迎える、まさにプレーオフ進出を懸けた直接対決です。前節ウエスカ戦での勝利で勢いを取り戻しており、勝てば自力でトップ6入りを確定できます。この大一番を前に、サポーターの熱狂も最高潮に達しています。カルロス・ペニャという熱狂的なファンが、クリスマスに『もしカステリョンが6位でプレーオフに進出したら、自分の結婚式の日程と重なるから、俺は結婚しない!』と冗談で発言した動画が拡散され、それが横断幕としてスタジアムに掲げられる事態に発展しました。選手たちもこの横断幕を見て大爆笑し、ファンとの絆を深めています。カルロス本人は『プレーオフに進出できたら大成功だが、もし昇格できたら…人生で最高のシーズンになるだろう』と語り、1991年生まれでまだ見たことのない35年ぶりの1部復帰を本気で夢見ています。(via SPORT)

ブルゴスCF

勝ち点69で暫定7位。カステリョンと同勝ち点ながら、順位の差でプレーオフ圏外に位置しています。最終節はホームでFCアンドラと対戦します。プレーオフ進出の最低条件は勝利であり、その上でカステリョン対エイバルの結果やラス・パルマスの勝敗を待つことになります。万が一、ラス・パルマスが敗れ、エイバルが勝利し、ブルゴスが引き分けた場合、3チームが勝ち点で並び、得失点差の争いとなるという奇跡的なシナリオも残されています。(via SPORT)

SDエイバル

勝ち点67で暫定8位。プレーオフ進出の最後の1枠を狙う大穴的存在です。最終節はアウェイで、6位カステリョンとの運命の直接対決に挑みます。勝利することが絶対条件であり、勝てば他会場の結果(特にラス・パルマスやブルゴス)次第で、大逆転でのプレーオフ滑り込みの可能性があります。勝敗で並んだ場合は現在の得失点差(+51)が大きな意味を持つため、1点でも多くゴールを奪うアグレッシブな姿勢が求められます。(via SPORT)

レアル・サラゴサ

名門クラブにとって受け入れがたい、プリメーラRFEF(3部)への降格が決定しました。最終節はホームのイベルカハ・エスタディオ(ラ・ロマレーダ)で、プレーオフ進出に燃えるマラガCFを迎え撃ちます。降格決定直後からクラブ内は不安と緊張に包まれており、従業員たちは経済的打撃によるリストラを恐れています。クラブは声明で『これは終わりであってはならない。確かに厳しい障害だが、立ち上がるための瞬間でもある。誰も決して諦めないサラゴサの特異性に後押しされ、これまで以上に強くなっている』とファンに団結を呼びかけました。(via SPORT)

しかし、フロントの激震は避けられず、ホルヘ・マス会長は一歩退き、地元に根付いた人物を据える方針を示しています。フェルナンド・ロペス・ゼネラルマネージャーの解任も時間の問題とされ、マリアノ・アギラールも取締役会を去る見込みです。来季の3部での戦いに向けては、イバイ・ゴメスが新監督に就任する見通しで、ラロ・アランテギがフロント入りして再建プロジェクトを主導します。補強のターゲットとして、アトレティコ・マドリードの若手DF2名(トップチーム経験のある22歳の左CBダニ・マルティネスのレンタル、および左SBアドリアン・コラル)をリストアップ。さらに、ジャウメ・ハルディ、ルベン・ディエス、そして元所属選手のジャイル・アマドールの復帰も画策しています。(via ElDesmarque)

SDウエスカ

サラゴサ同様、プリメーラRFEF(3部)への降格という残酷な結末を迎えました。最終節はアウェイでコルドバCFと対戦し、セグンダでの最後の意地を見せる試合となります。ウエスカもまた、クラブの規模を活かして1年でのセグンダ復帰を目指すことになりますが、過去のデータが示す通り、降格した20チーム中、1年で復帰できたのはわずか7チームのみという非常に険しい道のりが待っています。(via SPORT)

クルトゥラル・レオネサ

ウエスカ、サラゴサと共に、今季のプリメーラRFEF(3部)への降格枠に沈むことが決定しました。かつてはセグンダの舞台で旋風を巻き起こしたこともありましたが、今季は力及ばず。来季は3部の過酷な環境から、再び這い上がるための厳しい再建のシーズンとなります。(via SPORT)

コルドバCF

最終節はホームのエル・アルカンヘルで、降格が決定しているSDウエスカと対戦します。イバン・アニア監督率いるチームは、シーズン中盤のレガネス戦勝利を機に一時はプレーオフ進出の夢を抱かせました。しかし、そこからの8試合で1分け7敗という歴史的な大失速を喫し、脆い守備が仇となって昇格争いから完全に脱落しました。それでも、最悪の事態である降格争いには巻き込まれずにセグンダ残留を確定させており、来季こそは安定した戦いでプレーオフ進出を果たすことが目標となります。(via SPORT)

コルドバのファンにとっては、かつて所属した元選手たちの活躍が数少ない慰めとなっています。ラシン・サンタンデールで今季23ゴールを挙げて大ブレイク中のアンドレス・マルティン、ウエスカで今季3000分以上出場し、デポルティーボから獲得オファーを受けるほど評価を高めたDFミゲル・ロウレイロ、そしてデポルティーボで1部昇格を果たしたベテランDFシモ・ナバーロなど、コルドバを経由した選手たちが各地で輝きを放っています。(via SPORT)

CDレガネス & CDミランデス

今季のセグンダにおいて最も残酷な90分間となるのが、この両チームによる最終節での直接対決です。すでに降格枠4つのうち3つが埋まっており、残る最後の1枠を巡って、ホームのレガネスとアウェイのミランデスが激突します。ミランデスにとっては、勝利することだけがプリメーラRFEF降格を免れ、同時にレガネスを3部へと突き落とす唯一の条件です。まさに文字通りのサバイバルマッチとなります。(via SPORT)

レバンテUD

ルイス・カストロ監督の指揮の下、近年で最も過酷な残留争いを何とか生き抜き、セグンダ残留を勝ち取りました。しかし、クラブの財政事情は火の車であり、来季に向けた戦力補強の前に、まずは選手の売却で資金を捻出する必要があります。FWカルロス・エスピの売却準備を進める一方で、最大の懸案事項となっているのが、セビージャの下部組織出身である司令塔カルロス・アルバレスの去就です。(via ElDesmarque)

アルバレスは負傷を抱えながらも今季3ゴール1アシストを記録し、チームの絶対的な主力となっています。クラブは昨年10月から契約延長(現在は2027年6月まで)をオファーしていますが、いまだに合意に至っていません。クラブ首脳陣は、このまま契約の最終年に入りフリーで流出するリスクを避けるため、更新に応じない場合は今夏に彼を売却リストに載せるという強硬手段に出る覚悟を決めています。なお、売却された場合、移籍金の30%は古巣のセビージャに支払われる契約となっています。(via ElDesmarque)

スポルティング・ヒホン

今季も昇格争いに絡めずシーズンを終えましたが、オーナーであるオルレギ・グループ主導の下、早くも来季に向けたいくつかの補強を内定させています。そのメインターゲットの一人が、アスレティック・クラブの若手ストライカー、イバイ・サンスです。今季プリメーラRFEFでチーム内得点王に輝いた逸材に対し、ヒホンはレンタルでの獲得を強く希望しており、アスレティック側もセグンダの舞台での出場機会を前向きに評価しています。(via ElDesmarque)

クラブのレジェンドである元GKロベルト・フェルナンデスは現状について、『ヒホンに来る選手は、ここでの目標が常に昇格であることを理解しなければならない。セグンダは非常に拮抗しており、昇格には強固なブロックを作ることが最も重要だ』と苦言とエールを呈しつつ、正GKのジャニェスについては『経験豊富でチームに安心感を与えてくれる』と高く評価しています。(via SPORT)

レアル・オビエド

昨季の1部昇格の歓喜から一転、わずか1年で再びセグンダへと逆戻りする屈辱を味わいました。この降格を受け、パチューカ・グループの会長でありクラブオーナーのヘスス・マルティネスが近日中に記者会見を開き、今後のクラブの方向性について説明する予定ですが、ファンからの反発は避けられない情勢です。(via SPORT)

来季のセグンダでの戦いに向けた再建計画は、すでに大混乱に陥っています。オサスナでSDの右腕を務めるホセ・アントニオ・プリエト(通称”カタ”)を新スポーツディレクターとして迎えることで合意寸前まで達し、記者会見の準備まで進めていました。しかし、土壇場でカタがオサスナへの残留を決断し、就任を拒否。これにより補強戦略は白紙に戻り、現在はアグスティン・ジェイダとロベルト・スアレスが暫定的に職務を代行しています。ギジェルモ・アルマダ監督の退任に伴う新監督選び(フリアン・カレロやイバン・アニアが候補)や、カタが推薦していたオサスナの左SBフアン・クルス(33歳)のフリー獲得計画も宙に浮いた状態となっています。(via ElDesmarque)

RCDマジョルカ

最終節のオビエド戦で3-0の勝利を収めたものの、時すでに遅く、来季からのセグンダ降格が決定しました。この降格により、主力選手たちの「草刈り場」となる危機に直面しています。特に注目を集めているのが、今季34試合で2ゴール6アシストと大ブレイクを果たした19歳の左ウイング、ジャン・ビルジリです。彼の契約解除金は降格に伴い3000万ユーロから1200万ユーロへと大暴落。さらに、古巣のバルセロナは保有権の40%を持っているため、実質約700万ユーロという破格の値段で買い戻すことが可能となり、復帰の可能性が高まっています。(via SPORT)

また、中盤の要であるサム・コスタに対しては、クラブは2500万ユーロの移籍金を要求しており、ベティスなどが獲得に動いています。そして、今季23ゴールを量産した絶対的エースのヴェダト・ムリキも退団候補の筆頭です。彼には降格による解除金低下の条項はありませんが、セグンダの舞台に留まるとは考えにくく、激しい争奪戦が予想されます。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ラシン・サンタンデールとデポルティーボ・ラ・コルーニャが自動昇格を決めた一方で、残り4枠のプレーオフ進出権を巡り、アルメリア、マラガ、ラス・パルマス、カステリョン、ブルゴス、エイバルの6チームが最終節で入り乱れる歴史的な大混戦となっています。特にラス・パルマスやエイバルは、勝敗だけでなく他会場の結果や得失点差まで絡む超複雑な条件を抱えています。

下位に目を向けると、サラゴサ、ウエスカ、クルトゥラル・レオネサの3部降格という名門の没落が確定し、最後の1枠をレガネスとミランデスが直接対決で争う死闘が待っています。

さらに、1部からはレアル・オビエドとRCDマジョルカという実力派クラブが降格してくることが決定。主力の流出危機やフロントの混乱を抱えながらも、彼らが参戦する来季のセグンダは、今季にも増して過酷で予測不能なサバイバルリーグとなることは間違いありません。