イスコ・アラルコン 元代理人からの痛烈な批判と法廷闘争の可能性

イスコの元代理人であるペドロ・ブラボが、テレビ番組内で同選手を激しく非難した。イスコは2度の重傷に見舞われ今シーズンをほぼ棒に振ったものの、終盤に見事復帰を果たし、チームを21年ぶりとなるチャンピオンズリーグ出場へと導いた。その際、感極まって涙を流す姿が話題となったばかりだった。

ブラボによると、2024年の夏に無所属で自宅にいたイスコに手を差し伸べ、レアル・ソシエダとベティスに売り込み、最終的にベティスとの契約をまとめたのは自分であるという。しかしその後、イスコがFIFAエージェントの資格を持たない親族を代理人に立ててブラボを飛び越えるという事態が発生した。ブラボは次のように怒りをあらわにしている。

『イスコの件で何かあったが、詳しくは言えない。完全に決裂したわけではないが、事実が正しく伝わっていない。私は選手代理人として、2024年7月にイスコが所属クラブなく家にいることを知った。そこでベティスとレアル・ソシエダに興味があるか尋ねた。ソシエダは興味を示さなかったが、ベティスは関心を持った。私はベティスと仕事をし、ベティスとのオペレーションをまとめた。だが、その後非常に見苦しい出来事があった。私はこれまで通り解決したいと思っているが、どうやら法廷で解決しなければならないようだ。本当に見苦しいことだ。彼の名前を汚すことになるだろう。クラブとの契約を成立させるにはFIFAエージェントでなければならない。親族であってもFIFAエージェントでなければオペレーションにサインはできない。イスコは私を裏切った。死にかけている時に命を救われたなら、少なくとも感謝の心を持つべきだ』

両者の関係は修復不可能となっており、今後の法的な動きが注目される。

(via Estadio Deportivo)

パブロ・ガルシア メッシ擁するインテル・マイアミが獲得に本腰

19歳のカンテラーノ、パブロ・ガルシアの去就が熱を帯びている。トップチームで30試合に出場し、U-21スペイン代表にも5回招集されている有望株に対し、リオネル・メッシが所属するMLSのインテル・マイアミが獲得に動き出しており、数日中に正式なオファーを提示する見込みとなっている。

その他にもアヤックスやシュトゥットガルトをはじめとするドイツの有力2クラブ、さらにスペイン国内のクラブからも関心が寄せられている。ベティスは6月30日までにキャピタルゲインを得て帳簿を合わせる必要があり、彼の移籍金を1000万ユーロに設定している。選手自身もクラブの決定を完全に尊重する構えを見せており、クラブの利益になるオファーが届けば退団の障害にはならない。なお、レンタル移籍での放出は選択肢に含まれていない。

(via Estadio Deportivo)

エズ・アブデ ニューカッスルからの強い関心とクラブの売却方針

モロッコ代表ウインガーのエズ・アブデに対し、プレミアリーグのニューカッスルが強い関心を示している。今季43試合に出場し15ゴール13アシストとキャリア最高の成績を残したアブデは、アンソニー・ゴードンをバルセロナへ売却する見込みのニューカッスルにとって、理想的な代役と見なされている。

ベティスは来季のチャンピオンズリーグに向けて彼を残留させたい意向だが、市場価格から大きく外れたオファーが届いた場合は売却を検討せざるを得ない。アブデの契約解除金は6000万ユーロに設定されている。さらにニューカッスルはセンターバックのナタンにも注目しており、ベティスはナタンに対して4500万ユーロを要求している。バルセロナがアブデの将来の移籍金の25%を保持していることもあり、この移籍が実現すれば各方面に大きな経済的影響を与える。

(via Estadio Deportivo)

チミー・アビラら4選手 今夏での契約延長見送りと退団が確定

ベティスはチミー・アビラに対し、契約に盛り込まれていた1年間の契約延長オプションを行使しないことを正式に伝えた。これにより、同選手は6月30日をもってフリーエージェントとなる。また、セドリック・バカンブ、リカルド・ロドリゲス、アドリアン・サン・ミゲルの3選手に関しても今夏で契約が満了し、チームを去ることが確定している。

(via Mundo Deportivo)

ネルソン・デオッサ 投資額回収を目指し移籍市場へ

マヌエル・ペジェグリーニ監督の構想外となったコロンビア人MFネルソン・デオッサについて、クラブは今夏の移籍市場での売却を決定した。昨夏に約1130万ユーロで獲得した同選手に関し、ベティスは少なくともこの投資額を回収することを目標としている。なお、将来の売却益の15%は古巣であるモンテレイに支払われる契約となっている。

(via Mundo Deportivo)

アルバロ・フィダルゴ 加入からの軌跡と指揮官・同僚への賛辞

今年2月にクラブ・アメリカから加入し、チームの20年以上ぶりとなるチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献したアルバロ・フィダルゴが、これまでの軌跡を振り返った。メキシコで3連続リーグ優勝を果たした後、ベティスでのスタートはダービーでの引き分けやヨーロッパリーグでの敗退など困難もあったが、チームは素晴らしい終盤戦を見せた。

フィダルゴはペジェグリーニ監督について次のように称賛している。

『戦術的なコンセプトを与えつつ、ピッチ上では自由にプレーさせてくれる。彼の仕事ぶりはこの数年の安定感とチャンピオンズリーグ出場という結果に表れている。ベティスに多くの喜びをもたらし続けてほしい』

また、チームメイトのアブデについては『アブデには本当に驚かされた。あらゆるプレーができ、スタッツも非常に高い。トップレベルの選手だ』と高く評価した。毎試合6万人が集まるスタジアムの熱気にも感銘を受けており、『ホームゲームごとに6万人が集まるのはクレイジーだ。日常生活でもサッカー以上の情熱を感じる。このクラブは年々成長しており、誇りに思う』と語り、メキシコ代表として出場予定のワールドカップに向けても意気込みを見せている。

(via MARCA)

ジオバニ・ロ・チェルソ シーズン終盤の起用法とW杯への意気込み

アルゼンチン代表のジオバニ・ロ・チェルソは、母国でワールドカップへの強い思いを語った。負傷により3ヶ月間の離脱を余儀なくされたが、4月の復帰以降、ペジェグリーニ監督は彼を慎重に起用。最後の8試合中7試合に出場したものの、45分以上プレーしたのはオビエド戦とエルチェ戦の2試合のみだった。

公式戦32試合で3ゴール3アシストの成績を残したロ・チェルソは、自身の状態について次のように語った。

『クラブで重要な目標を達成し、とても良い形でシーズンを終えられた。個人的にもとても調子がいい。ワールドカップでプレーすることはサッカー選手にとって最高の喜びであり、チームに貢献したい。長年このグループでやってきたので、期待は常に最高潮だ』

現在、アルゼンチン代表の最終メンバー発表を待ちわびている状態だ。

(via Estadio Deportivo)

ワールドカップ FIFAからの巨額の補償金収入が確定

今夏のワールドカップにおいて、ベティスはクラブ史上最多となる代表選手を輩出する見込みである。すでにクチョ・エルナンデス、アルバロ・フィダルゴ、セドリック・バカンブ、エズ・アブデ、ソフィアン・アムラバトの5名が確定しており、ジオバニ・ロ・チェルソがアルゼンチン代表に選出されれば計6名(あるいは7名)となる。

FIFAと欧州クラブ協会(ECA)の取り決めにより、選手1人1日あたり9321ユーロがクラブに支払われる。出場時間の有無に関わらず、事前の合宿期間も対象となるため、グループステージの期間だけで最低でも160万ユーロの収入が確保されている。6月30日で契約満了となるバカンブやリカルド・ロドリゲス、さらには予選に貢献したパブロ・フォルナルスらの分も計算に含まれるため、クラブにとって非常に大きな財源となる。

(via Estadio Deportivo)

センターバック補強計画 イゴール・フリオら獲得と守備陣再編の方針

来季に向けた守備陣の再編が進んでいる。クラブはナタンの去就に関わらず、少なくとも1人のセンターバックを獲得する計画を立てている。現在はマルク・バルトラとディエゴ・ジョレンテのベテラン2名が在籍しており、まずは右のセンターバックの補強を優先している。

左のセンターバックについては、ナタンが移籍した場合の代役としてブライトンに所属するイゴール・フリオに関心を寄せている。また、バレンティン・ゴメスに対するオファーも聞く姿勢を見せている。なお、ゴールキーパー陣はアルバロ・バジェス、パウ・ロペス、マヌ・ゴンサレスの3名体制で臨むことが決定している。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

来季のチャンピオンズリーグ出場という歴史的快挙に沸くベティスだが、ピッチ外ではイスコと元代理人のトラブルや、主力の退団・移籍の噂が絶えない。若手のパブロ・ガルシアや躍進したアブデには国外から巨額のオファーが迫っており、クラブはW杯の補償金も活用しながら堅実なスカッド再編を迫られている。