エズ・アブデ(レアル・ベティス) PSG移籍報道をSDが完全否定し今冬残留へ
レアル・ベティスに所属する24歳のモロッコ代表ウインガー、エズ・アブデは、パリ・サンジェルマン(PSG)からの獲得関心の噂をクラブ幹部が完全に一蹴し、今冬の残留を最優先とする状況にある。事態の発端は、左ウインガーの補強を目指すPSGがアブデの獲得調査を進めているとの報道が広がったことにある。これに対し、ベティスのスポーツ・ディレクターを務めるマヌ・ファハルドは噂を一目散に否定し、クラブとしての売却意思がないことを明確に打ち出した(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)。
スポーツ・ディレクターのマヌ・ファハルドはメディアの取材に対し、『ここ数週間に報じられたパリ・サンジェルマンによるアブデ獲得の関心に関する噂はすべて嘘にすぎない』と厳しい口調で断言した。また、著名ジャーナリストのマッテオ・モレット氏も、本人がセビリアでの生活に非常に満足しており、1月の市場でクラブを去る選択肢は考慮していないと裏付けている。今季のアブデは負傷から復帰後、9試合で4得点を挙げる素晴らしいパフォーマンスを披露している。バルセロナのハンジ・フリック監督からも『彼の1対1における自信とポルト戦でのゴールは素晴らしい』と称賛を浴びていた(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)。
他方、一連の移籍騒動の背景には前所属クラブであるバルセロナの利害も絡んでいた。ジャーナリストのエクレム・コヌール氏の報道によれば、バルセロナはアブデの将来の売却時における移籍金の20%を保持する権利を有している。仮にPSGへの高額移籍が実現すればバルセロナにも臨時収入が入る計算となり、その資金をもってRBライプツィヒのセンターバック、カステロ・ルケバの獲得へ向かうというシナリオが一部で取り沙汰されていた(via Mundo Deportivo)。
この動きが意味するのは、ベティスがチームの攻撃を牽引する主力を冬の市場で手放す意思が皆無であり、アブデ自身もクラブへの忠誠心を示しているということだ。前所属バルセロナの思惑とは裏腹に、今冬における彼の移籍は実質的に凍結されたと考えてよい(via ElDesmarque)。