ロドリ・エルナンデス

マンチェスター・シティの司令塔ロドリのバルセロナ移籍への合意報道を巡り、驚くべきピッチ外の裏話が明らかになりました。バルサに所属するスペイン代表のチームメイトたち(ジョアン・ガルシア、パウ・クバルシ、フェラン・トーレス、ペドリ、ダニ・オルモ、ラミン・ヤマル、エリック・ガルシア、ガビ)が、ワールドカップ開催中に極めて極秘かつ慎重にロドリにアプローチを続けていました。彼らはプライベートな会話の中で、ロドリから『いつかスペインリーグに戻りたい』という本音を引き出しただけでなく、バルサのロッカールームの雰囲気や練習メニューについて詳しく教え込み、バルサの若いチームに合流した場合の温かい歓迎体制についても不安を取り除いていました。

また、ロドリの学業に関する驚きの面白エピソードも語られています。彼はプロ選手として活躍しながらも、大学で行政・経営学(ADE)の学位を6年かけて取得した努力家ですが、学生時代に授業や試験勉強に没頭するあまり、リーガの試合時間があることをすっかり忘れてしまったことがありました。彼は夢中でオペルを走らせ、まるでジェームズ・ボンドのように車を飛ばしてスタジアムに滑り込みました。ボロボロの姿でスタジアムのロッカールームに現れた彼に対し、当時の監督や仲間からは大目玉を食らったそうで、彼は『あの日はこっぴどく怒られたけれど、本当に自分が悪かった。ただ、あの4年間は自分のメンタルヘルスにとって非常に素晴らしい時間だった』と懐かしく振り返っています。また、大学時代に知り合い、今では妻となったローラ・イグレシアスさんとは、彼女が医学部生だったこともあり、サッカーの話題を持ち込まない関係でいたことが最大の救いだったと明かしており、『ローラはセルタ戦で引き分けたことなんか一切聞きたがらなかった』というプライベートな日常も告白しています。(via SPORT / via Mundo Deportivo)

ヤン・ディオマンデ

レアル・マドリードへの電撃移籍が決定した19歳の神童ヤン・ディオマンデの移籍金は、マドリー史上最高額となる125万ユーロ(約20億円)と報じられており、さらにボーナスを加えると140万ユーロ(約22億円)に達すると言われています。この破格の移籍劇の背後には、彼の胸を締め付けるような家族への想いと、亡き妹との神聖な約束がありました。

ディオマンデは「The Players' Tribune」に寄せた極めて感動的な手紙の中で、コートジボワールのアビジャンでの極貧ながらも愛に溢れた子供時代を振り返っています。彼は少年時代、誰かに買ってもらった偽物のマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームの背中に、黒 de フェルトペンで自ら『Ronaldo 7』と手書きして走り回っていました。初めて本物のサッカースパイクを手に入れた夜は、嬉しさのあまりそれを履いたままベッドに入って眠ったそうです。そんな彼を誰よりも信じていたのが、3歳下の妹ロクサーヌでした。彼女はまだ彼がプロとして芽が出る前から『私のお兄ちゃんはいつか世界最高のサッカー選手になる』と周囲に自慢し続けていました。

しかし、彼がプロ入りに向けて一歩を踏み出そうとしていた17歳の時、衝撃的な知らせが携帯電話に入りました。電話に出ると、そこには感情を排除したような冷たい声で、アビジャンの家族から『お前の妹が亡くなった。パーティーで何者かに飲み物に毒を盛られ、そのまま目を覚まさなかった』という残酷な事実が告げられました。当時わずか15歳だった妹との突然の死別という深い闇を抱えながら、彼は這い上がり、今回のレアル・マドリード移籍を勝ち取りました。ディオマンデは亡き妹への誓いとして、手紙をこう締めくくっています。『お姉ちゃんはいつも、私がクリスティアーノを超える選手になれると信じてくれていた。もしベルナベウで彼に出会うことがあれば、お姉ちゃんからのよろしくという言葉を必ず伝えるよ。お姉ちゃんが予言してくれた通りの未来を証明してみせる。それをやり遂げるか、さもなければ命をかけて戦うまでだ』。(via MARCA / via SPORT / via Mundo Deportivo)