運命の最終節ジローナ戦の展望

今日5月23日(土曜日)21時より、アウェーのモンティリビ・スタジアムにて、ラ・リーガ最終節(第38節)のジローナFC戦が行われる。エルチェは現在、勝ち点42で残留圏ギリギリの17位につけている。この試合で勝利または引き分けで終えれば、他会場の結果に関わらず自力での1部残留が確定する。もし敗れた場合は、勝ち点で並ぶ可能性があるオサスナ(勝ち点42)、レバンテ(勝ち点42)、マジョルカ(勝ち点39)の試合結果に運命を委ねることになる。エルチェの全体の得失点差はマイナス8であり、他チームが勝利した場合、複数のチームが勝ち点42で並ぶ可能性があり、その際は当該チーム間の直接対決の成績や得失点差での決着となる。(via Estadio Deportivo)

前節ゲタフェ戦の振り返り

エルチェは前節、ホームのマルティネス・バレーロでゲタフェを1-0で下し、残留に向けて大きな勝ち点3を獲得した。この試合では、相手のダコナム・ジェネを一発退場に追い込み、さらにマルティン・サトリアーノにも累積5枚目となるイエローカードを出させるなど、優位に試合を進めることに成功した。この勝利が今日の自力残留の可能性を生み出している。(via ElDesmarque)

負傷者・復帰選手・スタメン予想

今節に向けたチーム状況として、ヤゴ・デ・サンティアゴは負傷のため欠場が確定している。若手のアダム・ボアヤルについても欠場、あるいは出場が極めて危ぶまれる状態となっている。一方で朗報もあり、アレイクス・フェバス、レオ・ペトロ、そして筋肉の問題を抱えていたラファ・ミルがケガを克服して起用可能となった。また、打撲を抱えていたヘルマン・バレラも問題なく試合に間に合う見込みだ。

予想スタメンは、ゴールキーパーにマティアス・ディトゥロ。ディフェンスラインには、ビガス、ダビド・チュスト、ダヴィド・アフェングルバーが入る。右サイドはテテ・モレンテとエクトル・フォルトがポジションを争っており、左サイドはヘルマン・バレラが有力視されている。中盤にはアレイクス・フェバス、マルク・アグアド、ゴンサロ・ビジャール(またはディアンガナ)が並び、前線はアンドレ・シルバを軸に、アルバロ・ロドリゲスとラファ・ミルのどちらかがコンビを組むと予想されている。プレッシャーのかかる試合でも、経験豊富な選手たちを起用してボールを保持し、勇敢にプレーするスタイルを貫く方針だ。(via Mundo Deportivo)

エデル・サラビア監督の様子

エデル・サラビア監督は、前節での退場処分により2試合のベンチ入り禁止処分を受けており、この大一番でもベンチに入ることができない。しかし、試合前のプレビューにおいて指揮官は、残留を達成する可能性について考えた際に思わず涙を流す場面があり、この試合にかける強い想いと感情の昂りを露わにしている。(via SPORT)

対戦相手ジローナ監督のエルチェ評

対戦相手であるジローナのミチェル監督は、エルチェのプレースタイルについて『エルチェは我々と同じようにボールを保持したがるチームだと想像している。彼らは自分たちのスタイルを何も変えてこないだろうし、我々も同じだ』と語り、ポゼッションを志向するエルチェの勇敢な姿勢を評価しつつ、ピッチ上での真っ向勝負になることを予想している。(via ElDesmarque)

サポーターの動向

クラブと街の未来がかかったこの最終決戦に向けて、約400人のエルチェサポーターが敵地モンティリビへ駆けつける。アウェーの地で残留を決めるべく、選手たちに現地から直接熱い声援を送る予定だ。(via Mundo Deportivo)

ジローナとの因縁

エルチェとジローナが最終盤のモンティリビで激突するシチュエーションは、エルチェのファンにとって特別な記憶を呼び起こす。2020年、新型コロナウイルスの影響で無観客となったモンティリビでの昇格プレーオフ決勝において、エルチェは後半アディショナルタイムの96分(または97分)にペレ・ミジャ(現在はエスパニョール所属)が劇的なゴールを決め、ジローナの1部昇格を阻んで自らが昇格を勝ち取ったという因縁の歴史がある。今回も同じ舞台で、両チームの運命を左右する戦いが繰り広げられる。(via Mundo Deportivo)

ラファ・ミルの裁判情報

今シーズン、セビージャからエルチェにレンタル移籍で加入しているラファ・ミルについての司法の動きが報じられている。彼は来週木曜日にバレンシア地方裁判所(第4部)にて、性的暴行および傷害の罪で被告席に座ることになる。事件は2024年9月、彼がバレンシアにレンタル移籍していた時期に発生。ナイトクラブで知り合った女性2人を自宅に招いた際、プールやバスルームなどで同意のない性的接触や暴行を加えたとして告発されている。友人で同じくサッカー選手のパブロ・ハラも共犯として起訴されている。検察はラファ・ミルに対して懲役10年半を求刑しているが、同選手の弁護側は『関係は合意の上だった』として完全無罪を主張している。(via SPORT)

【本日の総括】

引き分け以上で1部残留が決まる大一番。指揮官の涙とサポーターの熱い想いを背負い、因縁の地モンティリビでエルチェは勇敢に戦い抜く。