プレシーズン情報:コロンビーノ杯参加決定と夏のスケジュール全容
☀️ ベティスが今夏のプレシーズンに、第57回コロンビーノ杯に参加することが公式に発表されました。試合は7月22日(水)の20時30分から、ヌエボ・コロンビーノ・スタジアムにて、主催者であるレクレアティーボ・ウエルバとの一発勝負で行われます。ベティスがこの伝統的な夏のトーナメントに参加するのは2016年以来となります。クラブはこれまで1968年、1983年、1995年、2009年、2015年の5回、銀のカラベル船のトロフィーを掲げており、レクレアティーボの14回、アトレティコ・マドリードの6回に次ぐ3番目の優勝回数を誇ります。2015年の前回優勝時は、カルロス・デルガドの先制点をホルヘ・モリーナが後半30分間で2ゴールを奪い逆転しました。
✈️ プレシーズンの全体スケジュールも固まりつつあります。7月7日(火)頃にメディカルチェックとシウダ・デポルティーバ・ルイス・デル・ソルでの最初のトレーニングで始動します。翌週には、W杯参加選手などを除くトップチームがドイツへ渡り、第1次キャンプを実施して最低2試合の親善試合を行います。セビージャに戻った後、ロス・ベルメハレスで数日トレーニングを行い、7月22日にコロンビーノ杯を戦います。その後、アイルランドでの第2次キャンプへ出発し、8月5日(水)の20時30分からはダブリンのアビバ・スタジアムで、プレミアリーグ王者でありチャンピオンズリーグのファイナリストでもあるアーセナルと親善試合を行います。アイルランドから帰国した8月上旬には、マヌエル・ペジェグリーニ監督就任以降恒例となっているマルベージャでの小規模なキャンプを行い、アンダルシア近郊での最後のテストマッチや、ラ・リーガ開幕(8月14〜16日の週末を予定)直前にラ・カルトゥハでのプレゼンテーションマッチが予定されています。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
負傷情報:アイトール・ルイバルが右膝半月板手術でリーグ開幕絶望
🏥 アイトール・ルイバルが右膝の半月板の問題を解決するため、数週間前に関節鏡手術を受け、セビージャでリハビリを開始しました。医療チームの当初の予測を上回る早期の手術決断となりましたが、復帰には手術日から3〜4ヶ月を要すると見込まれており、8月中旬に開幕する2026/27シーズンのラ・リーガのスタートには間に合わない見通しです。最も楽観的なシナリオでも、復帰は8月末から9月上旬、チャンピオンズリーグの再デビュー戦に間に合うかどうかという状況です。
🏃♂️ ルイバルはプレシーズンの大部分を単独でリハビリに費やすことになり、ドイツ、アイルランド、セビージャ、マルベージャで行われる予定の親善試合には一切出場できません。昨シーズン、彼は全公式戦で42試合に出場(うち30試合で先発)、2699分間プレーし、5ゴール4アシストを記録し、チーム内で9番目に出場時間の長い選手でした。しかし、2月8日のアトレティコ・マドリード戦で半月板の損傷に関連する右膝の浮腫を患い、それ以降痛みを抱えながらプレーを強行していました。当初は3ヶ月の離脱が危惧されましたが、保存的治療により2試合の欠場で復帰していました。しかし、シーズン終了後に根本的な解決のため手術に踏み切りました。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)
ワールドカップ情報:ベティスから過去最多7人が出場へ、多額の補償金も
🌎 アルバロ・フィダルゴが、ハビエル・アギーレ監督率いるメキシコ代表の2026年ワールドカップの最終メンバー26名に選出されることが確実となり、ベティスからのW杯出場選手がクラブ史上最多の7人となる見込みです。これまで確実視されていたのは、モロッコ代表のエズ・アブデとソフィアン・アムラバト、スイス代表のリカルド・ロドリゲス、コンゴ民主共和国代表のセドリック・バカンブ、アルゼンチン代表のジオヴァニ・ロ・チェルソ、コロンビア代表のクチョ・エルナンデスの6人でした。リカルド・ロドリゲス、バカンブ、アムラバトは来季残留しないことが確定していますが、6月30日以前の所属選手としてカウントされます。
🏆 これまでのクラブのW杯派遣人数の最多記録は、カタールW杯の5人(ペッセージャ、グイド・ロドリゲス、ウィリアム・カルヴァーリョ、グアルダード、サバリ)でした。歴史を振り返ると、1934年のイタリア大会でのシモン・レクエ以来、ベティスからW杯に参加する選手は少なく、2014年大会では0人でした。1998年大会ではフィニディ、ヤルニ、アルフォンソの3人、2002年大会ではデニルソンが優勝メンバーとなり、2018年大会では2人が参加していました。
💰 FIFAはECA(欧州クラブ協会)との合意により、選手の派遣に対するクラブへの補償金総額を1億8000万ユーロから3億500万ユーロに増額しており、選手1人あたり1日9,321ユーロ、7人合計で1日約65,247ユーロが支払われます。グループステージ期間だけでも50万ユーロ、事前キャンプを含めると最低でも80万ユーロ以上の収入が保証されており、選手の活躍次第でさらなる増額が見込まれます。クラブはこれをラ・カルトゥハ移転などに伴う財政の助けとして期待しています。
🇲🇽 フィダルゴ自身はメキシコ代表について、『メキシコを代表する機会は、想像もできないほどの責任です。スペイン人ですが、メキシコを自分の国だと感じています。選んだ大きな理由は人々の愛情です。ベティスに戻った今でも、メキシコの人々は毎日応援してくれています』と語っています。また、アメリカ時代につけられた「Maguito(小さな魔法使い)」という愛称について、『アメリカとの繋がりを示すもので気に入っています。スペインでは誰もそう呼びませんけどね』と笑顔で明かしました。ジンクスについては、『昔はたくさんありましたが、試合の日の起きる時間やシャワーの時間を決めるなどやりすぎていました。幸運の靴下もありましたが、トレーニング中にケヴィンに破られてしまいました』と振り返りました。(via Estadio Deportivo)
移籍・噂:ダニ・セバージョスがベティス復帰を希望、クラブは慎重に検討中
🔄 ダニ・セバージョスが再びベティス復帰の意向を示しています。レアル・マドリードを離れることを決意したセバージョスは、自身の関係者を通じてベティスに「家に帰りたい」という意思を伝えました。ベティスの経営陣はこの申し出を受け取っており、クラブ内で慎重な検討が始まっています。彼を獲得するメリットとしては、クラブへの強い帰属意識、イスコやロ・チェルソらと共存できる確かなクオリティ、長年のチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでの経験、そしてアドリアンの退団によって空くUEFAのカンテラ育成枠を埋められる点が挙げられます。
⚖️ しかし、デメリットも少なくありません。最大の障壁は彼が高額な年俸(マドリードで総額約800万ユーロ)を受け取っていることで、ベティスの最高給であるイスコ(手取り300万ユーロ)の基準に合わせるための大幅な減俸が不可欠です。また、レアル・マドリードは2017年に投資した1500万ユーロ以上の回収を求めており、昨夏オリンピック・マルセイユと合意しかけた際の条件(移籍金1100万ユーロ+ボーナス500万ユーロ)と同等の金額を要求する構えです。さらに、2023年にフリーでベティスに復帰せずレアル・マドリードと契約延長したことへのファンの反発や、クラブの最優先補強ポイントが左サイドバックとセンターフォワードであることも逆風です。ベティスが中盤の選手を獲得するには、まずセルジ・アルティミラやネルソン・デオッサなどの売却益を出す必要があります。セバージョス自身は待つ姿勢を見せていますが、夏の終盤までもつれ込む可能性が高い作戦となります。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
移籍・噂:ネルソン・デオッサにリーベルなどからオファー、クラブの要求額は
💸 ベティスは、6月30日までにネルソン・デオッサを売却して資金を調達する方針を固めています。コロンビア人ミッドフィールダーはチームへの適応に苦しみ、態度の問題も指摘されていました。1月にトルコのベシクタシュから総額1500万ユーロのオファーがあった際は時期尚早として拒否しましたが、現在はアメリカ大陸のクラブから複数のアプローチがあります。選手本人は欧州残留を希望していますが、プレミアリーグには警戒感を持っています。そんな中、アルゼンチンのリーベル・プレートとブラジルのフラメンゴが獲得に動きました。リーベル・プレートは、デオッサの保有権の50%を400万ユーロで買い取るオファーを提示しましたが、ベティスはこれを拒否しました。
📈 ベティスの要求額は最低でも1000万ユーロから交渉をスタートさせる構えで、目標はベシクタシュが提示した1500万ユーロに設定されています。モンテレイから約1170万ユーロで獲得した際、モンテレイは将来の売却益の15%を保持する契約を結んでおり、現在デオッサの減価償却残額は約900万ユーロです。そのため、これ以上の金額で売却できれば利益が出ることになります。また、将来彼が欧州で爆発的な活躍をすることを見越し、保有権の一部を残すことも画策しています。(via Estadio Deportivo)
移籍・噂:ロ・チェルソの売却を検討、W杯での活躍に期待
🇦🇷 ジオヴァニ・ロ・チェルソの去就が注目されています。アルゼンチン代表として2026年ワールドカップのメンバーに名を連ねたロ・チェルソですが、クラブは彼のW杯での活躍が売却を後押しすると期待しています。2028年までの契約とチャンピオンズリーグでのプレー希望を持っていますが、ベティスは彼を売却することで投資の一部を回収し、サラリーキャップに大きな空きを作ることを目論んでいます。
📉 今シーズンのロ・チェルソは、イスコ不在時に多くの出場時間を得たものの、決定的な違いを生み出すことができず、最終的にパブロ・フォルナルス、エズ・アブデ、アントニーらの影に隠れる形となりました。1月の怪我も影響し、32試合で3ゴール3アシストという成績にとどまっています。ファンからブーイングを浴びることもあり、ピッチ上でのパフォーマンスに不満が募っていました。MLSからの関心は引き続きありますが、彼の未来は夏の移籍市場での魅力的なオファー次第となります。(via ElDesmarque)
小ネタ:アスンソンがベティスを訪問、ホアキンらとフリーキック対決を実施
🎯 ベティスのレジェンドであり、史上最高のフリーキッカーの一人であるマルコス・アスンソンがクラブを訪問しました。パブロ・フォルナルスに20番のバトンを渡し、クラブ史上2度目のチャンピオンズリーグ出場権獲得の瞬間に立ち会うためです。クラブが公開した9分間の動画では、間もなく50歳になるアスンソンがレトロな背番号20のユニフォームを着て、見事なフリーキックの腕前を披露しました。対決にはアレクシス・トルヒージョとアドリアン・サン・ミゲルが参加しましたが、ホアキン・サンチェスは言い訳をして参加を避け、審判役に徹しました。ホアキンは『この間パデルをしてたら、ヒラメ筋を痛めちゃって。マルコスを前に恥をかきたくないのもあるけど、本当に痛いんだ。代わりにアレクシスがいるよ。短い距離なら彼は天才だからね』と笑いながら語りました。
⚽ アスンソンは壁とGKのアドリアンを相手に『アレクシス、これは君に捧げるよ。6本中2本決めてみせる』と宣言。結果的にそれを上回り、1本目は右上隅へ見事なカーブをかけてゴール、2本目はクロスバーを直撃、3本目と6本目もポストに当てながらネットを揺らし、4本目のみ枠外、5本目はアドリアンのスーパーセーブに阻まれました。その圧倒的なキック精度にアドリアンも『そのタッチは絶対に失われないな』とハグで称えました。
🧤 これを見たアレクシスはフリーキック対決を諦め、PK対決を提案。『5本中3本決める』と宣言して最初の3本を見事に決めました。アレクシスは『彼があんな風に蹴るなら、私が蹴る意味はない。フリーキックのキッカーとしては私がこれまで見た中で彼が最高だ。でも人間としてはさらに素晴らしい』と賛辞を贈りました。(via Estadio Deportivo)
ファンアンケート:来季に向けて残すべき選手、去るべき選手の結果発表
📊 メディアが実施した、2026/27シーズンに向けてベティスのファンがどの選手を残すべきか、誰を放出するべきかというアンケート結果が発表されました。チャンピオンズリーグ出場を控えるチームの基盤として、明確な意見が示されています。
🟢 圧倒的な支持を得て「残留」が望まれたのは、パブロ・フォルナルス (99.1%)、セドリック・バカンブに代わるエースとして期待されるクチョ・エルナンデス (98%)、アルバロ・バジェス (98.4%)、イスコ (98.2%)、エズ・アブデ (97.9%)、アントニー (97.2%)、アイトール・ルイバル (94.3%)、ヘクトル・ベジェリン (92.4%) です。また、センターバック陣への信頼も厚く、ナタン (90.3%) とディエゴ・ジョレンテ (89.9%) が高い支持を集めました。マルク・バルトラ (69.5%) やバレンティン・ゴメス (75.4%)、若手のアンヘル・オルティス (76.3%) も残留希望が上回りました。
🔴 一方で、厳しい評価を受け「放出」が支持されたのは、セドリック・バカンブ (98.5%)、チミー・アビラ (98.1%)、リカルド・ロドリゲス (96.9%)、ネルソン・デオッサ (85.3%)、ジュニオル・フィルポ (84.5%)、ロドリゴ・リケルメ (75%)、ジオヴァニ・ロ・チェルソ (68.6%) です。中盤の選手への疑問が顕著に表れており、セルジ・アルティミラ (57.2%) やマルク・ロカ (55.5%) も過半数が放出を希望しています。冬に加入したアルバロ・フィダルゴや、長らく負傷離脱していたソフィアン・アムラバトは、それぞれ64.2%と61.3%でかろうじて残留支持が上回る結果となりました。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
来季のチャンピオンズリーグ出場に向けたプレシーズン日程やコロンビーノ杯への参加が決定。W杯にはフィダルゴを含め過去最多の7人が出場予定でクラブに大きな経済効果をもたらす見込みです。一方でアイトール・ルイバルの負傷離脱という痛手もあり、移籍市場ではダニ・セバージョス復帰の噂や、デオッサ、ロ・チェルソの売却動向に注目が集まります。マルコス・アスンソンの訪問はファンに嬉しいニュースとなりました。