ペジェグリーノ・マタラッツォ監督の来季構想と放出候補

💔 4月18日にコパ・デル・レイ優勝を飾って以降、ペジェグリーノ・マタラッツォ監督率いるチームは1試合も勝利を収めていません。ヨーロッパリーグの出場権はすでに獲得済みであり、残りの試合はほぼ消化試合となっています。対戦相手の多くが降格争いをしている中、指揮官にとってはこの終盤戦が来季に向けた戦力を見極めるための最終テストの場となっています。

現在、指揮官から放出の対象として指摘されている選手は3名います。

1人目はウェズレイ。1月にアル・ナスルからレンタルで加入したものの、ほとんど構想外となっています。加入後の出場はわずか84分にとどまり、そのうち45分は2月に行われたレアル・マドリード戦(1-4で敗北)でのものです。直近3試合は出番が全くなく、直近9試合を見ても7試合でプレー機会を与えられていません。クラブは買い取りオプションを保有していますが、行使されないことは明らかとなっています。

2人目はアルセン・ザハリャン。今シーズンの出場時間はわずか696分にとどまっています。バレンシア戦では驚きのスタメン起用を受けましたが、それまではリーグ戦7試合連続で1分もピッチに立っていませんでした。契約は2029年まで残っていますが、出場機会を求めるのであれば移籍先を探す必要があります。

3人目はアイヘン・ムニョス。今季は1,192分プレーしていますが、シーズン終盤における彼の役割は完全に脇役へと降格しています。バレンシア戦では3試合連続の出番なしを経てスタメンに名を連ねましたが、直近13試合で見ると出場はわずか4試合。そのうち2試合は86分と90分からの途中出場でした。2027年までの契約を結んでいますが、来季の残留は保証されていません。(via ElDesmarque)

出場機会に苦しむ選手たちと退団決定のベテラン

🏥 その他の出場時間が限られている選手たちについても、様々な事情を抱えています。

アルバロ・オドリオソラは前十字靭帯断裂という重傷を負ったため、今季の出場は439分にとどまっています。契約は2029年までとなっています。

ヤンヘル・エレーラ(出場472分)は、加入1年目ながら度重なるケガに苦しめられる不運なシーズンを過ごしました。

一方で、ウナイ・マレーロ(600分)とオースカルソン(835分)はシーズンを通して十分な出場機会を得られなかったものの、クラブから放出される可能性は低いと見られています。

そして、今季863分プレーしたアリツ・エルストンドについては、すでに今シーズン限りでの退団が正式に発表されており、長年支えたクラブに別れを告げることが決まっています。(via ElDesmarque)

スペイン代表W杯メンバー争い:オヤルサバルの絶対的地位

🇪🇸 今夏のワールドカップに向けたスペイン代表のメンバー争いで、レアル・ソシエダの選手たちの立ち位置が明確になっています。

絶対的な主力として君臨しているのがキャプテンのミケル・オヤルサバルです。スペイン代表の攻撃の中心として、センターフォワードのポジションを確実なものにしています。周囲のウイング陣に負傷者やコンディションの不安を抱える選手が多い中、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督にとってソシエダのキャプテンは最も信頼できる攻撃のカードとなっています。

その一方で、厳しい現実を突きつけられているのが守護神アレックス・レミロです。ウナイ・シモン、ジョアン・ガルシア、ダビド・ラヤとの熾烈なポジション争いの末、代表リストから外れることが決定的となっています。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)

負傷による悲劇とプレリスト入りした選手たち

🚑 スペイン代表の55人のプレリストには、左サイドバックのセルヒオ・ゴメスと、若手のジョン・ゴロチャテギがしっかりと名を連ねています。

しかし、ワールドカップを目前にして最大の悲劇に見舞われたのがアンデル・バレネチェアです。シーズン終盤の素晴らしいパフォーマンスにより、ワールドカップ出場枠を勝ち取るための猛アピールを見せていました。しかし、エスパニョール戦で痛恨の負傷。このケガによりプレリストから外れることが確実となり、代表にとっての大きな痛手となるとともに、彼自身のワールドカップ出場の夢は完全に打ち砕かれてしまいました。

なお、本日時点において、日本人選手の久保建英に関する新たな動向、起用法、ケガ、移籍・契約関連の情報は一切確認されていません。(via MARCA) (via Estadio Deportivo)

直近の試合状況とBチームの動向

📉 トップチームはリーグ戦で苦しい戦いが続いており、本拠地アノエタで行われたバレンシア戦では敗北を喫しました。また、ライバルのアスレティック・クラブのファンからは『チャンピオンズリーグでプレーする状態から、レアル・ソシエダに降格から救われる状態にまで落ちぶれた』と嘆きの声が上がるなど、間接的にソシエダの試合結果が他チームの命運を左右している状況です。

一方で、セグンダ・ディビシオン(ラ・リーガ・ハイパーモーション)を戦うフィリアル(Bチーム)は、アノエタでの最終節でクルトゥラル・レオネサと対戦することが決まっています。クルトゥラル・レオネサは残留に向けて必死の戦いを続けており、アノエタでの一戦は白熱した試合になることが予想されます。(via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)

【本日の総括】

コパ・デル・レイ優勝以降勝利がなく、マタラッツォ監督はすでに来季に向けたチームの解体と再構築に着手しています。ウェズレイ、ザハリャン、アイヘン・ムニョスが放出の危機にあり、エルストンドの退団も決定。代表関連ではオヤルサバルがW杯の主軸となる一方で、レミロの落選やバレネチェアの無念の負傷欠場など、明暗がくっきりと分かれる一日となりました。