ジュール・クンデ(FCバルセロナ) チェルシーが打診も資金確保に向け譲渡に含み

FCバルセロナに所属する27歳のフランス代表DFジュール・クンデは、出場機会の減少を受けてチェルシーから獲得の打診を受けており、クラブ側も移籍交渉に耳を傾ける姿勢を示している。ハンジ・フリック監督体制下のバルセロナにおいて絶対的なレギュラーとしての地位を確固たるものにできていない現状が、冬の移籍市場に向けた去就の噂を急速に加速させている。プレミアリーグの複数クラブが関心を寄せる中、ロンドンのチェルシーが具体的に数字を算出して獲得の可能性を探っている段階にある(via ElDesmarque)。

著名ジャーナリストのマッテオ・モレット氏が伝えたところによれば、バルセロナ首脳陣はジュール・クンデを不可侵の非売品とはみなしておらず、適正なオファーがあれば売却に応じる意向だという。その背景には、資金難に苦しむクラブが彼を売却することで移籍金を獲得し、補強が急務となっているストライカーや新たな右サイドバックの獲得費用へ充当したい思惑が存在する。一方、チェルシー側は長期離脱中の右サイドバック、リース・ジェームズの穴を埋める補強策として彼に着目している。さらにアトレティコ・マドリードへの移籍が取り沙汰されたマロ・グストを放出して枠を空ける構想を描く(via ElDesmarque / SPORT)。

他方、スポルト紙などの報道を総合すると、バルセロナはアンドレアス・クリステンセンやエリック・ガルシアらの負傷離脱により守備陣の深刻な人手不足に直面している。トッテナムに所属するペドロ・ポロへの関心も根強く存在するものの、6000万ユーロを超える高額な移籍金要求と給与面がネックとなり、1月の冬の市場での獲得は極めて困難と目されている。そのため、クラブ財務責任者のフェラン・オリベ氏が語る通り、冬の補強には既存選手の売却が不可欠な条件となる(via SPORT)。

この動きが示すのは、バルセロナが防衛線の再構築と財政均衡を同時に達成するため、実績ある主力級であっても条件次第で手放す覚悟を固めつつあるという事実だ。今後はチェルシーが提示する具体的な移籍金額と、バルセロナ側が望むストライカー補強のターゲット選定がどこまで進展するかが最大の焦点となる(via ElDesmarque)。