レアル・サラゴサ
歴史あるレアル・サラゴサは、今シーズンの3部リーグでの戦いを、かつてセグンダで猛威を振るい、前所属のポーランド1部アルカ・グディニャで29試合6ゴールを挙げた31歳のベテランフォワード、エドゥ・エスピアウを加え、カンテラ(下部組織)の選手を積極的に登用するプロジェクトを進めています。
サラゴサはプレシーズンの締めくくりとして、Soriaで行われたCDヌマンシアとの親善試合(2-1で敗戦)を行いました。イバイ・ゴメス新監督は、次週に控えるナスティック・タラゴナ(Nàstic)とのリアルな開幕戦(火傷するような本番の戦い)を見据え、17人の控えメンバーや若手中心の布陣で挑みました。
このヌマンシア戦において、カンテラの最大の至宝と評される16歳のセンターバック、ハビエル・ベルデホ(Javier Berdejo、2010年生まれ)がトップチーム公式戦で実戦デビューを果たしました。これは、前節のビルバオ・アスレティック戦において、主力DFのディエゴ・ゴンサレスが顔面を激しく負傷したことに伴う緊急の措置でした。ベルデホは16歳とは思えない卓越した戦術眼、対人での強烈なコンコントゥンデンシア、および最後方からのボール配給ポテンシャルを披露し、首脳陣を大いに唸らせました。試合は終盤のミスから1-2の敗戦に終わったものの、ベルデホの輝きは未来の希望となりました。
また、20歳の新進ピヴォット、アルバロ・パラシオ(Álvaro Palacio)も後半からピッチに立ち、高いクリエイティビティを発揮。チームはさらに、バレンシアから23歳のディフェンダー、ルベン・イランソ(Rubó)を完全移籍(バレンシアが25%リセール保持、3年契約、月曜日にサラゴサ入りしてサイン)で14人目の補強として確保しました。
イバイ・ゴメス監督は会見で、『プロアクティブ(主導的)なフットボールをチームに浸透させるためには、どうしてもリアティブなそれよりも時間がかかる。だが、次節のナスティック戦からは引き分けすら許されない。ゴールキーパーをセム・ヴェステルフェルトにするか、アナルツ・ペニャにするかは、直前のコンディションを見て決める』と、不敵な覚悟を口にしています。 (via SPORT / Superdeporte / ElDesmarque / AS)
UDラス・パルマス
ラス・パルマスは、北アフリカのセウタで行われた敵地アウェー戦において、ADセウタを0-2で下し、クラブ創設77周年の記念すべき日に、実におよそ27年ぶり(1999-2000シーズンにセルヒオ・クレシッチ体制で達成して以来)となる、歴史的な「開幕2連勝(勝ち点6)」のロケットスタートを決め、暫定首位に浮上しました。
試合は、領土・治安問題を巡って街全体が非常に緊迫した雰囲気にあり、チームは直前までモロッコ側への政治的配慮から抗議デモへの参加を躊躇していましたが、最終的にデ・ラ・バレーラ監督やラミレス会長の英断により、選手全員が「セウタは売り物ではない、セウタを守る(Ceuta no se vende, Ceuta se defiende)」と書かれた特別Tシャツを着用して入場し、敵地のサポーターから万雷の拍手と深い感謝を受け取りました。
ピッチの上では、29分にジェセ・ロドリゲスが放った鋭いシュートのこぼれ球を、日本期待のストライカーである宮代大聖(Taisei Miyashiro)が巧みなコントロールから右足で突き刺し、0-1と先制。宮代はこれで早くも今季5ゴール目となり、その圧倒的な決定力を解き放っています。さらに後半68分には、宮代大聖がスピーディなドリブル突破から決定的なラストパスを送り、これを受け取ったマヌ・フスターが精密な右足シュートを突き刺して0-2と試合を完璧に決定づけました。
ディフェンスラインでは、若きアレックス・スアレス(Álex Suárez)とネアル・ヴィエレックが強固な壁となり、セウタの決定的な攻撃をすべてシャットアウトし、今季初のクリーンシートを達成。
ピッチ外では、昨季2部最高のパフォーマンスを見せた絶対的守護神ディコ・ホルカス(Dinko Horkas)を、アラブ首長国連邦のアル・ワスルへ450万ユーロで完全移籍売却したことを公式発表。ラミレス会長は『彼の人生と将来の生活を完全に保証する巨額の契約だ』と祝福。後任の正キーパーには、セウタ戦でクリーンシートを達成したカロ(Caro)が君臨します。 (via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)