守備崩壊の深刻な実態とリーグワーストの60失点
🛡️レアル・ソシエダは今シーズン、守備の崩壊という深刻な問題に直面しています。現在、チームは60失点を記録しており、これはラ・リーガで最も多い失点数です。1試合平均の失点数は1.6に達し、かつての強固な守備力は完全に失われました。1月にペジェグリーノ・マタラッツォ監督が就任してからも戦術的なコントロールの欠如は改善されず、クリーンシートを達成できたのはマジョルカ戦とレバンテ戦のわずか2回のみです。特にシーズン終盤の失速は著しく、直近のリーグ戦7試合で15失点を喫し、そのうちバレンシア戦を含む3試合で3失点以上を許しました。さらに遡ると、直近14試合で29失点、うち7試合で3失点以上という目を疑うような惨状です。攻撃陣は機能しているものの、この守備の脆弱性がチームの足を引っ張っています。来シーズンに向けて、首脳陣とコーチングスタッフはディフェンスラインの再構築と守備戦術の抜本的な見直しを迫られています。(via Mundo Deportivo)
若きDFジョン・マルティンの台頭とスペイン代表予備リスト入り
🇪🇸プリメーラ・ディビシオンでのデビューからちょうど2周年を迎えた20歳の若きセンターバック、ジョン・マルティンは、今季のスペインサッカー界における最大の発見の一つとなりました。まだBチームの背番号を背負いながらもトップチームのスタメンに定着し、4月18日のコパ・デル・レイ優勝にも不可欠な存在として貢献しました。その卓越したパフォーマンスが評価され、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が率いるスペイン代表のワールドカップ2026に向けた55人の予備登録メンバーに見事選出されました。
本人はクラブの公式メディアに対し、『予想していませんでした。スペイン代表は世界最高の一つであり、多くの選手がいますから。代表でプレーできることは最高の出来事です。今年は大きな成長と定着のシーズンになったと思いますし、とても幸せです』と驚きと喜びを語っています。また、コパ・デル・レイ優勝については、『試合もその後の祝勝会も最高にクレイジーでした。今年こんなことが起こるとは想像していませんでしたが、とても幸せで、一生の思い出です。自分のため、チームのため、そしてファン全員のためにやることであり、多くの人を幸せにできることは素晴らしい誇りです』と振り返りました。さらに若手の台頭について問われると、『少し前までは22歳や23歳以下の選手はあまり見かけませんでしたが、今はどんどん増えています。若き才能がますます早く出てきているのは良いことだと思います』と自身の見解を述べています。
アイメリク・ラポルテやパウ・クバルシ、ロビン・ル・ノルマンといった強力なライバルがいるため、最終的な26人のメンバーに残る可能性は低いと見られていますが、落選した場合でも6月4日に行われるイラクとの親善試合に向けた代表のサポートメンバーとして帯同する予定です。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)
W杯出場決定選手 久保建英ら3選手が各国の代表へ
🌍ワールドカップ2026に向けた各国の代表メンバー発表が続く中、レアル・ソシエダからは現在までに3人の選手が本大会行きを確定させています。日本代表の不動の存在である久保建英は、ワールドカップ出場が決定している数少ない選手の一人として名前が挙がっており、ソシエダを代表して世界の大舞台でプレーすることが確実となっています。クラブでの実績を引っ提げ、日本代表の攻撃の要としてワールドカップでの起用法や現地メディアの評価にも大きな注目が集まる中、万全の状態で大会に臨むことが期待されます。
また、クロアチア代表からはルカ・スチッチとドゥイェ・チャレタ=ツァルの2名がズラトコ・ダリッチ監督のリストに名を連ねました。スチッチはシーズン序盤こそセルヒオ・フランシスコ前監督の下で出番に恵まれませんでしたが、1月にマタラッツォ監督が就任してからは絶大な信頼を勝ち取り、コパ・デル・レイ優勝にも大きく貢献しました。ワールドカップ予選ではジブラルタル戦の2試合にしか出場しておらず、2025年1月以降の代表戦でも直近12試合中3試合の出場にとどまっていましたが、クラブでの大活躍が見事に評価され、大逆転での代表入りを果たしました。一方のチャレタ=ツァルは不規則なシーズンを送り、クラブが持つ300万から400万ユーロの買い取りオプションが行使されるかはエリック・ブレトスSDの判断次第と不透明な状況ですが、本人は残留に前向きな姿勢を見せています。
さらに、スペイン代表の発表を控えるミケル・オヤルサバルや、ポルトガル代表のゴンサロ・ゲデスもワールドカップメンバー入りが有力視されており、ソシエダからさらに多くの選手が世界大会へ羽ばたくことになりそうです。(via Estadio Deportivo)
ブライス・メンデスにセルタ復帰の可能性
🔄ブライス・メンデスが夏の移籍市場でチームを去る可能性が高まっています。数ヶ月前にはサウジアラビアからの高額なオファーを拒否して残留を決断しましたが、マタラッツォ監督の就任以降は先発とベンチを繰り返すようになり、チーム内での重要度が低下しています。今シーズンは31試合で1819分の出場にとどまりました。契約は2028年6月30日まで残っていますが、クラブ側は選手の価値がこれ以上下がる前に資金を得るため、約500万ユーロという手頃な価格での放出を容認する構えを見せています。
29歳という年齢でありながらこの移籍金設定は多くのクラブにとって魅力的であり、中でも古巣であるセルタが強い関心を寄せています。クラウディオ・ヒラルデス監督の戦術スタイルに完全にフィットすることから、セルタは獲得に向けて動いており、選手本人も復帰に前向きで、すでに代理人を通じて話し合いの場を持っています。サウジアラビアなど他のクラブとの競争になる可能性もありますが、古巣への帰還が現実味を帯びています。(via Estadio Deportivo)
レンタル組の明暗 ハビ・ロペスとカルロス・フェルナンデスの躍進
📈他クラブへレンタル移籍している選手たちの間では、はっきりと明暗が分かれています。最もポジティブなニュースはハビ・ロペスです。レアル・オビエドはセグンダ(2部)へ降格してしまいましたが、彼は公式戦25試合、1756分に出場し、左ラテラルとして不動のスタメンの座を確立しました。ただし、ソシエダにはセルヒオ・ゴメスとアイエン・ムニョスが控えているため、復帰後も再び放出される公算が大きくなっています。
カルロス・フェルナンデスもミランデスで素晴らしい活躍を見せ、自身の価値を高めました。クラブは彼を買い取ってくれる移籍先を探しており、複数のチームが争奪戦を繰り広げています。
一方で苦しいシーズンを送ったのがジョン・パチェコとミケル・ゴティです。パチェコはアラベスでエドゥアルド・コウデ監督の下では重用されていましたが、キケ・サンチェス・フローレス監督の就任以降は出場機会が激減しました。直近8試合ではマジョルカ戦の9分間しかプレーしておらず、合計25試合、2004分の出場に終わりました。ソシエダでポジションを確保するのは至難の業ですが、プレシーズンでマタラッツォ監督にアピールする意向です。ゴティもコルドバで尻すぼみのシーズンとなり、来季のプレシーズンで改めてポジション獲得に挑むことになります。(via Estadio Deportivo)
退団が濃厚な3選手 マタラッツォ監督の構想外とエルストンドの別れ
👋4月18日のコパ・デル・レイ優勝以降、チームは1試合も勝てていない状況が続いています。すでにヨーロッパリーグ出場権は確保し、チャンピオンズリーグ出場権(5位以内)には届かなかったため、残りは消化試合となっていますが、その中でもマタラッツォ監督の構想から完全に外れ、退団が確実視されている3人の選手がいます。
一人目は冬の移籍市場でアル・ナスルからレンタル加入したウェズレイ・ガッソヴァです。アタッキングサードでの違いを生み出すことを期待されましたが、監督の信頼を得られず、ラ・リーガ5試合でわずか84分の出場に終わりました(うち45分はマドリード戦)。直近9試合中7試合で出番がなく、終盤の消化試合でも起用されませんでした。クラブは1200万ユーロの買い取りオプションを行使せず、夏に新たなウインガーを探す決定を下しました。
二人目はアルセン・ザハリャンです。今季は696分の出場にとどまり、バレンシア戦で驚きのスタメン起用があったものの、それまではリーグ戦7試合連続で出番がありませんでした。契約は2029年まで残っていますが、プレー時間を求めるならば移籍は避けられません。
三人目はアイエン・ムニョスです。1192分プレーしたものの、シーズン終盤は出番が激減し、直近13試合で出場したのはわずか4試合(うち2回は終了間際の出場)でした。契約は2027年までですが、残留の保証はありません。
その他の選手では、アルバロ・オドリオソラ(439分)は十字靭帯断裂の重傷を負い、ヤンヘル・エレーラ(472分)は怪我に泣かされました。ウナイ・マレロ(600分)とオースカルソン(835分)は残留が濃厚です。そして、アリツ・エルストンド(863分)は今季限りでの退団をすでに発表しており、長年在籍したクラブに別れを告げることになります。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)
最終節エスパニョール戦に向けて
⚔️レアル・ソシエダはラ・リーガ最終節でRCDEスタジアムに乗り込み、エスパニョールと対戦します。ソシエダは勝ち点45で歴史的な順位争いにおいて8位につけており、対するエスパニョールはすでに1部残留を確定させ、勝ち点で並ぶ7位に位置しています。ソシエダにとってはヨーロッパリーグ出場権をすでに確保しており、順位的なプレッシャーは少ないものの、歴史的なライバル関係にある両チームの直接対決として注目されています。(via SPORT)
【本日の総括】
コパ・デル・レイ優勝の歓喜の一方で、守備の崩壊や終盤戦の未勝利など課題も浮き彫りになったレアル・ソシエダ。久保建英やスチッチらのW杯出場という明るい話題がある反面、ウェズレイやブライス・メンデスら複数選手の退団が濃厚となっており、来季に向けたマタラッツォ監督の大規模なチーム再編は避けられない状況です。



