政治問題に発展した新ユニフォーム
カストレ製のアスレティック・クラブ新シーズンのユニフォームが、サンティアゴ・ベルナベウでお披露目された。しかし、このユニフォームの襟の後ろに、ナバラ州を含むエウスカル・エエリア(バスク国)の地図とイクリニャ(バスク国旗)がデザインされていることが大きな波紋を呼んでいる。ナバラの政党UPN(ナバラ住民連合)は、公式戦での同ユニフォーム使用禁止を求め、スペインサッカー連盟(RFEF)のプロフェッショナル競技委員会に金曜日に告発状を提出した。
UPN党首のクリスティーナ・イバロラは、2期目を迎えたジョン・ウリアルテ会長率いるクラブに対し、該当シンボルの撤去を正式に求めたものの、無行動と無回答に終わったため、この措置に踏み切った。イバロラは、このデザインが国際サッカー評議会(IFAB)規則の第4.5条にあたる用具における政治的メッセージの禁止規定や、RFEF競技規則第183条、184条、185.3.e条に定められた政治的内容のロゴおよびメッセージの禁止、広告の制限に明確に違反していると主張している。
会見でイバロラは『エウスカル・エエリアは法的に存在しない領土的実体だ』と断言。ナバラ州やバスク州の高等裁判所の確定判決でも、この画像の仕様は政治的な問題であると結論付けられていることを指摘した。また、メディアへの影響力が大きいサッカー界では、政治的メッセージを示すことを避けるための特別なルールが存在すると主張している。一方で、アスレティックのファンやクラブを愛する人々に対しては『最大の敬意』を払って告発を行ったと述べ、『彼らにはクラブが下した決定の責任はない』と気遣いを見せた。しかし最後には『ルール違反や裁判所の膨大な判例から目を背けることはしない』と語り、法廷を含むあらゆる可能な手段を尽くす構えを見せている。(via ElDesmarque) (via AS)