ボルハ・イグレシアスの代表会見
🎙️スペイン代表のワールドカップメンバーに選出されたボルハ・イグレシアスが、親善試合イラク戦を前に記者会見を行いました。今季35試合で14ゴール、2アシストを記録した彼ですが、より継続的に活躍している選手がいるとの一部からの批判や、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督のもとで常連ではなかったことについて問われ、『私はゴール数を約束するような選手ではありません。働いて、証明しようと努めます。私の意図は、自分に与えられた役割で貢献し、プラスになることであり、常に笑顔で楽しむことです。もしチャンスが来ればそれを活かしますし、そうでなければ、外から誰よりもチームを応援します』と代表への並々ならぬ意気込みを語りました。
代表発表時の心境については、『仕事はやり遂げたと思っていたので落ち着いていました。自分が決めることではないですし。ただ、カウントダウンが始まったときは少し緊張しましたね』と明かしています。また、ライバル関係にあるデポルティーボのホーム、リアソールでの試合については、『そういう感覚はありません。ダービーを戦う時は別の感覚がありますが、代表チームでは代表チームが重要で、良い試合とそこで生まれる素晴らしい雰囲気を楽しむことが大事です。スタジアムは満員になると思いますし、素晴らしい午後を過ごせるはずです』と大人の対応を見せました。
ワールドカップの最初の思い出を問われると、2002年の日韓大会を挙げ、『ホアキンがあのライン際を駆け上がったプレーの誤審には怒り、その夏はかなり落ち込みました』と振り返りました。AIの予想やシャキーラの歌などスペイン有利の偶然が話題になっていることには、『ロッカールームではこれからの道のりについて考えています。そういうのは楽しくて良いですが、現実はもっと難しいものです』と冷静な見方を示しています。
自身の境遇については、『自分には他の人より物事が難しく進むという感覚はありません。私はとても幸運で、人生で多くの状況を経験してきましたが、今はプロのサッカー選手として、おそらく最も信じられないような状況を生きています。誰もが自分の道があり、それを生きなければならないと理解しています。私は物事のためにたくさん働いてきたと感じていますが、それを受け取り、楽しんでもきました。別の考え方をすることは、自分に必要かどうかわからない感情を背負い込むようなものだと思います』と達観した思いを述べました。
代表での初ゴールへの焦りはなく、『もちろんもう決めていたかったですが、タイミングは選べないことも理解していますし、私のキャリアの多くの段階で、多かれ少なかれ苦労してきました。ゴールを決めたいですし、その意欲はありますが、もしゴールを決めなくてもすべてが完璧にいくなら、それにサインします』とフォア・ザ・チームの姿勢を強調しています。
ワールドカップに持っていく必需品としては、『フィルターコーヒーを淹れるセット。好きな人たちとシェアするために持っていきます。それからカメラと、マリオカートをするためのニンテンドースイッチ』を挙げました。SNSのアンチについては、『好みや意見があるのは理解しています。私は自分のやるべきことに集中するだけです。ここにいられてとても幸せですし、他の選手たちにもふさわしい人がいたでしょうが、決めるのは私ではありません』と一蹴。怪我を抱えたラミン・ヤマル、ニコ・ウィリアムズ、ミケル・メリノなどの選手については、『そういう状況は起こるものだと理解していますし、彼らが最適な状態で間に合い、現ヨーロッパ王者のスペインに多くをもたらしてくれると確信しています。回復の過程も楽しむことが大事です』とエールを送りました。(via Estadio Deportivo / SPORT / ElDesmarque)
ブライス・メンデスの復帰の可能性
🔙レアル・ソシエダからの退団が濃厚となっているブライス・メンデスのセルタ復帰に関する話題です。ソシエダのペジェグリーノ・マタラッツォ監督のもとで出場機会が減少し、昨季は31試合出場で1819分、6ゴール2アシストと控えめな成績に終わったため、ソシエダは放出の意向を持っています。29歳のブライス・メンデス自身は数ヶ月前に大型の金銭的オファーを断っており、優先事項はセルタ復帰かソシエダ残留と考えています。
しかし、現時点ではクラブ間に大きな金銭的隔たりがあり、夏の移籍市場で長引く問題になると予想されています。セルタはすでにアレイシ・フェバスを3年契約で獲得し、フェル・ロペスのレンタル延長交渉も行っているため、ブライス・メンデスの獲得は必須ではなく、あくまでチャンスがあれば獲得するというスタンスです。多額の移籍金を支払うつもりはなく、安く獲得するために時間をかけることを好んでいます。
一方、ソシエダは彼を手放すための移籍金として少なくとも500万ユーロを要求しています。かつてセルタから約1400万ユーロで彼を獲得したソシエダですが、セルタは現在その金額を支払うつもりはありません。ブライス・メンデスの契約は2028年6月30日まで残っており、セルタ復帰を実現するためには、彼自身がセルタの経済的パラメータに合わせるための給与面での大幅な譲歩をしなければならない状況です。(via Estadio Deportivo)
センターバック補強の動向
🛡️スポーツ面の成功により財政状態が改善したセルタは、マルコ・ガルセスSDのもとで大きな選手の売却の必要がなくなりました。現在、センターバックの補強作戦を進めており、まずはマルコス・アロンソの去就が確定するのを待っている状態です。もし彼がチームを去る場合、補強の動きはさらに加速します。
第一候補として名前が挙がっているのは、ラス・パルマスのミカ・マルモルです。彼の契約は6月30日で満了となり、更新しない方針です。ヘタフェやラージョ・バジェカーノも彼を狙っていますが、セルタは彼のプロフィールには納得しているものの、高額な争奪戦には参加しない方針を貫いています。
代替案として急浮上しているのがセルヒオ・バルシアの復帰です。現在ラス・パルマスにレンタル中の彼には約150万ユーロの買い取りオプションが設定されています。ラス・パルマスの昇格がオプション行使の鍵になりますが、セグンダ残留でもオプションを行使してビジネスとする可能性もあります。セルタは機会をうかがっており、もしラス・パルマスが彼を手放すなら、保有元のレギア・ワルシャワと交渉を開始する構えです。バルシア自身はスペイン残留を望んでおり、ポーランドでは構想外となっているため、残り1年の契約が交渉の糸口になります。
さらに、カルロス・ドミンゲスの動向も鍵を握っています。国内クラブから狙われている彼は、出場機会を求めて国外へ行くことも排除していません。これらの要素が絡み合い、センターバックの補強戦略が決定されることになります。(via ElDesmarque)
攻撃陣の補強戦略
⚽️セルタは夏の移籍市場で、2列目から得点を生み出せるウィンガーの獲得を最優先事項としています。現在、純粋なセンターフォワードの獲得は探しておらず、退団がない限り9番を補強する予定はありません。
クラブは現在のストライカー陣に全幅の信頼を寄せています。ワールドカップメンバーに選ばれたボルハ・イグレシアス、最後の15試合で7ゴールを挙げたフェラン・ジュグラ、そしてほぼ全試合を怪我を抱えながらプレーし、シーズン終了後に左肩の手術を受けたものの回復すれば本来のレベルを取り戻すと期待されるパブロ・ドゥランの3人です。昨季はこの3人で合計25ゴールをマークしており、ジュグラとドゥランがより安定した年を送れば、この数字はさらに伸びると考えられています。その他の選手では、イアゴ・アスパスとウィリオット・スウェドベリが5ゴール、ウーゴ・アルバレスが4ゴールを記録しました。
そのため、スポーツ部門とコーチングスタッフは、サイドに開いてプレーしつつ、中央に切れ込んで得点やアシストで貢献できる攻撃的ミッドフィルダーの補強が不可欠だと判断しています。昨年1月にバイエルン・ミュンヘンによってレンタルを打ち切られたブライアン・サラゴサの穴を埋めるプロフィールが求められています。
現在、ウーゴ・アルバレスとウィリオット・スウェドベリが左サイドをカバーしているため、新戦力は両サイドに適応できることが理想とされています。スウェドベリについては、クラブはイライクス・モリバの売却を優先しつつ、彼の残留に努める方針です。アルバレスは右サイドでもプレー経験がありますが、中央に入っていくボランチの役割を担っていたため、より純粋にサイドを広く使い、決定的な仕事ができる選手を探しています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
ボルハ・イグレシアスがW杯に向けた熱い思いとチームへの献身を語る一方で、クラブは夏の補強戦略を本格化させています。ブライス・メンデスの復帰には金銭的なハードルが残るものの、センターバックの再編や、ブライアン・サラゴサの穴を埋める得点力のあるウィンガー獲得など、来季に向けた的確なスカッド構築が進められています。