ホセ・グラヘラの復帰と不透明な去就
ホセ・グラヘラが、レンタル先のデポルティボからエスパニョールに復帰する。デポルティボは1部に昇格したものの、買い取りオプションは行使しなかった。グラヘラは『契約には一定の出場試合数が条件として含まれていたため、たとえ昇格してもオプションは行使されないことになっていた。その数字に到達するのが不可能だということは、2ヶ月ほど前から大体分かっていた』と語っている。大いに期待されてラ・コルーニャへ渡ったグラヘラだったが、デポルティボでの出場は14試合、わずか733分にとどまった。
エスパニョールには2023年1月にスポルティングから280万ユーロで加入したが、現状の立ち位置は不透明なままだ。グラヘラは『あと2年契約が残っているので、クラブからはこのプレシーズンに合流しなければならないと言われている』と明かした。一方で、昨夏に彼を構想外としたマノロ・ゴンサレス監督や、スポーツディレクターのモンチとはまだ話をしていないといい、『いや、まだ彼らとは話していない』と答えている。さらに『クラブ内で再編があったことは知っているし、外部から戻る僕たちのような選手は、最初の数日間で状況がどうなっているのかを確かめることになるだろう』と述べ、チーム合流後に自身の将来を見極める姿勢を示した。(via Mundo Deportivo)
アレックス・カラトラバの獲得競争に参戦
エスパニョールは、CDカステジョンで活躍する才能ある攻撃的MFアレックス・カラトラバの獲得を狙っている。しかし獲得競争は激しく、エスパニョールに加えてセルタ・デ・ビーゴ、デポルティボ・ラ・コルーニャ、オサスナも彼に熱視線を送っている。
カステジョン側は選手を安売りするつもりはなく、契約解除金である500万ユーロを全額支払うことを求めている。選手側はこの夏での移籍の可能性を示唆しているが、交渉を有利に進めるために他の選手を取引に含めることで移籍金の引き下げを図る代替案も考えられるという。セグンダ・ディビシオンでセンセーションを巻き起こした選手の一人を巡り、各クラブの熾烈な争奪戦が始まっている。(via ElDesmarque)
フリーのDFミカ・マルモルに熱視線
エスパニョールは、UDラス・パルマスとの契約が満了しフリーとなるDFミカ・マルモルの獲得にも興味を示している。ラス・パルマスはプレーオフでマラガに敗れ1部昇格を逃しており、マルモルの退団は決定的と見られている。相手の攻撃を先読みして断ち切るアグレッシブなプレースタイルのセンターバックとして、多くのクラブが関心を寄せている。
移籍金なしで獲得できるため非常に魅力的な物件だが、その分競争は激しい。国内ではエスパニョールのほか、セルタ、ラージョ・バジェカーノ、ヘタフェ、デポルティボが、国外からはブラガ、フェイエノールト、オリンピアコスが獲得に動いている。さらにフリー移籍であるため、選手側がその優位性を活かして高い移籍ボーナスやより高額な給与を要求する可能性があり、交渉は一筋縄ではいかない見込みだ。(via ElDesmarque)
ククレジャの移籍による思わぬ臨時収入
マルク・ククレジャがチェルシーからレアル・マドリードへ5500万ユーロ(+ボーナス500万ユーロ)で移籍したことにより、エスパニョールに間接的な経済的恩恵がもたらされた。
ククレジャは14歳でFCバルセロナに移るまでエスパニョールのカンテラで育ったため、FIFAの連帯貢献金(育成補償金)の対象となる。この仕組みは、国際移籍の際に移籍金の5%を、選手が12歳から23歳までの間に所属した育成クラブに分配するというものだ。これにより、エスパニョールは約27万5000ユーロを受け取る予定となっている。
もしククレジャの今後の活躍やチームのスポーツ的成績によって移籍金のボーナス条件が満たされれば、クラブが受け取る金額はさらに増える可能性がある。スポーツディレクターのモンチが休む間もなく動いている夏の移籍市場において、クラブにとって非常にありがたい臨時収入となった。(via SPORT)
【本日の総括】
SDモンチを中心に新シーズンに向けた編成が進むエスパニョール。レンタルから復帰するグラヘラの処遇や、カラトラバ、マルモルといった実力者の激しい獲得競争が今後の鍵を握ります。ククレジャ移籍による育成補償金も、補強の追い風となりそうです。