元監督フリアン・カレロの現在地

昨シーズン途中にレバンテの監督を解任されて以降、現在は無所属となっているフリアン・カレロですが、来季のプレシーズンから新たなプロジェクトを指揮して現場に復帰することを強く望んでいます。現在、彼はレアル・オビエドの次期監督の最有力候補として大きな注目を集めています。オビエドのメキシコ人オーナーであるヘスス・マルティネスも、カレロの就任を好意的に見ている状況です。

カレロは自身の出身地であるマドリード州パルラの文化会館で、著書である「Fútbol al rescate」の発表会を開催しました。会場は満員となり、ミチェルやルイス・ミジャといったサッカー界の著名人に加え、元オビエドの選手であり現在はブルゴスのスポーツディレクターを務めるミチュも最前列に姿を見せました。イベント中、オビエドの次期監督就任の可能性について問われたカレロは、慎重に言葉を選びながら次のように語りました。

『私は以前オビエドにいたことがあり、あのクラブが何を意味するのかをよく理解しています。そこで経験したすべてのことに深く感謝していますが、サッカーの世界では何が起こるか決して分かりません』

さらに、ラジオ番組に出演した際には、現在の交渉状況についてより詳細な内情を明かしています。

『代理人が3つか4つの選択肢を持っていて、現在それを評価しているところです。それが1部リーグか2部リーグかといったことは問題ではなく、すべての選択肢をテーブルに乗せています。監督との交渉というのはとても特殊なものです。クラブ側はまず5人ほどと面接を行い、そこからふるいにかけて2人に絞ります。その後、経済的な条件を提示して興味があるかを探り、さらには誰をスタッフとして連れてくるべきかといった具体的な条件を伝えてきます。私たちは今、その最初の段階にいて、複数のチームと話し合いを行い、今後どうなるかを見極めているところです』

オビエドはカレロを本命としつつも、現在ADセウタを率いるホセ・フアン・ロメロなど他の監督とも並行して交渉を進めており、カレロ自身も焦らず状況を見守っています。

なお、本の発表会では、カレロが地元警察官だった時代に遭遇した2004年のマドリード列車爆破テロ事件(11-M)の悲惨な体験についても触れられました。最初の爆発の数分後にアトーチャ駅に駆けつけたカレロは、『私たちは恐怖の中に入っていきました。多くの人々が助けを求めながら亡くなりましたが、他の人々を救い出すことはできました。その出来事は私の魂に深く刻み込まれています』と語り、同僚と共に爆発しなかった2つ目の爆弾が入ったリュックサックを発見した過去を明かしました。

また、指導者キャリアにおける「偶然の出会い」についても回顧し、『ミチェルと出会い、彼が私をレアル・マドリードに連れて行ってくれました。その後、ロペテギに出会い、彼が私をポルトに連れて行き、イエロがオビエドに連れて行ってくれました。そしてオビエドでミチュと出会い、彼が私をブルゴスの監督として契約してくれました。ブルゴスと契約したことで、すべてが変わりました』と語っています。

発表会の最後には、元オビエド監督のフェルナンド・イエロからのビデオメッセージが上映され、ミチュからは『あなたのことをとても誇りに思っています。どのチームであってもあなたと契約したいです』という賛辞が送られました。イベントは参加者全員による『カレロ、歴史上最高のパルラ人』という叫び声で感動的に締めくくられました。 (via SPORT, ElDesmarque)

【本日の総括】

本日のレバンテに関する情報は、昨シーズン途中にチームを離れたフリアン・カレロ元監督の動向のみとなりました。現場復帰を目指す同氏はレアル・オビエドの次期監督の最有力候補となっており、その豊かな人生経験とともに今後の去就が大きく注目されています。