CDテネリフェ

昨シーズンの3部リーグ(Primera RFEF)を戦い、わずか1年でプロリーグである2部への帰還を勝ち取ったCDテネリフェは、今季のリーグ開幕戦において歴史的なロケットスタートを決めました。敵地イプルアに乗り込んだ初戦で、強豪エイバルを相手に1-3の快勝を収めて勝ち点3を手にしました。イプルアでの勝利は2013-14シーズン以来という、クラブにとって非常に特別な金字塔となりました。

この勢いに乗ったまま、日曜日の現地時間20:30(カナリア諸島時間)に、今季の本拠地開幕戦となるUDアルメリアとの一戦をエスタディオ・ヘリオドロ・ロドリゲス・ロペスで迎えます。

アルバ・セルベラ監督は、前節のエイバル戦で素晴らしい成果を挙げたイレブンに対し、信頼を寄せておりスタメンを大きく変更しない(「何ひとつ触らない」)方針を固めています。

ただし、累積警告のペナルティを消化し終えた、エクアドル出身のセンターバックで主力と目されるアンデス・ランダズリ(Landázuri)が出場可能となり、彼がレオン(León)やヴィエレック(Viereck)のどちらと組むか、あるいはエイバル戦と同様のセンターバックコンビ(オランダ人とマドリード人の組み合わせ)を継続するか、直前まで指揮官は熟考しています。

ディフェンスラインの右はホルヘ、左は David が固める見込みです。1年近く戦列を離れ前節筋肉の違和感で欠場したマーク・マテウ(Marc Mateu)は順調に回復し招集メンバーに復帰したものの、ベンチスタートが濃厚。もう一人の候補であるロコ(Roko Jureskin)は、個別メニューによるプレシーズン的な調整段階にあります。

中盤の底はファンホ(Juanjo)とヘスス(Jesús)の鉄板ピヴォットコンビが継続してゲームを組み立て、攻撃陣では移籍の噂(サラゴサなどからの関心)に揺れつつも、テネリフェ残留を表明したエースのヘスス・デ・ミゲル(Jesús de Miguel)が、プレシーズンでのケガを完全に乗り越えて今季初めて招集リストに含まれ、ヘリオドロのスタンドからの大歓声を待っています。

あるいは、新加入のドイツ人フォワードであるグラント=レオン・ラノス(Grant-Leon Ranos)は筋肉の違和感のため今回のビッグマッチを欠場することが確定。他の新規加入選手であるマウロ・ピトンらはベンチで出番を伺うことになります。

セルベラ監督は市場閉幕の9月1日までに、Manu Guill(スポーツディレクター)に対し、『カウンターアタックを鋭く完結させられるフォワードの補強が絶対に必要だ』と、若いスピードスターの獲得を水面下で熱望しています。 (via SPORT)

UDアルメリア

今季の2部リーグにおいて、間違いなく1年での1部復帰を狙う最有力候補として位置づけられているアンダルシアの強豪ですが、開幕戦ではエルデンセを相手に前半だけで3ゴールを奪う凄まじい攻撃力を発揮し、3-0の完勝を飾りました。

そのため、今週末のテネリフェ戦は早くも2連勝を狙う大一番。ガルシア・ピミエンタ新監督のもと、ポゼッションと圧倒的な個の技術を武器に敵地ヘリオドロで主導権を握る構えです。

さらに、セグンダでの絶対的な1年での1部復帰を掲げるクラブのフロントは、その圧倒的な財政力を示す、歴史的なリクルーティングを完了させました。

レアル・マドリードのカンテラ(ラ・ファブリカ)が生み出した最大の最高傑作であり、かつてのアカデミー指揮官から『彼こそがピッチの絶対的な支配者であり、脳だ』と絶賛されていた22歳の司令塔ミッドフィルダー、マヌエル・アンヘル(通称:マミ)を、総額「600万ユーロ」の満額キャッシュ一括支払いで、保有権の50パーセントを完全買収する形で調印を完了させました。マドリード側は将来的なリセール発生時にその移籍金の50パーセントを受け取る、あるいは優先的に買い戻せる権利を保持する、いつものスマートなスキームで放出しています。

さらに、バルセロナの将来の守護神候補であり、昨シーズンはアンドラで21試合に出場、今年6月にハンガリー代表としてフル代表デビューを果たした20歳のゴールキーパー、アロン・ヤアコビシュヴィリを、1年間の期限付き移籍(2027年における50パーセントの所有権買収オプション付き)で獲得したことを公式に発表しました。彼は40歳のレジェンド、アンドレス・フェルナンデスと高いレベルで正キーパーの座を争うことになり、最終ラインに大きな安定感をもたらします。 (via SPORT)