アレックス・マルチャルの契約延長とアスレティックの関心
レアル・ソシエダの優秀な下部組織からまた一人、将来を嘱望される若手が台頭しています。18歳のアタッカー、アレックス・マルチャルに対し、ライバルのアスレティック・クラブが熱視線を送っていることが判明しました。しかし、レアル・ソシエダ側は全く動じる様子を見せず、沈黙を貫いています。
その理由は、マルチャルとの強固な契約関係にあります。彼の現行契約は2027年夏までと思われていましたが、実は第2リザーブチームでデビューした際に既に2029年夏まで契約を延長しており、クラブはしっかりとこの至宝を確保しているのです。
マルチャルは18歳という若さながら、セグンダ・ディビシオンで32試合、合計1529分に出場し、1ゴール2アシストという堂々たる結果を残しました。来シーズンはレアル・ソシエダBチームがセグンダに復帰するため、彼にとってさらに飛躍の1年になると期待されています。
また、元トップチーム監督のセルヒオ・フランシスコや、現在のトップチームを率いるペジェグリーノ・マタラッツォ監督も、マルチャルを度々トップチームの練習に参加させています。これはクラブが彼を将来の主力として計算している明確なサインです。クラブのスポーツ部門は、ウナイ・マレーロ、ジョン・マルティン、ベニャト・トゥリエンテス、ジョン・ゴロチャテギ、アンデル・バレネチェア、ミケル・オヤルサバルのように、彼を焦らずじっくりとトップチームの絶対的な存在へと育て上げる方針を持っています。 (via Estadio Deportivo)
セルヒオ・フランシスコ前監督の新天地と愛弟子の引き抜き
イマノル・アルグアシル元監督の後任としてトップチームの指揮を執っていたセルヒオ・フランシスコ氏の新たな挑戦が決定しました。彼はレアル・ソシエダBをセグンダ・ディビシオンへ昇格させた見事な手腕を買われ、イマノル氏の退任後にトップチームの監督に就任しました。しかし、ラ・リーガでの厳しいシーズン序盤を乗り切れず、わずか16試合で成績不振により解任されていました。ジョキン・アペリバイ会長も認めている通り、これはクラブにとっても非常に辛い決断でした。
そして数ヶ月の空白期間を経て、セルヒオ・フランシスコ氏は来季2026-27シーズンからブルゴスCFのトップチーム監督に就任することが公式に発表されました。契約は1年間で、目標達成による1年延長のオプションが付いています。
ブルゴスの新監督に就任した彼は、早速フロントに自身の信頼する選手の獲得を要求しています。そのターゲットとなっているのが、昨冬にレアル・ソシエダBを離れてクルトゥラル・イ・デポルティーバ・レオネサへ移籍し、現在はフリーエージェントとなっている24歳のDFペル・ロドリゲスです。ペル・ロドリゲスはスビエタでセルヒオ・フランシスコ氏と共に60試合以上の公式戦を戦い抜いた教え子であり、プロの舞台での再会を熱望しているとのことです。 (via ElDesmarque)
ミケル・オヤルサバルのスペイン代表W杯での記録と現状
レアル・ソシエダのキャプテンであるミケル・オヤルサバルは、現在スペイン代表として2026年ワールドカップに参加しています。しかし、大会初戦のカーボベルデ戦(結果は0-0の引き分け)では、非常に厳しい現実を突きつけられました。
オヤルサバルはスタメンでフル出場を果たしたものの、試合開始から最初の30分間、ただの一度もボールに触れることができませんでした。ワールドカップの試合においてスタメン選手が最初の30分間ボールタッチゼロというのは、1966年以降の記録で初めてという不名誉なものとなりました。
前線で完全に孤立してしまった彼は、時間が経つにつれて徐々に試合に関与し始め、決定的な得点機も迎えましたが、シュートの精度を欠きゴールネットを揺らすことはできませんでした。この試合の不発について、代表チームの戦術や、偽ウイングとして起用された他の選手たちとの連携不足が原因との指摘も出ています。
それでも、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督からの信頼は揺るぎません。オヤルサバルは代表通算53試合に出場し25ゴール(1試合平均0.47ゴール)を記録しており、現在の監督のもとでも19ゴールを挙げるなど、ワールドカップ前の直近12試合連続でゴールやアシストを記録する絶好調を維持していました。指揮官にとって最も信頼できる点取り屋であることに変わりはなく、次戦以降での本来の輝きを取り戻すことが強く求められています。 (via Esport3)
【本日の総括】
イマノル退任からマタラッツォ現体制に至るまでの監督人事の余波が他クラブの移籍市場にも影響を及ぼす中、クラブは18歳のアレックス・マルチャルと長期契約を結び、将来の基盤を確固たるものにしています。一方、スペイン代表としてW杯を戦うオヤルサバルは初戦で不名誉な記録を残してしまいましたが、持ち前の決定力で次戦での名誉挽回に期待がかかります。