アスパスが現役引退を示唆、セルタの象徴が語った覚悟と未来

セルタの歴史上最高のフットボーラーであり、これまで長年にわたってクラブを支え続けてきたキャプテンのイアゴ・アスパスが、来季限りでの現役引退を示唆しました。アスパスは自身の去就について『来年が僕の最後の年になる。チャンピオンズリーグに行けたとしてもね、一度もプレーしたことはないけど。もうすぐ39歳になるし、時には一歩退くことがクラブにとっても僕にとっても最善かもしれない』と胸の内を明かしています。常にクラブへの深い愛情を示してきたレジェンドにとって、来シーズンは集大成となる特別な一年になります。

(via Mundo Deportivo)

ヒラルデス監督の起用法データ、公式戦55試合で全スタメンを変更した采配の裏側

クラウディオ・ヒラルデス監督は、今シーズンの公式戦55試合において一度として同じスターティングメンバーを繰り返しませんでした。しかし、その根底には確固たるベースとなる選手たちが存在していました。ゴールマウスはラドゥが絶対的なレギュラーとして君臨し、50試合に出場してリーグ戦を全試合完走しました。3バックはハビ・ロドリゲス、マルコス・アロンソ、そして負傷離脱するまでのスタルフェルトが不動の存在としてディフェンスラインを支えました。

両ウイングバックはセルヒオ・カレイラとオスカル・ミンゲサが基本でしたが、シーズン終盤にはハビ・ルエダがミンゲサを上回る存在感を示して出場機会を増やしました。中盤ではイライクス・モリバと、今季最大のサプライズとなったミゲル・ロマンがコンビを組み、ロマンの負傷後はフェル・ロペスがスタメンに定着しました。

最も出場時間が分散したのが攻撃陣です。出場時間順ではボルハ・イグレシアス、フェラン・ジュグラ、イアゴ・アスパスが基本布陣を形成しましたが、ウィリオット・スウェドベリ、ウゴ・アルバレス、パブロ・デュランも彼らに肉薄するプレータイムを獲得しており、若手とベテランを巧みに融合させたヒラルデス監督の柔軟なマネジメントがデータからも浮き彫りになっています。

(via MARCA)

移籍市場の動向、フェバス加入濃厚とパブロ・マルティネスへの関心、既存選手の去就も

夏の移籍市場に向けて、マルコ・ガルセス率いるスポーツ部門はすでに慌ただしく動いています。まず、エルチェを退団するMFアレイシ・フェバスのセルタ加入が有力視されています。フェバスは涙ながらに『クラブを去るという決断を下した。契約は更新しない。他の挑戦を探し、今ここではできない経験をする時期だと思う』と別れを告げており、新天地としてビーゴが選ばれる見込みです。また、レバンテの降格に伴いフリーとなるパブロ・マルティネスに対しても、エルチェ、ラージョ・バジェカーノ、ヘタフェなどと並んで獲得に関心を寄せています。

既存選手の去就についても重要な決断が迫られています。6月30日で契約満了となるマルコス・アロンソとオスカル・ミンゲサについては、クラブは両者の残留を目指して動いています。一方、イライクス・モリバに対してはアストン・ビラなどプレミアリーグのクラブから強い関心が寄せられており、フェル・ロペスの将来の扱いも含めて、チーム編成のパズルを完成させるための交渉が続きます。

(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

来季のプレシーズン計画が判明、アフォウテサでの始動から海外ツアーへ

来季に向けた準備のロードマップが決定しました。選手たちは1ヶ月強のオフを過ごした後、7月6日に再集合し、3日間に分けてメディカルチェックを受診します。プレシーズンの大部分はホームであるアフォウテサの施設で行われ、最初の親善試合は近隣のチームと対戦する予定です。そして調整の最終段階として海外でのミニツアーを実施し、より強力な相手とテストマッチを行ってチームの完成度を高めていきます。ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、そしてヨーロッパリーグという3つの過酷なコンペティションを並行して戦い抜くための体力を、この夏にしっかりと養うことになります。

(via Estadio Deportivo)

ヨーロッパリーグ参戦へ向けた展望、クリスタル・パレスなど強豪が待ち受ける

2年連続でのヨーロッパリーグ参戦を決めたセルタにとって、来季の欧州の舞台は非常に厳しい戦いが予想されます。UEFAコンフェレンスリーグで優勝を果たしたイングランドのクリスタル・パレスがヨーロッパリーグに参戦することが決定し、レアル・ソシエダやセルタにとって立ちはだかる大きな壁となります。ヒラルデス監督のもとで構築されたカンテラーノとベテランの融合というアイデンティティを武器に、ヨーロッパの強豪たちにいかに立ち向かうかが注目されます。

(via Estadio Deportivo)

カレイラがユニフォーム収集の趣味と元同僚イニゴ・ビセンテの才能を熱く語る

今季右ラテラルとして大きな成長を遂げたセルヒオ・カレイラが、インタビューで自身のプライベートな一面やサッカー観を明かしました。自宅のクローゼットには交換したユニフォームのコレクションがあり、彼は『サラゴサやスポルティングのような、セグンダの歴史あるチームのユニフォームを集めるのが好き。彼らの歴史が好きで、またプリメーラに戻ってきて対戦できたらいいなと思っているから』と、下部リーグで奮闘する伝統あるクラブへの敬意を語りました。

また、ミランデス時代にチームメイトだったレーシング・サンタンデールのイニゴ・ビセンテについては最大限の賛辞を送っています。『今セグンダで最高の選手じゃないにしても、それに近い。ミランデスで一緒にプレーする幸運に恵まれて、練習では気が狂いそうになったよ。確かに少し怠け者だけど、足元の技術は…監督もプレーも見たことがあるだろうけど、他の普通の選手が見えないものが見えるんだ。僕は彼が大好きだよ』と、その特異な才能を絶賛しました。

(via ElDesmarque)

クラブ歴代出場数トップ10、アスパスを筆頭に偉大なレジェンドたちが名を連ねる

セルタの長く誇り高い歴史を彩ってきた歴代出場試合数トップ10の顔ぶれが確認されました。トップに君臨するのは、現役であり今季も数字を伸ばし続けているイアゴ・アスパスの572試合です。アスパスに次いで500試合の大台を突破しているのは、60年代から80年代にかけてクラブ一筋で活躍したマノロ(533試合)のみです。

3位には近年まで右サイドを支えたカンテラ出身のウゴ・マージョ(449試合)、4位には93/94シーズンのコパ・デル・レイ準優勝メンバーであるアティラノ(392試合)、5位には80年代の名GKハビエル・マテ(369試合)が続きます。6位のビセンテ(351試合)、7位のフアン(349試合)、8位のサンティアゴ・カストロ(328試合)といった往年の名選手たちに並び、9位にはアルゼンチン人のグスタボ・ロペス(295試合)、10位にはロシアの魔法使いアレクサンドル・モストボイ(290試合)と、2000年のインタートト杯優勝を知る外国人レジェンドたちもランクインしています。

(via Estadio Deportivo)

マリアン・モウリーニョ会長がスポーツ界の女性リーダーとして栄誉ある賞を受賞

セルタのマリアン・モウリーニョ会長が、第6回「Premios de la Mujer en el Deporte WOMAN - SPORT」のディレクター部門で表彰されました。この賞はスポーツ界で道を切り拓く女性たちの努力と勇気を讃えるものであり、主催団体の副会長は『マリアン・モウリーニョのリーダーシップを祝福します。セルタのような歴史あるクラブのトップとして、経営が男性だけのものではないことを示しています』と彼女の功績を高く評価しました。授賞式ではCEOから直接トロフィーを受け取り、クラブトップとしての手腕が全国的に認められる形となりました。

(via SPORT)

【本日の総括】

イアゴ・アスパスの現役引退示唆という衝撃的なニュースが飛び込んできましたが、同時にクラブはヒラルデス監督のもとで若手とベテランを融合させた確固たるプレースタイルを築き上げています。来季のヨーロッパリーグ参戦に向けたプレシーズン計画や移籍市場の動きも活発化しており、ピッチ内外でセルタの新たな挑戦が始まろうとしています。