右SB補強は大混乱 ムニエに裏切られ、チリノへのオファーも拒否
トーマス・ムニエの獲得が土壇場で破談となりました。カルロス・コルベラン監督が強く望んでいたベテランのベルギー人サイドバックは、クラブと1年+1年オプションの契約で口頭合意に達しており、あとはメディカルチェックを残すのみでした。日曜日にはベルギーに到着し、クラブ側は検査のためにブリュッセルへ赴くことも検討し、8月初旬のプレシーズン合流を見据えた休暇の段取りも整えていました。しかし、選手はサンダーランドから提示された2年間の固定契約とより高額なオファーに惹かれ、与えられた言葉を反故にしてそちらを選びました。1週間以上前から合意があったにもかかわらずチームを裏切ったこの行為に対し、バレンシアは非常に強い憤りを感じています。
プランAが消滅したクラブは、すぐさま代替案の確保に動いています。最もホットな候補として浮上したのが、アルメリアに所属するキュラソーとオランダの国籍を持つ24歳のダイジロ・チリノです。マルク・プビルの後釜として昨夏にカステリョンから150万ユーロで加入した彼は、ルビ監督の下で右サイドに定着し、コルベラン監督やコーチングスタッフの好みにも合致しています。バレンシアは約600万ユーロの最初のオファーを提示しましたが、セルヒオ・アリバスやボニーニらの売却で多額の収入を見込んでおり売却の必要性がないアルメリアはこれを即座に拒否しました。彼らは移籍金を1500万ユーロ+目標達成による変動額に設定しており、バレンシアにとっては到底手の届かない途方もない金額です。獲得を目指すのであれば、オファー額を大幅に引き上げる必要があります。
また、以前交渉がかなり進んでいたアストン・ヴィラのアンドレス・ガルシアにも再び目を向けていますが、彼はすでにヘタフェへのローン移籍が90%合意に達しており、バレンシアが彼の考えを変えるのは難しいと見られています。その他には、ウディネーゼを退団してフリーとなっている1.89mのオランダ人(ドイツ生まれのナイジェリア二重国籍)キングスレイ・エヒジブエや、U-23枠で契約満了を迎えるフランス人のウィリアム・ミケルブレンシスの名前も挙がっています。エヒジブエはPECズヴォレで育ち、エールディヴィジ、ブンデスリーガ(1. FCケルン)、セリエAでプレー経験があり、スカウト責任者のリサンドロ・イセイが熟知している市場の選手です。ミケルブレンシスはトップチームの枠を埋めないため、他の選手と並行して獲得できる可能性があります。 (via ElDesmarque, MARCA)