ラ・リーガの慎重試算を初戦で粉砕!CL勝ち進みによる人件費枠の更なる拡大シナリオ
ラ・リーガが今週発表した最新の選手人件費上限(Límite de Coste de Plantilla)において、レアル・ベティスは従来の1億2210万ユーロから2000万ユーロ以上増額となる1億4284万7000ユーロを割り当てられ、リーグ全体で5位の規模へと躍進しました。しかし、この限度額はラ・リーガ側の極めて控えめな試算に基づいたものであり、今後の成績次第でさらに上振れする可能性が極めて高くなっています。
ラ・リーガが設定した前提条件は、近年CLに出場した他クラブ(勝ち点3で33位に終わったジローナや、勝ち点1で35位に終わったビジャレアル)の平均データをもとにしたものであり、ベティスが「8試合で勝ち点5、27位でプレーオフ敗退」という厳しいシナリオを想定したものでした。
ラ・リーガのハビエル・テバス会長はこの評価基準について次のように語っています。
『ベティスに設定された上限は、過去数年間にCLに参戦したクラブの平均値に基づいています。もし来シーズンも連続で参戦するようになれば、まったく異なる算出基準が適用されることになります』
しかし、この慎重な見通しに対してベティス内部の予算編成は異なっています。クラブ側はリーグフェーズを21位前後で通過し、プレーオフ進出を果たす現実的な計画を立てています。そして初戦のリール戦で2-3の劇的な逆転勝利を収めたことで、ベティスはわずか1試合でラ・リーガが全8試合で想定した勝ち点5のうち60パーセントに当たる「勝ち点3」を即座に確保しました。
CLでは1勝ごとに2100,000ユーロ、引き分けで700,000ユーロの賞金が発生するほか、順位に応じたボーナスやプレーオフ進出による100万ユーロ以上の追加収入、ホームゲーム開催に伴う入場料収益が加算されます。
ラ・リーガのハビエル・ゴメス事業総括ディレクターも今後の上限引き上げについて言及しています。
『試合に勝ち進んでいけば自ずとクラブの収入は増えていきます。それに伴って人件費上限の枠も拡大していきます。すべてはピッチ上の結果次第です。私たちはスペインのチームが1つでも多く勝利することを心から願っています』
ベティスは今夏、1600万ユーロの固定移籍金と400万ユーロの変動分を投じたトロイ・パロットの獲得や、ダニ・セバジョスの復帰に伴う給与コストをすでに人件費枠内に収めています。今後控えるポルト戦、フェイエノールト戦、ドルトムント戦などで勝ち点を積み重ねていけば、冬の移籍市場に向けてさらなる補強資金の余裕が生まれる好循環に入っています。
(via MARCA)