ラファ・ミルの性的暴行容疑に関する裁判がバレンシア法廷で開始
バレンシアの法廷(第4セクション)にて、ラファ・ミルとその友人であるサッカー選手のパブロ・ハラに対する性的暴行および傷害事件の裁判が開始されました。検察はラファ・ミルに対し、性的暴行罪で9年、傷害罪で18ヶ月の合計10年半の懲役を求刑しています。さらに、被害者への10年間の500m接近禁止命令、7年間の保護観察、そして約7万4000ユーロの損害賠償を求めています。一方、パブロ・ハラに対しても性的暴行および傷害の罪で3年の懲役と、5年間の接近禁止命令、そして罰金が求刑されています。
事件は2024年8月31日から9月1日にかけての夜に発生しました。バレンシアのディスコ「Mya」のVIPエリアで知り合った女性2人を、午前7時頃にラファ・ミルが「プールがあるから朝食でも食べよう」と自身の自宅(ベテラ)に招待したことから始まります。法廷での被害者の証言によると、タクシーで移動している最中から不快感を覚えていたものの、そのまま自宅に到着しました。
被害者の証言によれば、自宅のプールサイドでラファ・ミルが無理やり彼女を抱き上げ、服を着たままプールに投げ込みました。プールから上がって帰宅しようとした際、スマートフォンをディスコに忘れたことに気付き、友人の携帯から父親に迎えを頼みました。しかし、忘れ物を取りに家の中に戻ったところ、ラファ・ミルに腕を掴まれてバスルームに押し込まれ、「帰りたい」という拒絶の言葉を無視して性的暴行を受けたとのことです。
また、もう一人の被害女性がプールで泳いでいた際、パブロ・ハラが近づいて不適切な接触を行い、女性がそれを拒絶しました。その後、女性たちがパニックに陥っている中、ハラは『お前らはガキだ、出て行け』と暴言を吐き、女性の顔を殴って下着姿のまま家の外に放り出したとされています。
この事態に対し、ラファ・ミル側は「関係は合意の上だった」として完全な無罪を主張しています。弁護側は主張を裏付けるためのビデオ映像などの証拠を提出し、公開裁判を通じて無実を証明する姿勢を見せています。法廷には被害者やその父親、警察官、法医学者などの証人が召喚されており、徹底した審理が続けられています。 (via SPORT, AS, Mundo Deportivo, MARCA, ElDesmarque)
欧州ビッグクラブがハビ・ゲラに関心を示すもクラブは売却を否定
シーズン終盤に見事な活躍を見せたハビ・ゲラに対し、ヨーロッパの複数のビッグクラブが熱視線を送っています。カルロス・コルデラン監督率いるチームにおいて、ハビ・ゲラは最後の2ヶ月間でゴールやアシストを記録し、チームの1部残留と最終節でのヨーロッパ大会出場権争いに大きく貢献しました。この活躍が評価され、ワールドカップに向けたスペイン代表のサポートメンバーにも選出されています。
現在、彼に強い関心を示しているのはアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリード、そしてナポリです。アーセナルはその多才さとポゼッションスタイルへの適応力を高く評価し、マンチェスター・ユナイテッドはラインを切り裂くフィジカル能力を持つミッドフィルダーとしてリストアップしています。また、アトレティコ・マドリードは以前からスペイン国内の若手タレントとして彼の動向を監視し続けています。
しかしながら、バレンシアのスタンスは非常に明確です。ハビ・ゲラは非売品であり、過去にマノロ・ジョレンテ元会長が用いた表現を借りれば「スキャンダラスなほど法外な」オファーが届かない限り、彼がメスタージャを去ることはありません。法外な契約解除金が設定されていることもあり、クラブ側は現在正式なオファーが一つも届いていない状況に落ち着きを保っています。 (via ElDesmarque)
ロン・ガーレイCEOが夏の移籍市場に向けて下すべき6つの緊急決断
最終節まで残留争いがもつれ込んだ期待外れのシーズンを受け、バレンシアのサッカー部門CEOであるロン・ガーレイは、来季に向けた6つの緊急措置を講じる必要があります。目標は、ノウ・メスタージャ開場時にチームをヨーロッパの舞台で戦わせるという公約を実現することです。
1つ目は、明確なシーズン目標の再設定です。ガーレイCEOは「開場までにチームをヨーロッパに導くために4回の移籍市場がある」と語っていましたが、すでに2回を消費しており、夏の補強方針を早急に固める必要があります。
2つ目は、カルロス・コルデラン監督の去就とプロジェクトの安定化です。メスタージャのスタンドからは監督の辞任を求める声が上がりましたが、クラブとキアット・リムは解任を全く考えていません。それどころか、クラブの安定を図るために契約を延長し、外部に対して強い信頼のメッセージを発信する準備を進めています。
3つ目は、ゴールキーパーのストール・ディミトリエフスキの契約延長オプションの期限内での行使です。
4つ目は、チームの要であるギド・ロドリゲスの残留交渉です。コルデラン監督の戦術において、彼とエンソ・バレネチェアのピボットコンビは不可欠であり、彼が残留しない場合は直ちに代役を確保しなければなりません。
5つ目は、スペイン市場に精通したテクニカルスタッフの確保です。ガーレイCEOが設定した期限はすでに過ぎており、夏の市場を戦うための体制構築が急務となっています。
6つ目は、戦力外選手の整理です。アルナウト・ダンジュマ、ダニ・ラバ、バティスト・サンタマリアには構想外であることを通達し、さらにジェンク・オズカジャル、負傷中のアルベルト・マリ、セルジ・カノスの去就も決定する必要があります。 (via ElDesmarque)
長期無得点のダンジュマがファンに向けた謝罪と来季への誓いを公開
大きな期待を背負って加入したものの、大不振に陥っているアルナウト・ダンジュマが、自身のInstagramを通じてバレンシアファンに向けた謝罪と決意のオープンレターを公開しました。
彼は昨年9月30日に行われたメスタージャでのオビエド戦で、ペペルが蹴るはずだったPKを奪って失敗して以来、8ヶ月以上もゴールから遠ざかっています。さらに、最後のアシストも1月24日のエスパニョール戦まで遡るなど、数字の面での失敗は明らかであり、クラブ内でも放出候補の筆頭に挙げられています。
自身の厳しい立場を自覚しているダンジュマは、ファンに対して次のように綴りました。
『バレンシニスタの皆さん、2位になるということは最下位の先頭に立つということです。私は常にベストを尽くし、このクラブ、ファン、そしてチームメイトのためにすべてを捧げようとしています。最初のシーズンに受けた歓迎は信じられないほどで、今ではこのクラブがいかに特別であるかを真に理解しています。今シーズンは間違いなく皆さんがふさわしいレベルには達していませんでした。だからこそ私は一つの約束をします。私たちはより強くなって戻ってきます。さらに懸命に働き、この美しいクラブと信じられないほどのファンをふさわしい場所に導くために来シーズンはもっと多くを提供します。ゆっくり休んで、またすぐにお会いしましょう』
彼はこの言葉とともに、来シーズンの名誉挽回を強く誓っています。 (via ElDesmarque)
ジェンク・オズカジャルの買取オプションが放棄されバレンシア復帰へ
ドイツのケルンに期限付き移籍をしていたディフェンダー、ジェンク・オズカジャルについて、ケルンは200万ユーロに設定されていた買い取りオプションを行使しないことを公式に発表しました。
ケルン側は声明の中で次のように理由を説明しています。
『彼は非常にポジティブな人物で、ロッカールームでもそれが表れていました。しかし、我々はセンターバックに異なるプロファイルを求めているため、買い取りオプションを行使しないことを決定しました』
これにより、オズカジャルは一旦バレンシアに復帰することになりますが、ロン・ガーレイCEOが主導する来季のスカッド整理の対象となっており、クラブは夏の移籍市場で彼の新たな移籍先を再び探すことになります。 (via Mundo Deportivo)
伝説のストライカー、マリオ・ケンペスがゲーム「FC26」に登場決定
EA Sportsの人気サッカーゲーム「FC26」において、6月4日に予定されているワールドカップに向けた大規模アップデートで、バレンシアの歴史的レジェンドであるマリオ・アルベルト・ケンペスが新たなアイコン選手として実装されることが確実となりました。ゲームのコミュニティでは6月19日からの登場が濃厚視されています。
「エル・マタドール」の異名を持つケンペスは、1976年にバレンシアに加入すると圧倒的なフィジカルと得点力で欧州を席巻しました。2シーズン連続でピチチ(得点王)に輝き、1979年のコパ・デル・レイ決勝レアル・マドリード戦では2ゴールを挙げてチームを優勝に導きました。さらに1980年にはカップウィナーズカップとUEFAスーパーカップも制覇し、公式戦246試合で149ゴールという驚異的な記録を残しています。
ゲーム内にはすでに昨年11月からパブロ・アイマールがクラブヒーローとして収録されており、今回のケンペスの登場によって、バレンシアファンはUltimate Teamモードで待望の「新旧アルゼンチン人レジェンドデュオ」を結成できるようになります。メスタージャで今も語り継がれる「ゴールのことはゴールと呼ばず、ケンペスと呼べ」という言葉の通り、デジタル世界でも彼のゴールショーが蘇ります。 (via SPORT)
【本日の総括】
ラファ・ミルの裁判という非常に重いピッチ外のニュースが大きく報じられる中、クラブは来季の巻き返しに向けてロン・ガーレイCEOを中心にチームの大規模な整理と再構築に着手しています。ゲラへの引き抜き阻止やダンジュマの誓いなど、新スタジアム時代を見据えた重要な夏の市場が幕を開けようとしています。