フリアン・アルバレスを巡るバルサとの対立とSNSでの猛反撃

フリアン・アルバレスがかつてのアイドルであるメッシの足跡をたどり、FCバルセロナへの移籍を熱望してアトレティコに退団を申し出たという情報が飛び交っている。7年前のアントワーヌ・グリーズマンのように、マテウ・アレマニーにバルサとの交渉を求めたとされている。フリアンはワールドカップ期間中、メディアに対して沈黙を貫く姿勢を見せており、自身の去就が代表チームの気を散らすことを避けるため、個別インタビューには応じない構えだ。これに対しアトレティコは、バルセロナからフリアンに対する約1億ユーロのオファーを受けたというジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノなどの報道を『ただの嘘だ』と真っ向から否定。フリアンの契約解除金は5億ユーロであり、2030年までの契約があるため売却の意思は全くない。

さらに、バルセロナが数ヶ月にわたって意図的なリークやフェイクニュースを利用し、選手を引き抜くための揺さぶりをかけているとして、アトレティコは激怒している。代理人のフアンマ・ロペスがマドリードで会食したという情報がテレビ番組に流されたことや、直接対決前のタイミングでの接触も怒りの火に油を注いだ。

この状況に対し、アトレティコは公式XやInstagramでバルセロナへの強烈な皮肉を込めた猛反撃を展開した。『ラミン・ヤマル獲得のオファーをバルセロナにFAXで送りました。明日のバッド・バニーのコンサートチケット4枚、ABCの年間購読権、そしてヒマワリの種1袋です。公式発表の準備のため、回答を心待ちにしています』と投稿。続けてペドリについては『2回目のオファーで問題が発生しました。明日のコンサートチケットが売り切れてしまったので、日曜日のチケット6枚に変更して前回の提案を改善します』とし、ハフィーニャについても『そして3対1を成立させるため、私たちは調子に乗って大盤振る舞いします。選手は1シーズンのレンタルで加入し、その代わりに私たちはトム・フォードとスミスを買い取りオプションなしでレンタルに出します。断れないオファーです』と、かつてエンリケ・セレソ会長が存在しない選手の名前を出した過去の記者会見まで引き合いに出して嘲笑した。

さらには、デコSDに対して『ブラジル市場のスカウトチームに加わらないかとオファーしたという噂も断固として否定します』と個人攻撃も交え、『たった5分でこの嘘を作りました。現実が歪められる時代です。目にするものすべて、特にバルサに関連するものは信じないでください』と警告。

極めつけには、ダニ・オルモやパウ・ビクトルの選手登録問題やネグレイラ事件を持ち出し、『ここ数ヶ月、私たちの選手の一人に対する執拗な嫌がらせや攻撃を受けています。利己的なリーク、フェイクニュース、絶え間ない敬意の欠如、おとぎ話をでっち上げるクレの機械のバージョン、直接対決前の電話などです。しかし当然ながら、審判の副会長を給与として雇ったり、選手を登録するために政治的な便宜に頼ったりすることは、私たちには思いもよりません。敬意と価値観です』と痛烈な批判を浴びせた。

バルサが選手の獲得を試みている様子を、ライオンの被り物をした無害な犬の動画とともに『バルサが君の選手と契約しようとしている時』と投稿して揶揄している。この一連の騒動に対し、コペ・チェーンのダニ・セナブレは『アトレティコのすごい泣き言だ。去年もビルバオでニコ・ウィリアムズに対して同じことが起きた。度胸があるなら、行きたがっている自分たちの選手に対して怒るべきだ』と苦言を呈し、ドルトムントの公式SNSもこの騒動に驚きの反応を示している。(via MARCA)(via SPORT)(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)

コケがフリアン残留を強調しグリーズマンの退団を認める

キャプテンのコケがイベントに出席し、現在のクラブの状況について語った。フリアン・アルバレスの移籍報道については、『フリアンはアトレティコ・マドリードの選手であり、すべてを捧げている青年で、クラブに2年いる。彼が来てからというもの、世界中が彼をバルセロナや他の場所へと売り込もうとしている。現時点では彼はアトレティコの選手であり、彼自身や他の誰かが違うことを言わない限り、アトレティコでプレーする』と不快感を示しつつ残留を強調した。

一方で、アントワーヌ・グリーズマンの退団については公式に認め、『残らないのはアントワーヌだけだ。彼のような選手、ロッカールームでの存在感、そしてここ数年で彼が与えてくれたすべてを考えると、彼の代わりを見つけるのは難しいだろう。しかし、よく言われるように、クラブより重要な人間はいない。チームは常に再建されてきたし、すべてを懸けて戦うために再びそうしてくれることを願っている』と別れを惜しみつつ前を向いた。

また、自身がスペイン代表のワールドカップメンバーから外れたことについては、『監督は自身の基準に基づいて最良のリストを作成したと思う。我々はチームメイトを全力で支持している。これは全員のチームであり、ユーロでやったように必ず2度目の優勝を果たしてくれると確信している』とエールを送った。(via SPORT)

ジョアン・ゴメス獲得が間近、ブラジル代表落選はクラブに好都合

アトレティコは今夏最初の補強として、ウルブズに所属するブラジル人MFジョアン・ゴメスの獲得に動いている。移籍金は約4500万ユーロになる見込みで、チャンピオンシップに降格したウルブズが選手売却を必要としているため、最も実現可能性の高い選択肢となっている。ジョアン・ゴメスはウルブズでシーズンMVPに選ばれるほどの活躍を見せたが、ワールドカップのブラジル代表予備登録メンバーに入っていたものの、カルロ・アンチェロッティ監督が選ぶ最終メンバーからは落選した。選手本人は失望しているものの、アトレティコにとってはこれが朗報となっている。怪我のリスクを避けられること、大会での活躍によって市場価値が高騰し予期せぬライバルクラブが現れるのを防げること、そして7月13日に予定されているプレシーズン初日からディエゴ・シメオネ監督の指揮下で万全の準備をスタートできるからだ。(via Mundo Deportivo)

シティのラインデルスとニコ・ゴンサレスに関心、ベルナルド・シウバは争奪戦

マテウ・アレマニー主導のもと、アトレティコは中盤やディフェンスの補強に動いており、マンチェスター・シティの2選手に関心を寄せている。一人目はオランダ人MFティジャニ・ラインデルス(27歳)。昨年ミランからシティに5490万ユーロで加入したものの、絶対的な主力には定着できなかった。シティのエンツォ・マレスカ新監督の構想次第ではあるが、ここ数週間でアトレティコはシティと直接話し合いを行っている。評価額は6000万〜6790万ユーロと高く、ユベントスも関心を示している。二人目はニコ・ゴンサレス(24歳)。ロドリゴ・エルナンデスの長期離脱の代役としてポルトから加入したものの、ロドリの復帰後は出番が限られている。2029年までの契約があり、評価額は4500万ユーロとされている。

さらに、マンチェスター・シティとの契約が満了となるベルナルド・シウバの獲得にも乗り出している。ポルトガル代表のシウバはスペインでのプレーを望んでおり、アトレティコはバルセロナとの激しい争奪戦を繰り広げている。一部のイタリアメディアではアトレティコが撤退したと報じられているが、アレマニー主導で全力で交渉を続けているという情報もある。しかし、バルセロナ側もシウバが年俸を半額に減らしてでも加入を望んでいるとされ、ジョルジュ・メンデス代理人を介した交渉が進んでいる。(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)

アトレティコから3選手がスペイン代表のワールドカップメンバーに選出

ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表したワールドカップのスペイン代表メンバー26名に、アトレティコ・マドリードからマルコス・ジョレンテとマルク・プビルの2名がディフェンダーとして選出された。さらに、ミッドフィールダーとしてアレックス・バエナもアトレティコ・マドリードの所属としてリストに名を連ねており、クラブから計3名が代表として世界一を目指すことになった。(via SPORT)

ハビエル・ボニャールがトップチームでの経験と昇格プレーオフへの思いを語る

アトレティコ・マドリードのユースで育った20歳のハビエル・ボニャールが、充実のシーズンを振り返った。7歳でアカデミーに加入し、フェルナンド・トーレスやテベネットの指導を受けてきた彼は、シメオネ監督のもとでトップチームデビューを果たし、カチョ・エレディアの記録を抜いてトップチームでデビューしゴールを決めた最も若いディフェンダーとなった。ボニャールは『デビューとゴールは夢のようで、まるでビデオゲームの中にいるようだった』と語り、デビュー戦で出場停止だったシメオネ監督についても『言葉はなくても、次の試合や練習に呼び続けてくれたことが彼の答えだった』と感謝を述べた。

また、トップチームからBチームに戻る心境については『トップチームで結果を出したなら、Bチームでは200%の力を出さなければならない責任がある』と自覚を示し、若手を助けてくれるコケを憧れの存在として挙げ、『コケの足跡をたどるのが僕の夢だ』と語った。過去にはユースリーグでの顎の骨折や、U-19欧州選手権の代表落ちなど苦しい時期もあったが、家族の支えと日々の努力で乗り越えてきた。現在はプリメーラRFEFでカンテラ最多の94試合出場を誇り、ポンフェラディーナとの昇格プレーオフに向けて『僕たちは攻撃的でボールを保持し、誰にも恐れを抱かない。ポンフェラディーナに勝ちに行く』と強い意気込みを見せている。(via MARCA)

フェルナンド・トーレス率いるアトレティコBが昇格プレーオフ初戦に挑む

フェルナンド・トーレス監督率いるアトレティコ・マドリードB(アトレティコ・マドリレーニョ)が、セグンダ・ディビシオン昇格を懸けたプレーオフ準決勝の第1戦でSDポンフェラディーナと対戦する。試合はポンフェラディーナの本拠地エル・トラリンで行われる。アトレティコBはプリメーラRFEFのグループ2を3位で終え、リーグ最多の64ゴールを記録する圧倒的な攻撃力を見せた。リーグ得点王(23ゴール)のアルナウ・オルティスをはじめ、トップチームデビューを果たしたボニャールやイケル・ルケなどを擁し、チーム状態は万全だ。

対するポンフェラディーナは、かつて選手時代にトーレスと対戦経験もあるメディ・ナフティ監督が率いている。ナフティ監督就任以降、後半戦だけで40ポイントを獲得し、リーグで最も好調なチームの一つとして立ち塞がる。両チームの監督は、現役時代にワールドカップ(2006年のスペイン対チュニジア戦)やプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラで何度も激突してきた因縁があり、今回は監督として昇格を懸けた舞台で再び相まみえることになった。(via MARCA)(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)

アトレティコのクラブ価値が上昇しフォーブスランキングで11位に

経済誌フォーブスが発表した世界で最も価値のあるサッカークラブのランキングで、アトレティコ・マドリードは前回の13位から11位へと順位を上げた。クラブの価値は29億5000万ドルと評価されており、プレミアリーグのクラブが上位を占める中で、スペインのクラブとしての確かな存在感を示している。(via SPORT)

プリメーラでの直接FKゴール数でフリアン・アルバレスがリーグ唯一の2得点

今シーズンのプリメーラ・ディビシオンにおける直接フリーキックからのゴールに関するデータが明らかになった。今季は全体でわずか11ゴールしか直接フリーキックから生まれておらず、12チームは1点も決めていない。アトレティコ・マドリード、バルセロナ、オサスナの3チームだけがそれぞれ2ゴールを記録している。その中で、個人として直接フリーキックから2ゴールを決めたのは、リーグ全体でアトレティコのフリアン・アルバレスただ一人であり、彼が現在のスペインサッカー界において卓越したフリーキッカーであることがデータで証明された。(via SPORT)

過去の移籍小ネタ:マヌ・サンチェスとハビ・ガランの取引

現在レバンテにレンタル移籍しているマヌ・サンチェスだが、彼がセルタに5年契約で加入した際の取引内容について言及されている。アトレティコ・マドリードがハビ・ガランを獲得した際、その移籍金の一部として約500万ユーロに加えてマヌ・サンチェスの保有権がセルタに譲渡される形となっていた。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

フリアン・アルバレスの去就を巡り、バルセロナとの間で情報戦やSNSでの過激な応酬が勃発し、コケがグリーズマンの退団とフリアンの残留を明言しました。補強面ではジョアン・ゴメスの獲得が迫る中、シティのラインデルスらもターゲットに。Bチームはフェルナンド・トーレス監督のもと昇格へ挑むなど、ピッチ内外で非常に動きの激しい一日となっています。