フラン・ガルシアの完全移籍が正式決定

🤝 レアル・マドリードからフラン・ガルシアが完全移籍で加入することが正式に発表されました。契約期間は2030年6月30日までの4シーズンとなります。彼はセビージャに到着してメディカルチェックを通過し、契約の最終手続きを終えました。発表の少し前には、ベティスのエンブレムの前で「Manquepierda」と書かれたシャツを着てポーズを取る姿も見られました。マヌ・ファハルドSDはラージョ・バジェカーノ時代から彼を熟知しており、数週間前から合意を取り付けていました。ACミランやバイエル・レバークーゼンも関心を示していましたが、チャンピオンズリーグへの出場とスタメンの保証が彼の決断を後押ししました。移籍金について、マドリード側は当初残り1年の契約に対して1000万ユーロを要求していましたが、最終的にベティスが権利の50%を買い取る形で決着し、マドリードが将来の移籍金の50%を保持することになります。固定額300万ユーロに加え、欧州大会の出場権獲得に応じた100万ユーロの変動ボーナスが付き、総額400万ユーロの取引となりました。左サイドバックは昨季、フニオル・フィルポの負傷やリカルド・ロドリゲス(6月30日で契約満了により退団)の不調でCBのバレンティン・ゴメスを急遽起用するなど大きな課題を抱えており、アンヘル・アロ会長も左SBと9番の補強は最優先事項だと明言していました。カイキ・ブルーノ(1500万ユーロの買い取り義務付きレンタルでコモへ移籍)、ナジーニョ、ホルヘ・サリナス、エル・カルアニ、アンヘリーニョなども候補に挙がっていましたが、フラン・ガルシアが常に大本命でした。彼は、2022年の右膝前十字靭帯断裂から復帰してフルミネンセから加入した22歳のウルグアイ代表MF、ファクンド・ベルナル(2031年までの5年契約、イタリア国籍保持のためEU外枠を消費せず)に次ぐ、今夏2人目の新戦力となります。彼はルイス・デル・ソル練習場で新しいチームメイトに挨拶した後、すぐにドイツの合宿へ合流します。(via Estadio Deportivo)

ドイツでのプレシーズン合宿が始動

✈️ マヌエル・ペジェグリーニ監督率いるチームは水曜日の午後、セビージャのサン・パブロ空港からドイツのハルゼヴィンケルへ出発しました。ノルトライン=ヴェストファーレン州のホテル、Klosterpforteを拠点に10日間の第1次キャンプを行います。参加メンバーは総勢28名で、パウ・ロペス、バジェス、ギリェルメ・フェルナンデス、マスケ、ベジェリン、アンヘル・オルティス、バルトラ、ナタン、ディエゴ・ジョレンテ、バレンティン・ゴメス、エマヌエル、フニオル・フィルポ、カルロス・デ・ロア、ニャンゴロ・ボウアレ、ファクンド・ベルナル、フォルナルス、マルク・ロカ、イスコ・アラルコン、イバン・コラレホ、リカ・フネス、イケル・ロサダ、ネルソン・デオッサ、ゴンサロ・プティ、ボルハ・アロンソ、ロドリゴ・マリナ、クワメ・ソス、リケルメ、パブロ・ガルシアが名を連ねています。このうち下部組織からは9名が選ばれており、モランテとマヌ・ゴンサレスも後日合流する予定です。一方、欠席者も多数います。ワールドカップに参加中のアルゼンチン代表ジオヴァニ・ロ・チェルソ、コロンビア代表クチョ・エルナンデス、メキシコ代表アルバロ・フィダルゴの3名は大会や休暇のため不在です。また、エズ・アブデは右膝靭帯の負傷により、フランスの専門クリニックでリハビリの第一段階を開始しているため合流が遅れます。アントニーは昨季からの恥骨炎の治療を母国で受けており、週末に合流予定です。アイトール・ルイバルは5月に受けた右膝外側半月板の手術からのリハビリをセビージャで続けるため残留し、開幕から3、4試合は欠場する見込みです。彼自身は『かなり良くなってきており、自分一人で動けるようになった。歩けるようになり、これから筋力アップや筋肉量の回復を始める』と順調な回復ぶりを語っています。(via Mundo Deportivo)

今夏のプレシーズンマッチ全日程

🗓️ チームはドイツでのキャンプ最終日となる7月18日に、レギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部相当)のシュポルトフロインデ・ロッテとStadion am Lotter Kreuzで対戦し(15:30キックオフ)、第1次キャンプを締めくくります。その後の日程として、7月22日にウエルバでレクレアティーボと、7月25日にロス・カルメネスでグラナダと、7月29日にラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオンでオリンピック・リヨンと対戦します。さらに8月5日にはダブリンでアーセナルと、8月8日にはエスタディオ・デ・ラ・カルトゥーハでボーンマス(20:30キックオフ)との試合が組まれています。(via Mundo Deportivo)

今後の補強の最優先事項はストライカー

⚽ フラン・ガルシアの補強を終え、マヌ・ファハルドSDはストライカーの獲得と人員整理に全ての力を注ぎます。クラブの目標は、若返りとキャピタルゲインの創出、そしてチャンピオンズリーグ復帰の年に向けたチームの質向上であり、予算は昨季と同規模を維持しています。ペジェグリーニ監督は現在、トップチームのストライカーが不在の状態でプレシーズンを迎えており、ゴンサロ・プティ、パブロ・ガルシア、ロドリゴ・マリナの3人の若手でスタートしています。クラブはビッグクラブからの関心を集めているクチョ・エルナンデスを引き留める方針ですが、彼とポジションを争える、あるいは共存できる即戦力で、よりフィニッシャータイプでダイレクトなプレーができるストライカーを探しています。また、3人目のストライカーとして若手の起用も検討されており、レンタルから戻るゴンサロ・プティにプレシーズンでチャンスを与え、残留か再レンタルかをペジェグリーニ監督が判断します。ただし、プティはEU外枠を占めるという課題があるため、カンテラのパブロ・ガルシアやロドリゴ・マリナを昇格させる選択肢も残されています。(via ElDesmarque)

アムラバトの復帰に向けた会長のコメント

🎙️ アンヘル・アロ会長が中盤の補強について言及しました。ダニ・セバージョスについては『現状ではベティスにとって現実的ではない』とキッパリと獲得を否定しましたが、ソフィアン・アムラバトの復帰については『ワールドカップが全てを止めている。トルコでは寛大な契約を結んでいる』と語り、慎重な姿勢を見せつつも扉を開いています。ペジェグリーニ監督はアムラバトのストッパーとしての能力を非常に高く評価しており、イスコやセバージョスと共に中盤を強化したいと考えています。アムラバト自身もクラブや街を熟知しており、チャンピオンズリーグに出場できるベティスへの復帰に前向きな姿勢を見せています。(via ElDesmarque)

W杯でのクチョ・エルナンデスの失意とロ・チェルソらの動向

🇨🇴 ワールドカップのラウンド16、コロンビア対スイス戦で、クチョ・エルナンデスがPKを失敗し、コロンビアは無念の敗退を喫しました。クチョは83分から途中出場し、PK戦で4人目のキッカーを務めましたが、スイスのGKコベルにセーブされてしまいました。スイス側はリカルド・ロドリゲスやルベン・バルガス(決勝点)らが確実に決めました。クチョは試合後、『いつも蹴っているが、今回は失敗した。人生でもサッカーのキャリアでも、幸せな瞬間より失敗や悲しみの方が多かった。ストライカーとして、そしてクラブでのPKキッカーとして、決めるべきだったという責任を受け入れる。自分が引き受ける。しかし今聞かれても、また同じ決断をするだろう。コロンビアの皆には申し訳ない。手が届くところにあったが叶わなかった。前を向いて進まなければならない』と責任を背負いながら語りました。なお、スイスの勝利決定後には、6月30日でベティスとの契約を満了して退団した元チームメイトのリカルド・ロドリゲスがルベン・バルガスと共に喜ぶ姿が見られ、一方でクチョがピッチに泣き崩れるという対照的な光景が広がりました。この結果、ベティス所属選手でワールドカップの準々決勝に進出したのは、アルゼンチン代表のジオヴァニ・ロ・チェルソと、モロッコ代表でプレーしているソフィアン・アムラバトの2名となりました。(via Estadio Deportivo)

W杯進行状況によるリーガ開幕戦延期の可能性

📅 ロ・チェルソがワールドカップ準々決勝に進出しているため、アルゼンチンがスイスに勝利して準決勝に駒を進めた場合、リーガ第1節のバレンシア対ベティス戦が延期される見通しです。ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、W杯準決勝に1人でも選手が進出したクラブの開幕戦を延期し、AFE(スペインサッカー選手協会)が定める最低3週間の休暇と、それに続く3週間のプレシーズン準備期間を確保することを明言しています。延期された試合は、8月末の第2節と第3節の間にあたる水曜日に組み込まれる予定です。(via Estadio Deportivo)

U19欧州選手権で躍動する若手2人のトップチームでの青写真

🇪🇸 ウェールズで開催中のU19欧州選手権で、スペイン代表としてホセ・アントニオ・モランテとGKマヌ・ゴンサレスが決勝進出を果たしました。マヌ・ゴンサレスはグループステージから無失点を続けており、クロアチアとの準決勝(3-0で勝利)でもゴールを守り切りました。彼はアドリアン・サン・ミゲルの引退に伴い、外部から代役を獲得せず、トップチームの第3GKとしての役割が約束されています。一方のウィンガー、モランテは今大会の得点王(4ゴール)であり、クロアチア戦でも先発出場して63分までプレーしました。彼にはカディス、コルドバ、セウタ(ホセ・フアン・ロメロ監督)などセグンダのクラブからレンタルのオファーが届いていましたが、ベティスはすべて拒否しています。クラブは、退団の可能性があるパブロ・ガルシアの役割を彼に担わせる方針で、プレシーズンでのパフォーマンス次第でアントニーのバックアッパーとして外部から右ウィンガーを獲得するか、モランテをそのまま定着させるかを決定します。アロ会長は『彼はプレシーズンに参加するし、非常に目立った成長を見せている。頭もしっかりしており、トップに到達できるだろう。しかし、プレッシャーをかけてはいけない。我々はカンテラーノに早く到達してほしいあまりに余計な重圧をかけてしまうことがある。忍耐が必要だ』と語っています。(via Estadio Deportivo)

放出・移籍・カンテラ選手の動向まとめ

🔄 ベティス・デポルティーボは、エウロパがセグンダRFEFの枠放棄の脅しを撤回したため、来季も同カテゴリーで戦うことになり、チームの再編が進んでいます。トップチームのプレシーズンに参加しているギリェルメ・フェルナンデスは、バジャドリードでのレンタルの後、コルドバへの移籍が近づいています。イケル・ロサダは残留を希望してアピールを続けています。ネルソン・デオッサはヴァスコ・ダ・ガマとの移籍合意が先方の組織的問題で凍結しましたが、リーベル・プレートなどが関心を示しており、売却交渉が再開される見込みです。左SBのダーリング・ブラディはサラゴサやブルゴス、アンドラから関心がありましたが、オランダのヘーレンフェーンへ完全移籍し、ベティスは将来の移籍金の15%を保持します。ダニ・ペレスはバジャドリードへ移籍済みで、保有権の20%と買い戻しオプションをベティスが保持しています。カルロス・レイナはポルトガル2部で欧州大会に出場するトレンセへ完全移籍しました。GKのゲルマン・ガルシアとMFのヒネス・ソロチェは契約満了で退団し、ソロチェはヘタフェBと加入交渉中です。エリアス・ジダンはフランス・リーグ2のレッドスター・パリと契約を結びました。CBのアレックス・ペレスはインテルやトリノにレンタルされていましたが、買い取りオプション(インテル70万ユーロ、トリノ20万ユーロ)は行使されず、クラブとの契約を解消してギリシャ1部に昇格したカラマタFCへ完全移籍し、そこで元ベティスのフリオ・アロンソとチームメイトになります。19歳のウィンガー、ルベン・リシャルテはアレンテイロへのレンタルから戻った後Bチームで出番がなく、プリメーラRFEFのカルタヘナへ1年契約で移籍しました。(via Estadio Deportivo)

政府の反暴力委員会によるGol Sur 1907への制裁措置

🚫 フェルナンド・グランデ=マルラスカ率いる内務省の反暴力委員会は、2025/2026シーズンの最終会議を行い、ベティスに関連する過激派グループ「Gol Sur 1907」(およびオサスナの「Sadar Bizirik」)へのプロモーションや支援を禁止することを決定しました。これは、これらのグループのメンバーが近年様々な暴力的エピソードに関与した「Indar Gorri」や「United Family」といったウルトラスとつながりがあることを証明する警察の報告書に基づいています。これにより、彼らは法律違反として識別された20の過激派集団のリストに加わり、スタジアムでの活動が明確に禁止され、罰金やスタジアムの閉鎖などの対象となります。内務大臣は『スポーツにおける暴力にはゼロ・トレランス政策を守る。我々のサッカーにおいて、スタジアムで憎悪が自由に振る舞うことを許さない』と強い警告を発しました。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

フラン・ガルシアの完全移籍加入により左サイドの補強が完了し、チームはドイツでのプレシーズン合宿をスタートさせました。今後はストライカーの獲得や中盤の再編、U19欧州選手権で活躍する若手カンテラーノたちのトップチーム定着など、国内外での激しい競争に向けたチーム作りに焦点が移ります。