【レアル・マドリード

クラシコ直前、レアル・マドリードの正守護神ティボー・クルトゥワがインフルエンザのため突如遠征メンバーから離脱する緊急事態が発生した。アンドリー・ルーニンが緊急先発を務めることになったが、そのバックアップとして1stチームのクラシコ遠征メンバーに抜擢されたのが、ユースチームに所属する19歳のウクライナ人GKイリヤ・ヴォロシン(Illia Voloshyn)だ。

ヴォロシンのここまでの道のりは波乱万丈そのものだった。母国ウクライナでの戦争勃発に伴い、過酷な避難生活を経てスペインのアリカンテへと渡ったヴォロシンは、現地でサッカーを続けながら才能を開花させ、レアル・マドリードのカンテラへとスカウトされた。先日はUEFAユースリーグ優勝に貢献し、ついにトップチームのトレーニングにも参加するようになると、今回のクルトゥワの突然の離脱によって、カンプ・ノウでのクラシコという世界最高峰の舞台でベンチ入りを果たすという奇跡のようなチャンスを手にした。

過酷な運命を乗り越えて夢の舞台へと足を踏み入れた若き守護神のストーリーは、マドリードのファンのみならず多くの人々に深い感動を与えている。 (via MARCA)