試合プレビュー:レバンテ戦
🏟️レアル・ベティスは既に5位で来季のチャンピオンズリーグ出場権を数学的に確定させており、今季最終節のレバンテ戦をエスタディオ・デ・ラ・カルトゥハで迎える。残留を争うレバンテに対してプレッシャーのない状態で臨めるベティスだが、マヌエル・ペジェグリーニ監督はコンペティションへの敬意を求め、ホームでの勝ち点記録を36に更新することを目指している。これが達成されれば、ビジャマリンを離れた最初のシーズンとしては大いに話題となり、カルトゥハでの3連勝にもなる。一方で、レバンテは引き分け以上で残留が決まるため、死に物狂いで挑んでくることが予想されている。(via SPORT)
予想スタメン
🚑負傷により、アンヘル・オルティス、マルク・バルトラ、アイトール・ルイバルが欠場する。さらに、セルジ・アルティミラとソフィアン・アムラバトも体調不良や筋肉のトラブルで一週間チーム練習に参加しておらず、ジムに残って調整したため招集外となった。また、パブロ・ガルシアはPrimera RFEFで残留を争うBチームを助けるために派遣されている。
スタメンには、パブロ・フォルナルス、アントニー、エズ・アブデ、ジオバニ・ロ・チェルソ、イスコといった創造的な選手たちが同時にピッチに立つ変則的なシステムが予想されている。特にアントニーはブラジル代表のW杯メンバーから落選したため、自らを証明したいと強く意気込んでいる。
予想されるラインナップは、GKに引退を迎えるアドリアン・サン・ミゲル、DFはエクトル・ベジェリン、ディエゴ・ジョレンテ、バレンティン・ゴメス、ジュニオル・フィルポ。中盤にはアルバロ・フィダルゴ、ネルソン・デオッサ、イスコ。前線にはアントニー、ロドリゴ・リケルメ、クチョ・エルナンデスが名を連ねる見込みだ。(via Estadio Deportivo)
アドリアン・サン・ミゲルの現役引退
🧤39歳のベテランGKアドリアン・サン・ミゲルは、3年目の自動契約更新に必要な最低出場試合数(11試合)に達しなかったため、6月30日付けでクラブを退団することに合意した。さらに、彼自身から現役引退が発表された。13年以上前にベティスでトップチームデビューを果たし、ウェストハムで150試合、リヴァプールで26試合に出場し7つのタイトルを獲得した彼は、今季ベティスに復帰し、コパ・デル・レイの5試合に出場した。
彼はファンに向けて感動的な別れの手紙を公開した。
『ベティスファンの皆さん。私のキャリアでタイトルを勝ち取り、偉大な選手たちと競い合い、さらに素晴らしい選手たちのチームメイトになりました。PKを止め、ゴールを決め、代表にも呼ばれました。両親が八百屋で1週間働いた後、土のピッチで泥だらけになっていたス・エミネンスの少年が夢にも思わなかったような成果を達成しました。ベティスではロッキーのように走り、ドン・マヌエルと交渉し、セーブし、ミスをし、キャプテンを務めました。ピッチでもベンチでもベストを尽くし、怪我や不調のチームメイトを支え、未来であるカンテラーノたちと話し、リヴァプールのロッカールームで喜びを祝うために「Freed From Desire」の素晴らしい曲を流しました。皆さんもご存知の通り、これがベティスのGKとしての最後の試合になりますが、過去数時間で、これがサッカー選手としての最後の試合になることも決断したとお知らせしたいと思います。自分が属する場所で引退します。2年前の入団発表で、「美しいことを成し遂げられるといいですね」と話しました。フィオレンティーナ戦後の駐車場のスロープでの出迎えや、スタンドから応援してくれた試合、初の欧州決勝のために飛行機やシフトをやりくりしてヴロツワフを埋め尽くした皆さんの姿、21年ぶりのチャンピオンズリーグ出場などを思い出します。だからこそ、私たちは美しいことを成し遂げ、さらに多くのことがやってくるための種を蒔いたのだと思います。そして、皆さんにお願いがあります。ベティスは成長し続けなければならないので、私が毎回動画で言うように、「さあ行こう、さあ行こう!」と選手たちに向かって叫ぶ人が常にいてほしいのです。ベティスファンの皆さん、愛しています。皆さんはチャンピオンの集団であり、世界最高のファンであり、私の家族です。土曜日にお会いしましょう』
引退後はペジェグリーニのコーチングスタッフに入る可能性も浮上している。(via ElDesmarque)
ペジェグリーニ監督の前日会見
🗣️ペジェグリーニ監督は会見で、アントニーがブラジル代表のW杯メンバーから落選したことについて触れた。『アントニーについては非常に残念に思います。間違いなく彼は大きな期待を抱いていましたし、良いシーズンを送りました。しかし一方で、カルロ・アンチェロッティのような監督を尊重しなければなりません。ブラジルはすべてのポジションに非常に多くの選手がいる特別な国です。だからアントニーには、働き続け、期待を持ち続けるように話しました。明日は彼のレベルを証明する良い日です。そして、休暇明けから次のワールドカップに向けて働き始めることです』と励ましの言葉を送った。
また、アドリアンについては『彼は我々にとって非常に重要な貢献をしてくれました。出場した時にはGKとしての役割をしっかりと果たしてくれました。彼がゴールを守ったコパ・デル・レイでは非常に良い成績を残しましたが、最後の試合は彼だけでなくチーム全体として良い試合ではありませんでした。彼はクラブと話し合い、キャリアに終止符を打つことを決断しました。ベティスでの第二期において、私たちが期待していたことを十分に果たしてくれたと言えます』と称賛した。
レバンテ戦に向けては『簡単な試合にはなりません。残留を懸けて戦う相手はどんな相手でも難しいです。我々はホームで勝ち点3を獲得する意図と能力を持って試合に入らなければなりません。死に物狂いでボールを追ってくる難しい相手になるでしょう』と警戒を緩めていない。(via Estadio Deportivo)
退団選手の動向
👋アドリアンに加え、スイス人DFリカルド・ロドリゲスとコンゴ民主共和国出身のFWセドリック・バカンブも6月30日の契約満了をもって退団することが確実となっている。さらに、チミー・アビラについても、残りの契約を解除できる条項が存在するため、今回のレバンテ戦が彼にとって最後の招集になる可能性がある。今夏にチームを去る運命にあるアルティミラや、アフリカネーションズカップの影響もあり浮き沈みの激しいレンタル期間を過ごしたアムラバトの去就にも疑問符がついており、チームは大幅な血の入れ替えを行う見通しだ。(via SPORT)
左サイドバックの補強戦線
🛡️クラブは来季に向けて、左サイドバックの完全な刷新を目指している。リカルド・ロドリゲスの退団や、ジュニオル・フィルポの期待外れのパフォーマンスにより、バレンティン・ゴメスが左サイドバックやセンターバック、さらには守備的MFとしてプレーせざるを得ない状況だった。
予算が許せば、ジュニオル・フィルポを放出し、経験豊富な選手と有望な若手の2人を獲得する方針を立てていたが、狙っていたターゲットの獲得が難航している。スポルティングCPのフラビオ・ナジーニョは500〜600万ユーロでの獲得を予定していたが、彼を待ちきれずASモナコが2031年までの契約で横取りした。また、ユトレヒトのソフィアン・エル・カルアニは、同胞のソフィアン・アムラバトからの推薦もあったが、サウジアラビアのアル・カディシアへ約2300万ユーロで移籍する見込みとなっている。
現在注目しているのは、ラシン・サンタンデールのホルヘ・サリナスだ。契約解除金が400万ユーロと低く、非常に魅力的な若手だが、複数のクラブが狙っている。さらに、エスパニョールのホセ・サリナスにも注目しており、ジョルジュ・メンデスのクライアントとなった彼が代役となる可能性もある。チャンピオンズリーグ出場が決まったことで、補強のハードルをどこに設定するか再考を迫られている。(via Estadio Deportivo)
ベティス・デポルティーボの残留争い
🔥Primera RFEF(グループ2)で残留を争うベティス・デポルティーボ(Bチーム)は、土曜日の18時30分からアウェーでカルタヘナとの運命の最終節に挑む。トップチームからパブロ・ガルシアも助っ人として合流した。
残留の条件は、カルタヘナに勝利し、かつタラソナがサバデルに勝たない、フベントゥド・トレモリーノスが勝たない、ナスティックが負ける、のいずれか2つが起こる必要がある。なお、ベティスBが2点差以上で勝てばナスティックの引き分けでも条件を満たす。
ダニ・フラゴソ監督は『ずっと前から最終節まで生き残ると言っていましたし、今週は我々にとって決勝戦です。何が起ころうとも、このチームが成し遂げたことを非常に誇りに思うべきですが、勝利を掴みに行きます。この選手たちは重要な試合に慣れています』と力強く語った。
前節タラソナ戦で2ゴールを挙げたホセ・アントニオ・モランテも『状況は非常に複雑でしたが、チームのメンタリティが変わりました。そこに鍵があると思います。失うものは何もないと楽しみに出た結果がこれです。ファンの皆さんのおかげで今ここにいます。カルタヘナには全てを懸けて挑みます』と意気込みを見せている。(via Estadio Deportivo)
社会貢献活動
🤝パブロ・フォルナルスとマルク・バルトラが、知的障害を持つ人々のチームによる大会であるLALIGA GENUINE Moeveのベティスチームの選手たちと交流した。フォルナルスは、ウェストハムからベティスに加入した際、精神的に苦しい時期を過ごしていたが、心理学者の勧めでこのチームの選手たちとトレーニングしたことで救われたという。
フォルナルスはジェニュインの選手アレハンドロ宛に『君の言葉はとても嬉しかったです。私が自分自身を見失っていた暗い時期に、君たちは私の光でした。君たちと時間を共有し、ただサッカーを楽しむことができました』と感謝の手紙を贈った。
また、バルトラはハーランドのようなスター選手をどう止めるか聞かれ、『彼は腕をとてもうまく使うので、あまり近づきすぎないことが鍵の一つだ』と身振りを交えて熱心に指導。フォルナルスが『ダービーの前には緊張や胸に何かを感じるはずだ』と語ると、バルトラは『自分に自信があり、しっかりトレーニングしていれば、それが安心感を与えてくれる』と助言し、チームメイト間に良い雰囲気があり、友人であることの重要性を強調して若者たちにエールを送った。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
チャンピオンズリーグ出場を確定させたベティスは、アドリアンの引退や複数選手の退団が重なる感動的な最終節を迎えます。来季を見据えた左サイドバックの補強や、Bチームの熾烈な残留争いにも注目が集まります。