ジローナ戦プレビュー

ラ・リーガEAスポーツ第36節、レアル・ソシエダはアウェイのエスタディオ・デ・モンティリビに乗り込み、ジローナと対戦します。試合は5月14日の20時にキックオフされ、Movistar+ LaLigaで中継されます。対戦相手のジローナは勝ち点39で降格圏となる18位に沈んでおり、残留に向けて何としても勝ち点3が必要な極限の緊張状態にあります。一方のレアル・ソシエダは、コパ・デル・レイのタイトルを獲得したことでヨーロッパリーグの出場権をすでに手にしており、肩の荷が下りた状態で終盤戦を迎えています。

しかし、チームはコパ・デル・レイ制覇後、リーグ戦では4試合から5試合連続で勝利から遠ざかるという小さなスランプに陥っています。直近のベティス戦では終了間際に辛くも2-2の引き分けに持ち込み、勝ち点1をレスキューしました。事実上、今シーズンを終えたようなリラックスした雰囲気も漂っていますが、モンティリビでの勝利は、ラ・リーガを7位でフィニッシュするという最終目標に向けての大きな一歩となります。もしここで勝てなければ、複数のチームに順位を抜かれるリスクがあり、ギプスコアの人々の記憶に残る素晴らしいシーズンの終盤に水を差す危険性があります。

前半戦の対戦では、ジローナがアノエタでツィガンコフの2ゴールにより1-2で勝利を収めており、レアル・ソシエダにとっては雪辱を期す一戦でもあります。プレッシャーが少ないとはいえ、レアル・ソシエダはボールを持たない時の激しさ、プレスの強度、そしてボールロストを突く能力を持つチームであることに変わりはなく、激しい試合展開が予想されます。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)

マタラッツォ監督の去就

降格圏を彷徨っていたチームを引き継ぎ、7位争いへと導き、コパ・デル・レイ優勝と来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権をもたらしたペジェグリーノ・マタラッツォ監督は、現在のレアル・ソシエダの成功における最大の立役者です。アメリカ出身の指揮官は、ドノスティアの生活と社会に非常によく馴染んでおり、街を散歩したり、コーヒーを飲んだり、日々の用事をこなしたりと、一市民としてリラックスして過ごす姿が見受けられます。

クラブとの現行契約は2027年6月30日までとなっており、さらに1年の契約が残っています。そのため、現時点では契約延長についての話し合いは行われておらず、クラブ側も監督自身も全く急いでいません。双方にとって現在の状況は良好であり、焦る必要はないという共通認識を持っています。

マタラッツォ監督は自身の去就について次のように長く語っています。

『力強くシーズンを終えることに集中している。まだ話はしていない。正直なところ、このチームのことだけを考えており、他には何も考えていない。契約は1年残っているので、急ぐ必要はない。ここで本当に幸せだし、コーチングスタッフや選手たちと一緒に働くことをとても楽しんでいる。しかし、私は続けたいと思っているし、日々の仕事を続けていく。それが今、私が集中していることだ』

さらに、マルカ紙が「来季のレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長に推薦された監督候補の一人である」と報じたことについて、記者会見で冗談めかしてこう切り返しました。

『あなたが気に入ろうと気に入るまいと、来年はレアルを指揮しているよ』

このように、外部の噂を一蹴し、来季も引き続きレアル・ソシエダで指揮を執ることを約束しています。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo)

欠場・復帰選手と予想スタメン

ジローナ戦に向けたメンバー編成にはいくつかの動きがあります。負傷によりゲデス、ルペレス、オドリオソラの3選手が欠場となります。さらに、オスカルソンも累積警告による出場停止でこの試合には出場できません。

一方で、ポジティブなニュースとして、アランブルが出場停止処分を終えてスカッドに復帰します。また、それぞれの負傷を乗り越えたスベルディアとカリカブルもチームに戻ってきました。

ジローナ戦の予想スタメンは以下の通りです。

ゴールキーパー:レミロ

ディフェンダー:アランブル、ジョン・マルティン、チャレタ=ツァル、セルヒオ・ゴメス

ミッドフィルダー:ゴロチャテギ、ソレール、スチッチ

フォワード:バレネチェア、久保建英、オヤルサバル

日本人選手の久保建英は、アタッカー陣の一角として先発メンバーに名を連ねることが予想されています。欧州カップ戦出場権獲得に大きく貢献してきた久保が、この試合でも右サイドから相手の脅威となり、チームの勝利を引き寄せるプレーを見せることが期待されています。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)

順位と欧州大会出場権

レアル・ソシエダは現在勝ち点44を獲得しており、アスレティック・クラブと並んで8位につけています。リーグ戦の順位だけを見れば熾烈なヨーロッパの大会への出場権争いの真っ只中にいますが、チームはすでにコパ・デル・レイのタイトルを獲得しているため、来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を完全に確保しています。

これにより、チームは他のライバルクラブのようなギリギリのプレッシャーからは解放されていますが、リーグ戦を7位という好成績で締めくくるためのモチベーションは高く保たれています。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo)

【本日の総括】

コパ・デル・レイ優勝でヨーロッパリーグ出場を既に決めているレアル・ソシエダですが、マタラッツォ監督の続投宣言のもと、久保建英を含むベストメンバーで7位フィニッシュを目指し、降格圏で必死のジローナとのアウェイ戦に臨みます。